「Ocha ニューウェイヴ フェス」に行ってみた!
日本茶にハマりだしてからあんまり日が経っていないのだけど、丁度よく(?)イベントがあり、行ってみることにした。(偶然知った)
https://www.chagocoro.jp/article/5776.html
こんな感じ。
そもそもお茶(日本茶、緑茶)って年配者が好むようなものだとか、家で飲めるものだからお金を出してまでして飲みたくないと、正直言うと思うかもしれないが、もしも本当にそういう価値しかないのだったら、もっともっと早くに衰退していただろう。
それもそうだし、みんなやっぱりコーヒーが美味しいと言って、カフェの文化が広まったに違いない。
ここにも「お茶あり〼」
だけど、よくよく考えて街を見回すと、気づけば日本茶のお店がどこの街にも必ず一つは存在していることに気づく。
「需要がある」という言葉よりも、やはり「日本茶が好きなひとがいる」ということと、生活の一部に欠かせないものとして見ているからに違いない。
僕の家庭にもお茶を飲む時間があったし、今まで出会ったひとでお茶が嫌いだというひともいなかった。どっちかっていうとみんなやっぱりお茶が好きなんだと思うのだ。だからかな、このイベントを知ってちょっと嬉しかった。
お茶以外にもいろいろある
窓際の茶葉がオサレ
行ってみた感想の最初の気持ちとして、やっぱりすごく親しみやすいなと思った。
コーヒーみたいに、見た事もないようなマシンや語句が並んでいたり、どこの国でどんなところなのかわからないような国から栽培されたものなんだという説明も聞くことはない。そしてなんと言っても“若者”が楽しんでいる姿がある。
年配者がいると入りにくいだとかそもそも行きたくないということではなくて、何か気難しくてかしこまったものなのかと警戒しなくても良いという感じだった。気軽で誰でも来ていいという感じ。
どこかの映画で観たようなパーティの雰囲気でお茶を楽しむのがオシャレでカッコよかった。
お茶を淹れてくれるのもみんなカッコよくて可愛くて、楽しいひと、そしてなによりもお茶が大好きでたまらないひと達が集っていた。誰かが優れているんだとか、誰の知識量が多いんだとか、そんなことはない。それぞれお茶の持つ美味しさを引き出すことに卓越している。そんな感じだった。
それをひと口に空間そのものが「親しみやすい」とでも言うのかな。
入場は無料で、お茶を飲んだり食べ物を食べたりするのにだけ、ちょっとお金を出すという感じなのも入りやすい空間だった理由の一つなのかもしれない。
お金の払い方も「クレジットカード、交通系IC、paypay」などで支払われるようになっていたためだろうか、どこか衛生的なイメージがあって、「商売をしている」という感じも微塵に感じさせないところがあり、そのあたりも清潔感のある対応が、僕にはすごく良かった。
現金を使えないということで僕は告知を見逃していた事もありちょっとだけ困ってしまったのだが、現金を使わない空間がに日本茶にはちょうどいいと感じた。なんというか、友達の家で淹れてもらっているような、そんな感じ(実際はお金を支払っているのだけど)。
支払いを終えるとコインを三枚もらえる。
いくらか二枚出して淹れてもらえるちょっと特別なお茶があったが、基本的にはコイン一枚につきお茶が一杯だ。
僕はそれぞれ違う新茶を3種類飲ませてもらったのだが、それぞれが全く違う味でおもしろい。びっくりした。
見るからにスッキリしてる
茶葉と淹れてくれる様子
スッキリ青々とした風味から、穀物のようなコクリとした風味、頭の中に濃い緑を連想させるような風味豊かなものがある。見た感じは色の違いでしかないが、風味は大きく異なっている。
スッキリしてそうでも風味が強いものもある
カッコいいし、道具もかわいい
実は紅茶もあった
キレイな緑
濃ゆい緑
最近はドリップ式で淹れるものも増えているんだとか
コーヒーの違いはそこまでわからずに、首を傾げたままになってしまうのだが、口の中に残らない爽やかな風味を飲み込むのが僕は好きなんだろう。
茶葉も食べさせてくれる
淹れ手の方達はそれぞれお店を構えており、そこで飲むことができるんだとか。
a drop . kuramae(蔵前)/SAKUU 茶空(渋谷)/SA THÉ SA THÉ/
Satén japanese tea(西荻窪)/TEA BUCKS(代官山)/norm
お店に行ってまた飲みたい。
五月の新茶と東京にまた楽しみが増えて元気が出た。
お茶で休憩、これからの僕は。