白く可憐な花の名前。
ご無沙汰しております。またしばらく「長いお休み」を頂いておりました。
いつの間にやら、金木犀の花薫る時分となりましたが、ご健勝のことと存じます。
昨日のお話なのですが、
ある作品タイトルに、普段目にしない花の名前が使われてまして。
ネット検索してみたところ、
いわゆる「木に咲く花」で、写真で見る限り、白くて可愛らしい花なんですが、
実の方が(圧倒的に)知名度が高い…という。
(亡くなった母方の祖父が、枇杷の花を「粗ッソウな花さぁ…」と評していたそうですが、正にそんな感じです)
何故この花を作品タイトルに…?と首を捻り、
ふと思い付いて花言葉を調べてみました。
……「恋のあせり「無視したら私は死にます」「私を見て」「愛は死より強し」…。
中には、「未来」なんていう花言葉もあるのですが
大体が、何やら、ストーキング犯罪の記録にでも出て来そうな
「…うーわぁ…」という印象の意味を持つ言葉の羅列でした。
シェイクスピアも、『ハムレット』の劇中の台詞で、花の名前を、その花言葉を暗示させるために挙げておりますが、
(あの方、そもそもが詩人ですし)
タイトルに詰まった時には、そういう風に花言葉を使ってみるのも悪くないかも知れない、…と、
「創作者の端くれ」として、少し思ったことでした。
最後までお読みくださいまして、誠に有難う存じます。
m(_ _)m
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