16. アオギリ@金美館通り
今日の樹木
名前:アオギリ(青桐)
分類:アオイ科アオギリ属、落葉広葉樹、雌雄同株
5月新緑。
春に芽吹いた落葉樹の葉がぐんぐん成長し、見どころ満載の時期。
爽やかな気分になる一方で、そのエネルギーに圧倒もされる。
今日の主役は、金美館通りの途中約200m区間に植えられているアオギリ。
冬は何の木だろうとスルーしていたけど、
葉が生えたらその姿に大ファンになってしまった!
キになる① とにかく大きな葉
どどーん。全長30cmくらいありそうな、3つ裂けた大きな葉。
裂け方は3~5つで、樹木の個性によって異なるらしい。
ゆったり丸みのある形が好み。
そして一定以上の大きさになると、重さを支えきれないのか、
広げていた指先と手のひらを緩め、手首からクタッと下を向きだしたり。
十分に光合成したから、若い葉にスペース譲るわ~ということかな。
にしても、何せ大きいので、大小重なりぎゅうぎゅう感はある。
夏場はよい日陰になって涼しそう。
風が吹くと大きな葉は骨が折れそうな傘状態に。がんばれー。
キになる② スタイリッシュな幹
緑の縦じまと、少し緑がかった灰色の樹皮。
ゴツゴツでもツルツルでもなく、なんというか、シンプルおしゃれ。
こちらはコーヒー豆の模様入り。
この幹の模様はたまたまだけど、アオギリの実は、戦時中に炒ってコーヒーの代用品とされていたとのこと。秋に実が落ちていたら試してみたいな☕
キになる③ 守られて
根元からひこばえを生やしているアオギリが数本あり、
おかげで葉をじっくり観察することができた。
ところどころ隙間に子どもの葉を発見!
きゃー、きゃー。
白い産毛、淡い赤み、ふっくらもみじ型。
上品な和菓子みたい。
そして、生えたて赤ちゃんも!
ただただ可愛すぎて悶絶。
今日の寄り道
アオギリの生えている区画を少し東に進んだ、
金美館通りの入り口あたりにBIB BAKERYさんを発見。
クロワッサン模様の入ったピンクのフラッグが目印。
メープル&チェダーチーズクロワッサンとシナモンロールをお土産に。
コクのあるチーズの塩味とメープルのハーモニー、濃厚シナモンに絡むたっぷりクリームチーズ。どちらも、あぁ、とても美味しい。
半分ずつパン好きの長女に残そうと思ったけど、
残ったのは一口サイズの味見程度。完食を思いとどまっただけ偉い。