連鎖を生み出す
「負の連鎖」という言葉はよく聞きますが、その反対の言葉も、もちろんあります。しかしなかなか聞きませんね。
答えを言ってしまうと負の連鎖の反対後は「正」です。
「正の連鎖」
となります。
ただ、この正の連鎖ってなかなか使わないですよね。その理由はちょっとわかりませんが、負の連鎖についてちょっと考えてみました。
正の連鎖よりも負の連鎖の方が起こりやすいんでしょうか?
負の連鎖って、だいたい仕事場か家庭のどっちかで出てきますよね。
(まぁ、オトナになるとだいたい仕事しているか家庭にいるかですが…)
それはたぶん。実際に負の連鎖なのか、単純に考えすぎなのか、どっちかなんじゃないかなぁと思って仮説を立てました。
たとえば、実際に僕の場合だと、これは負の連鎖だなぁと思ったのが、「太る」という現象です。最悪の負の連鎖ですよね。つらい。
それは僕だけじゃないって?そうですよね。なんとなくわかっていましたけど(笑)、とりあえず自分に起こっている負の連鎖について考えてみたところ、顕著に現れて出ているのが「太る」という事なのではないかと考えました。
太るって、謎です。
なぜ謎なのか。
太る理由と、解決法がわかるのであれば、こんなにもダイエットに関する道具や食べ物が生まれるはずはありません。
ああしたらどうか、こうしたらどうか、とみんながみんな試行錯誤しているんだなってのがわかりますね。きっと完璧に確実に痩せられる方法なんてないのですよね。
もしくは、“いろんな解決の仕方がある”という事でもあると思います。これも良いしあれも良いなんて具合です。
だけどこれをしたら“確実に”痩せるという確信は突いていませんよね。それがわかればみんなそれをやって痩せ細っているはずです。
僕たちはそういうダイエット道具や、ダイエット用の食べ物を“全く活用しない”となると、それは悪循環、負の連鎖へと繋がっていきます。どこかでちゃんと生活を管理して、正の連鎖を作り出さなくてはいけないという事です。
そうやって、ちょっとした「小さい負の連鎖」を少しずつ少しずつ消していけば、僕らの体は太らない方向へと変わっていくのだという事なんだと思います。(おそらくそれが正の連鎖と言うのでしょう)
僕の場合、負の連鎖のはじまりはお酒を呑む事ではないかと思っています。
お酒を呑んで、食欲が増してたくさん食べます。お腹いっぱいになっても後でご飯とかラーメンが食べたくなったりして、限界を迎えているのにもかかわらず、たくさん食べようとしてしまいます。
それに、次の日もなかなか起きられなくて運動の習慣が削がれてしまったりします。
まさに負の連鎖!
こういうのが習慣として身についてしまうと非常に苦労しますね。
それが普通になってしまって自分が負の連鎖に陥ってしまっている事すらわからなくなってしまいます。
そうなんですよね、正の連鎖と負の連鎖は全く逆のものです。
楽をすればするほど、欲のままに行動すればするほど負の連鎖は加速していき、正の連鎖は「楽」の逆である方向に行かなくてはいけないので、単純に楽ではないのですね。なるほど。その点を考えると、負の連鎖は正の連鎖よりも起こりやすい事がわかります。
つまり、いちどでもそんな風な楽をすると、次第に楽という名の負の連鎖が始まってしまいます。
だから、負の連鎖を止める、もしくはその逆の「正の連鎖」を引き起こす何かが必要なんだという事が最近わかりました。
簡単じゃないからこそ、やりがいがあったりおもしろかったりするものです。
それをちょっとずつ見いだして探していこうかな。
正の連鎖だな、これからの僕は。