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【youtube見続ける長男と次男】理解と対応は全然違う。

\子育てにあたらしい選択肢を/
育児法を学んでももうまくいかず育児ストレスが高いママやパパが、マインドフルネスで自分のまんまで子育てを楽しめるように活動しています。
臨床心理士・公認心理師小林ふみこです。

youtubeとの付き合い方ってむずかしいですよね。
わたしも、日々難しいなと思う一人の母親です。
最近の出来事で、整理されたyoutubeとの付き合い方について書きたいと思います。ご参考に少しでもなったらうれしいです^^



3歳の次男youtubeやめられない。


長男が8歳なので、youtubeデビューが早い次男。

さらに長男は、公立校が肌に合わず心身ともに辛い時期があり、youtubeを見るしかできないことがありました。

(いろいろと母的にも試みましたが、彼の状態には今youtubeが必要で、youtubeがあるから自分を保っていられそうな感じだったので、何も制限しない時期が長くありました。)

だから、次男もその影響でずーっと見るようになっていったんです。

長男にも、「youtubeが心の安定に今は必要なのかもね」「見ている間は何にも考えなくてすむのかな」など、youtubeを見る意味を伝えていました。

彼は、家以外の生活が安定し心が落ち着くと、

youtubeで心の安定を図らなくても済むからか、自然に離れる時間も増えていきました。

でも、次男は変わらず見続ける日々。

どこかで、長男がyoutube見なくなったら次男も見なくなるだろうって思っていたんですが、次男のみ変化なし。

「なんでこんなにyoutube見るんだろう…!?」と思うようになりました。

そもそも、パターンでしかない!


長男の場合は、心の安定のためという理由もありました。でも、次男の場合、「youtubeがある生活」のパターンでしかないんです。

朝起きたら、マイゼンシスターズを見る。
帰宅後は、マイゼンシスターズを見る。
寝るまで見る。

youtubeの時間交渉を試みましたが、結局、やめられず破綻。

幼いので、そもそもがイヤイヤ期。
制限に対して「イヤーーーー!!!」と駄々をこねる時期です。兄のように、認知的に理性的に「もうやめておこう」とかできないんですよね。嫌なもんは嫌。

生活のパターンとしてyoutubeが組み込まれたから、それが自然と習慣になる。

脳は安定を求めるもの。

習慣のパターンを崩されないように。生活パターンの安定のため。
youtubeを求め、見られないと泣くという構造でした。

youtubeは母のアイパットで。


テレビ上のyoutubeアプリは削除。
youtubeは許可制。1時間程度見たら、スリープする。

生活パターンを変えてみました。
当初、めちゃくちゃ怒って泣いていました💦

でも

3日位すると、やはり幼い子!脳が柔軟!
アイパットで見られるようになり、
スリープ前に自発的に消すことも時にするようになりました。

お絵かき、はさみ、など他にあるもので遊ぶ時間も増えました。

youtubeの制限は子どもの特徴にあわせる。



子どもの支援現場で、一般的に言われることがあります。
youtubeは時間を決めましょう。

不登校の中学生のママが、とある場所で支援者に「携帯もテレビもyoutubeもやめさせましょう」と言われ、途方に暮れるケースがありました。

でもさ、そういう時間を決めましょうってのは、次男みたいな場合だと思うんです。

心の安定のためとか、興味の幅が狭くて他に楽しいことが見つけられなくて…とかじゃない。特性とか心の傷とかがあまりないタイプです。

ただの生活のパターンでyoutubeが染みついて、他に楽しいことを見つけられるエネルギーがあるのに、youtubeに固執しちゃう子

どうしてもyoutubeは刺激が強い。だから、自然と刺激が薄い方を選べないので。

でもさ、

学校行かなきゃならないって分かっているのに行けなくて、どうしても自分を責めちゃう。責めちゃっていることも、自覚がなく、もやもやが続いている。

youtubeしか見られない自分に親が自分に対してどう思っているかも気になる。

友達はなんで学校に行けるのに自分はいけないんだろう、宿題はたまっていくばかりだけど、大丈夫かな…。そんな不安も言語化できなくてもやもや。

みたいな子が、生きることを続けるためにyoutube見ているときに、バシッと制限をかけたら、もうやっていけない…となるはず。(私がそのような状態だったら、もう行きたくなくなります…)

ママが答えを決める勇気。


3歳児健診とか、先生との面談とか、こそだての一般的な正解をしておけば、親がラク。「親は、しっかりやってるんですよ」って思ってもらえるので。

でも、その一般的な正解がむずかしいなら…。
正解にしがみつかなくていいと思うんです。
今の親子にとってのベターを、親が決めていい。

脳は可逆性がある。
子どもも成長する存在。
変化できるから。
やってみて、しっくりこなければ、変えていける。

とはいえ、答えが見えない時期に、レールのない道を歩むのは不安や焦りは付きもの。


とある瞬間に、よしゃ!これでいこう!ってエネルギッシュに決めても。

また明日には、「やっぱりこれでいいんだろうか…」と弱気になる。

波がありますよね。

その育児ストレスの波。

あっていい。あって当然です。

その波のなか、自分たちが歩む道を選ぶ力を一緒に育んでいけたらうれしいです^^

まとめ


いかがでしたか?
youtubeとの付き合い方について、公私ともにある経験に基づき、整理されたことを書きました。
一般的な正しさに近づけないのが歯がゆいこともあると思います。でも、あなた自身のちょうどよい選択ができるのが一番です。
どうか頑張りすぎないよう。ご自愛くださいね。

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筆者


小林ふみこ(臨床心理士・マインドフルネス)
2児の母。療育や発達支援の現場で約11年目。
特性のある息子に既存の発達支援のhow-toが立ち行かず苦悩する日々。
マインドフルネスに出会い、育児がすごく楽になりました。
この経験から、育児をがんばってもうまくいかないママやパパに
あたらしい選択肢があることを知ってほしい!子どもの施設に当たり前に
マインドフルネスが選択肢にある世の中にしたい!と活動しています。


 




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