18. フウ@春日通り
今日の樹木
名前:フウ(楓)
分類:フウ科フウ属、落葉広葉樹、雌雄同株
気温35度の、まだまだ暑い秋の1日。
蔵前駅~御徒町駅の手前交差点あたりまで約1.7km、
ポカリを片手に、春日通り沿いのフウを汗だくで観察。
キになる① 涼しい姿
楓=音読みでフウ、訓読みでカエデと、2種の樹木を指す。
木と風、なんて涼しい字。
しかし、この日はほぼ風がなく、フウは真っすぐ。
樹冠は縦長の楕円系、棒つきアイスキャンディーに見えてきた。
濃いめの抹茶味。
佐竹商店街の入り口横のフウ。
アーケードとは、対照的な形と似た色合いで、
しっくりくる良いコンビ。
キになる② もっと栄養を
日当たりの影響か、胴吹きもちらほら見られた。
(胴吹き→木のエネルギー不足のため幹から芽生えること)
右側に盾を構えるフウ。
ぐるりと結界を張ったフウ。周辺にも結界フウがちらほら。
キになる③ 幹と葉の小宇宙
胴吹き枝が剪定された跡が、銀河系のようになっていた。
未知なる星の地形のような、ひび割れた樹皮。
クレーター衝突跡も。
縁がギザギザした、三又の葉。
細い葉脈までくっきり見えてきれい。
濃淡の具合も見入ってしまう。
都市の景観に潤いを与えてくれる、
いろいろな姿の街路樹たち。
時には過酷な環境や制約がある中で、
がんばって生きているんだなと思う。
感謝。
今日の寄り道
蔵前駅から徒歩すぐの、
懐かしくもどこか異国情緒の漂う道具屋nobori。
吸い込まれるように店内へ。
店内に静かに佇む食器をうっとり眺めながら、
スペイン最大のガラスメーカーVICRILA社のワイングラスをゲット。
6オンス(約177ml)の、ワインだけでなく日本酒も合いそうな、
程よい大きさ、高さ、厚み。
これから少し肌寒くなるだろう、
秋の夜長にぴったり🍷🌔