知ってて損はない食品の保存方法
はてさて、明日から“自粛しない生活”が始まるわけなんだが、状況はこれからどんどん良くなるとは限らないし、よくなる保証も全くもってない。
なんなら僕はどんどん悪くなると予想している。それに備えようという話。
予想したことがもしもはずれたって今回考えることはたぶん役立つ知識だと思う。
今回こうやって「家の中にこもって外出を自粛しなさい」と言われた際に困ったのが、おそらくみんな同じだろう。それが…
「食べ物」だった。
そりゃあそうだろうね。
外に出ないで何が楽しみかって、ゲームか食べることのどちらかだろうか。あとはテレビとか?僕の周りにテレビ見るひとはもう少なくなったけど。
まさか僕みたいに家の中で机の前に座って作文をネチネチ作るのが好きだなんてひとはいないだろう。
(実を言うと僕もあんまり好きじゃない)
家にいるとどんどん食料が減っていくに違いないだろう。
僕の場合ひとり暮らしだし、“これ食べときゃいいか”って、テキトーに食事を済ませられるけど、家族で住んでたらそうはいかない。
米はもちろんだが調味料や、肉や魚はどんどん減っていくだろうなぁ。大変。
さて、どうしたものかね。どうしたらいいかな。
僕的に食料をどうやってうまく保存しながらやっていくのか考えてみる。
まずは、保存食、インスタント系や乾物系などを充実させる事かな?なんて思っている。
うどんや蕎麦、マロニーちゃん、カップラーメンや袋麺、パスタなどの炭水化物だ。
お湯に入れておけばだいたいのものは食べられるようになる。超便利!
と、言いたいところだが、カップラーメンはまだしも、数分煮込んだりしなくてはいけない袋麺系やパスタは吹きこぼれる恐れがあるから、お父さんやお母さんが料理する分にはいいが、チイちゃい子供さんにさせるのはちょっと怖い。
子供にさせるならお湯を入れて完成するタイプだな。
それがこういうの、便利だからみんな買っていっちゃうのな。
今回食料品がごっそりなくなった時に思ったのが、マロニーちゃんと、あと、ぶっ込み飯系のインスタント食品が余りに余っていたことだった。その辺の食品は人気がないのね。へぇ。
そしてお肉。
お肉は生のまま冷凍しても大して味の変化はないから、冷凍保存しておくと良い。長く持たせるためには、冷凍させて保存すれば何ともないが、おそらく食品が無くなってしまういちばんの要因は意外にも“たくさん食べてしまう事”じゃないかと思う。笑
買い込んですぐはたくさんあるからと安心して、たくさん食べがちになってしまわないように、めんどくさくても小分けにしてラップに包んだら、形を整えて冷凍すると良い。
できる限りバットに移して、包丁で当分に切ったり小分けにしてひと口サイズにしてから15個〜30個に分けると考えやすい。つまり、1日に1個使うとしても半月か1ヶ月保つという事だ。
ひき肉の場合も同じだが、ひき肉の場合は業務スーパーにパラパラ状になっているひき肉がある。それを使うと安くて小分けにしやすい。業務スーパーに売っているこのパラパラひき肉はおそらくほとんど脂(ラード?)なのかもしれないけど、たとえラードでもエネルギーになるし、食事に旨味を与えてくれるから馬鹿にしてはいけない。これも小分けにするか、使う際にスプーンで何杯かと決めて使うと良い。そうすると長持ちする。
スーパーで買ったひき肉の場合は味付けや香味づけ(おろしニンニクとかで)して小分けにしてから保存する。保存する大きさはそれぞれの家族で違いが出るが、100円ショップに売っている氷を作るやつに入れて冷凍すると等分に小分けできるのでオススメ。(もちろん後で何か別の容器にうつす)
次はお魚。
お魚は生で冷凍するのは向いていない、なんというか、食べられるんだけど不便すぎる。
お魚が食べたい場合は、これはもうそのまま食べる丸焼きとかお刺身は諦めるしかない。保存した食事で食中毒になるとかは本末転倒だ。
じゃあお魚はどうするのか?
全部“調理済み”にしてしまうのだ。
茹でるとか焼くとか濃い味で煮るなどしてしまって調理してしまう。焼いたものならほぐしてしまってひき肉と同じ状況にしてしまうといい。魚の場合もひき肉と同じように味付けをしてしまう(魚の場合は塩だけで良い)。言うならシャケフレークとかサバフレークにしてしまうということ。解凍してご飯と混ぜるだけで食べられるし、子供でもできる。安全でお手頃だ。
コンビニに行って食べる手間も省けるし、“乾燥わかめ”なんかも入れると彩りもできて栄養面でも申し分ない。
少し大きい子がいるなら一緒に三角おにぎりを作れて、多少のレクリエーションや気分転換にはなるかもしれない。こういう家の中にこもらなくてはいけない時なんかは良いね。おもしろい。(ただ、その際はしっかりと手は洗うこと。もしくはラップに包みつつ握る。)
あ、そーだ。おにぎりにしてしまって冷凍でもいいが、おにぎりはそれそのものが大きいので冷凍庫を圧迫しかねない。その点で言うならお魚のフレークを冷凍しておいて、レンチンしたものを炊き立てのご飯に混ぜ込んでからおにぎりなどを作った方が良い。もちろん、余ったご飯は冷凍する。
冷蔵庫の中をきちんと整理したりタッパーやラップなどを駆使してしっかり密封保存すると抜群に保存性は高くなる。どれくらい保存できるのかはそれぞれの食材で違ってくるから、一概に言及することは難しいが、冷凍保存であれば軽く1カ月は可能だろう。ラップに包んだ時には平たく整形してから保存すれば、冷凍庫は圧迫しないし、解凍も素早くできるのでオススメ。
煮込んだお魚はジップロックに入れて、極力空気を抜いて保存。これは冷蔵庫でいい。濃い味にすると、少ない量でお米などがたくさん食べられる。お米だけ食べようと思うと難しいが、こういう味の濃いものをちびりちびり食べるとお米もすすんでいいでしょ。
問題なのはお野菜だ。
お野菜も調理してしまって冷凍はできるが、味や食感が変わってしまうものが多いので、これもどれがオススメなどと言及することは難しいが、生のまま保存するのはもちろん良くない。ピクルスやぬか漬けなどの漬物にしてしまったり、トマトなどならソースにしてしまうのが良いだろう。トマトソースなどはもう缶詰になっているから缶詰を買っておいて、缶詰でできる料理を作る方が効率的なんじゃないかと思う。
缶詰は業務スーパーに行った方が良い。スーパーだと小さいし高い。大量購入などできないので、たくさん買う場合は確実に業務スーパーを活用した方がいい。
調理するのが苦手な方は業務スーパーに売っているカットされたお野菜も使える。調味料さえケチらなければ十分に美味しくいただけるのでオススメ。
最後にバナナなどのフルーツ系。バナナはフサのまま保存しているとどんどん熟れて行ってしまうので切り離してしまうといい。皮が黒くなっても中身はなんと白いまま。バナナは完全なる保存食でもあるのだ。さっすがバナナ!リンゴなどはできるだけ冷蔵庫には入れない方が良い。エチレンガスで他のものが腐敗しやすくなったり、野菜が隣にあったりすると成長を早めてしまい腐るのが早くなってしまう。もしも冷蔵庫に保存したいのであればジップロックに入れることをオススメする。こんなこと言ってると、タッパーやジップロックをたくさん買わなきゃいけなくなるんじゃないかと思うが、買ったら買った分だけ冷蔵庫の容量は増えると思った方がいい。そりゃ限界はあるだろうけど。買わないよりかは食料の保存期間は伸びるし、保存できる容量もかなり増える。料理したら料理した分だけ、料理したものをそのまま保存できるのはすごく便利で冷蔵庫の中に溜まっていくのがおもしろくなるよ。
これだけのことを知っているか知っていないかだけでも家族を養ったりひとり暮らしで小さい冷蔵庫だから買い物そのものができないってひとでもいくらか食料の保存ができるはず!がんばろう!
たぶん、こういう時ってみんなスーパーに行きがちなんだが、業務用のものが売ってある場所に行くと、パスタとか缶詰、冷凍系の食べ物がかなり大量に揃うのでひとり暮らしだから”食べきらない”とかそういうことは抜きにして、とりあえず行ってみたらいいのだ。使える物は確実にある。キクラゲや春雨も具材としては優秀だ。業務スーパーに行きたくなったなぁ。
こう言っているけど、自分じゃあんまりやっていないのが現実。
言うからにはやった方がいいよね。
箱に詰めるだな、これからの僕は。
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