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絵本朗読だって仕事になる?

考えた仕事の案があって、冗談ながらにも考えている。
非常識な事もあるかもしれないが、突飛な考えも現実的に考えてみるとおもしろくて、発想がずっと大きくなるのだ。


発想は冗談だろ、と言われるかもしれない。しかしそれを実行して「本当のこと」とする作戦を本気で考えるのも、なかなかにおもしろい。
こどもの頃になりたかったような仕事だったり、こんな仕事があったらいいななんて、こどもみたいに考えてみて、それをオトナである自分が現実的に考えて本当のことにしてゆく。
僕達は作られた仕事をこなすだけの生き物ではない。自分で作り出して、自分の都合の良い仕方で働いたって何も悪いことなんかないのだ。


いくつか考えた仕事の案をここに残しておこう。




前回は「ぱぱスナック」についてだった。
女性が癒される場所、女性を支える場所としての話を聞く場所を設けるという観点から考えた。

僕は女性の権限がうんぬんかんぬんという気持ちは持ち合わせていないが、男性向けな社会になっているのは感じることがある。
それこそお店だったり商品だったりで、男性サイズしかないとか、基本的に男性が使うものとして設計されているものも少なくはない。

おかしいぞとか、変だよななんて事を言いたいわけじゃないんだな。
女性が通えるスナックがないなら、作ればいいじゃないかという、穴を埋めるような観点で考えたわけだ。

ないものは作る、発想がないなら発想してみる。そういう考え方が大切なんだと思う。



今回は「スーパー絵本朗読」について考えようかと思う。

またなんか変なこと考えたな。
そう、またちょっと変なことだけど、普通なことを普通にやるのだって難しいんだから、変なことで普通にお金を稼げることを考えるのは、もっと厳しいだろう。


しかし、変なことも考えなきゃ、「おもしろさを普通に求める」なんてできやしないと思うのだ。


「スーパー絵本朗読」とは…

概要としては、音響やライトなどを用いて、普段以上に迫力ある絵本の朗読を行うことだ。
今は携帯電話などで簡単に音楽や効果音を流すことができるし、高性能な小さいライトだってある。
動かない絵に文字が付いてるだけでも演技力や音でもっともっとおもしろいお話にできるだろうと思ったのだ。

「こどもにそんなの必要ないんじゃない?」とは思うが、じゃあ言わせてもらうが、そんなこと言うなら、ディズニーに連れて行ったり映画に連れて行ったりしないのかというとそうでもないでしょ。
エンターテイメントとしてこどもを楽しませたいという気持ちは「あるかないか」で言うなら、そりゃ当然あるわけだ。印象に残る思い出になるということはあるだろう。


で、なんで絵本なの?

というところ。


そう。そこだ。
絵本って、僕のイメージで言うと、ペラペラペラっと読むだけで、特に感情的になったり迫力を出したりすることはない。

そんな朗読なら迫力を出して、もっとおもしろくしてやったらもっとおもしろいだろうし、家庭に呼んでもらうスタイルだとなかなかないだろうと思ったという、ただそれだけ。
家庭でも、そういうおもしろい人を呼んで楽しめるならそれもいいだろうと思ったのだ。家庭に呼んでもらうというデリバリースタイルがこの仕事のポイントだ。


たとえばお誕生日会とかで誰かのお家に呼んでもらって、みんなで仲良く座ってすんごい絵本の朗読をプレゼントしてもらうのもおもしろいだろう。


持ち歩けるスピーカーと、ケータイとあとは本をいくつかを持ってできる。
ライトアップできるならより良いかもしれない。あんまり大荷物になってゴタゴタすると良くないけども。


僕は小学生くらいの頃は国語の教科書などの朗読をするとき、感情を入れて読んだりするのは苦手としていたのだが、とある番組か何かを見て、あとは演劇を観たりして、「演技力があること」がカッコいいなと思うようになった。

その影響もあってか、密かに朗読を練習するようになり、5人から10人くらいのキャラクターを演じ分けて読むことができるようになった。
でも、それこそプロに教えてもらったわけじゃないので下手っぴだとは思うのだが、幼稚園の先生とか母親が読んでくれるような絵本って、演技力や迫力に欠けるなぁと思って、この仕事を思いついた。アナウンサーでもないし、役者さんでもないのだけど、そういうエンターテインメントな人が身近にいるのもおもしろいことだろうなと思ったわけだ。
アナウンサーとか声優さんや俳優さんのお仕事はテレビに出たり舞台に立ったりするだけじゃないぞということもこどもに知ってもらうチャンスでもあると思うのだ。


たとえば晴れた春の日に庭先で読んでもおもしろいだろうし、縁側なんかに座ってわいわいと読んだっておもしろい。

その子のお気に入りの絵本を読んだって良いよな。

リアルさとか臨場感、それに音楽なんかを用いて思い出に残るようなお気に入りの絵本の朗読なんかステキだろうなと思った次第である。


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二ノ宮金三郎
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