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「ボーっとしないで生きてんじゃねーよ!」(脳疲労の話)

毎日やりたいこともやらなきゃいけないことも山のようにあるしボーっとなんてしてられない!
無駄な時間を取らずに常にパワフルに動き続けていたい!

…なんて思っていた頃の自分を思い出していたらチコちゃんのセリフの逆バージョンが浮かんできました。
チコちゃん懐かしいなー(*´ω`*) 久しぶりにちょっと見たくなってきた
(※我が家にテレビはありません)

話がそれましたが、以前は冒頭のようなことを考えていたので何をしているときにも常に何かを考えていましたし、平日の休憩時間はご飯を食べながらスマホか同僚とのおしゃべり、休日は出かけるかただ疲れ切ってダラダラしているだけでちゃんとした”休憩時間”というものを取ろうとは考えたことがなく、下手したら夜に眠ることにすら「勿体ない」と罪悪感を持っていました。

そんな過ごし方をしていた結果どうなったか。
休んでも休んでも常に疲れていて、平日は仕事か寝るかぐらいしかできず休日も有意義な過ごし方を出来ているとは言い難く、そして遂には職場で「やる気が足りない、努力不足!」と烙印を押されるハメになりました。

ただ疲れやすい・体力が足りないのは自覚していたので何の努力もしていなかったわけではないんです。
睡眠時間をきちんととる、栄養のあるものをしっかり食べる、ダンスやヨガを始めて運動する、など。
なのに結局毎日疲れたままでやる気のない社員扱いされてしまう結果になったのは何故だったのか。
それが最近ようやく分かりました。

一番疲れていたのは身体ではなく頭だったということに。

つまり「脳疲労状態を放置していたからずっと疲れていた」というわけです。更に言うなら疲れだけでなくイライラや無気力の原因のひとつにもなっていたとも言えます。

そしてそれに気付いた私は今思いつく方法で可能な限り脳を休ませる方法を取ってみることにしました!!


●意識的にボーっとする時間を取る

例えば今の私であれば
・信号の切り替わりや電車の到着、お店に入るための順番待ちといった、何かの待ち時間にボーっとする
・電車に乗っている間にボーっとする(※空いているとき限定)
・出かけて帰ってきた直後、家事をしっかり終わらせた直後などのちょっと疲れたタイミングで椅子に座って何もせずにボーっとする時間を作る
・スマホやパソコンを連続で触り続けて疲れを感じ始めたタイミングで休憩→スマホやパソコンから離れてボーっとする時間を作る

などがあります。

以前は待ち時間が大の苦手で「まだなの!?」とよくイライラしていたものですが(苦笑)、ボーっとする時間を取ろうと決めてからは「よしっ、絶好のボーっとタイムだ!!」と考えられるようになって全くイライラしなくなりました😊

そして電車に乗ったときは、調べておかないといけないことがあったりKindleで読みたい本があったりするときはスマホを使うこともありますが、特にやりたいこととかないけど暇だからスマホ触ろうかな、みたいな感じのときは敢えて触るのをやめてボーっとすることにしています。
しかし乗る電車によってはモニター広告があるので気を付けないと😂あれを見ているのはスマホを見ているのとそこまで変わらないような気がします(笑)

また帰ってきた直後なら「家に着いたし次はこれやらなきゃ…」、家事が終わったとしても「まだあれが残ってるから…」と次にやらなくてはいけないことばかり考えて全く気持ちが休まっていませんでした。
しかし「やらなきゃ」って本当はもう「やりたくない」なんですよね。でもそこに気付けなかったうちは「やらなきゃ、やらなきゃ」という義務感と出来ない自分への罪悪感で更に疲れ切っていました。
しかしようやく『もう疲れ切っていて今はこれ以上やりたくないんだ』ということに気付けてからは無理に次のことに取り掛かろうとせず、休憩時間を取ってから次のことをするようにしました。むしろこの方が「やらなきゃ」という気持ちが消えているので効率よく進みますし、少し休んだ後はパパっと終わらせられるので自分を責める必要もなくなりいいこと尽くしです。

それからスマホやパソコンに関しては、特に私はパソコンの場合こういうnote記事の作成とかデータのまとめ作業ってあんまり休憩取らなくてもいつまでもやっていられるぐらいには得意だし好きなんですけど、それでもエンドレスで終わらせた後にはやっぱり反動が来ているな、というのを先日実感したので、大体1時間ぐらいやったら少しでいいから休憩をとって、また1時間ぐらいやったら休憩をとって…という形に切り替えてみることにしました。
ちなみにこれに関してはこの記事を書いている今から実践中なので効果のほどはまたいずれ!笑

尚ここで大事なのはきちんと時間を決めて休憩をとること。
私は毎日アプリで24時間分のスケジュールを作っているんですが(これもまたいずれお話ししますね)、例えば帰宅直後や家事終了後なら10~20分、パソコン休憩なら10~15分で最初からスケジュールの中に組んでしまっています。
ただこれは現在の私だったら、そしてこの日のスケジュールだったらこれくらいの時間の休憩がちょうどいいかな?という風に考えて組んでいるものなので、今後の生活の中で長さの前後や休憩の取り方の変化などはまた訪れるものだと思っています。
そして他の方には他の方のそのタイミングに合った他のスケジュールの組み方があると思いますので、私と全く同じにする必要はナシです!😊
ただ時間を全く決めていないといつまでもダラダラ…ということになりかねないので、休憩の時間を決めることに関してはやはりおすすめします。

●食事中は食事に集中する

最初の方でも書いたとおり、以前は仕事の休憩中でも自宅でのひとりご飯でもご飯を食べながらスマホを見るのが当たり前になっていたんですが、最近は食べ終わるまで使わない、もしくは使ったとしてもYoutubeで音楽だけかけて画面は見ないようにして(手帳型ケースを使っているのでカバーを閉めちゃう)なるべく食事に集中できるようにしています。
というかこれ、食事中にガンガンスマホ使ってた頃から何度か思ってたことなんですけど、子供の頃はご飯食べながらテレビ見たり本読んだりしたら怒られてたのに、今じゃ注意する側だったはずの大人がご飯食べながらスマホいじりまくりとは…時代の流れを感じますね(※濁した表現)

●平日休日関係なくお昼寝時間を設ける

これも最初の方で書いたように、平日の休憩時間はスマホ見るか同僚とおしゃべりするかで終了、休日は疲れてたら時間関係なく何時間でもダラダラしたり眠り続けたりする、だったところにメリハリをつけて毎日15~20分のお昼寝時間を設けることにしました。
ちなみにこれは眠くなくてもアラームが鳴るまで強制的に机に伏せてお休みします。例えば今日がまさにそうだったんですが、あんまり眠れた自覚はなかったものの何かよく分からない発想が浮かんできたと思ったらハッとした瞬間に消える、ということが何度かありあれって恐らく夢を見る手前ぐらいまでは行けてたってことなんじゃないのかな~と思っています。そして実際どうだったかはものすごくあやふやなのですが(笑)多分アラームが鳴る寸前ぐらいまでは少し眠れていた…気がする(笑)
もし眠れれば1~2時間ぐらいの夜の睡眠に相当すると言われていますが、眠れなかったとしても何もせずにボーっとするというだけで十分な休息になると感じたのでこれからも続けていく予定です。
ちなみに時間は正午~15時の間が最適でそれ以外だと夜の睡眠に支障が出る、と言われていますがちょうどその時間に出かけるときは(私の場合は朝が早いので)午前中に少しお休みすることにしています。何事もガチガチに考えすぎないのが大事ですね。

●ヨガを活用する

これは私の場合ですが
①ヨガスタジオに早めに行ってレッスンが始まるまでの10~20分ぐらいシャヴァーサナ(亡骸のポーズ)でお休みする
②瞑想や陰ヨガ(心身を緩めることを目的としたヨガ)など身体や心を休めるものがメインになっているレッスンに参加する

という2つの意味で活用しています。
①は他に時間が取れない時のお昼寝代わりにもなりますし(普段は横になっているだけですが先日はガチ寝してて自分でビックリしました😂)、②も思考・考え事を手放すのに最適なレッスンです。
ただしどちらも最重要なのは疲れている状態や義務感だけで無理に参加しないこと。そういう場合はキャンセルしておうちでゆっくりお休みします。

●入浴中(湯船に浸かっているとき)は基本的に何もしない

以前は見たいFacebookライブがあるからなかなか入浴できない、ということが何度もあったためお風呂の中で使える防水ケースを購入して入浴しながらライブも見れて無事解決!だったんですが、最近はKindleで読書をする、メールのチェックをする、Youtubeで動画を見るなど常にお風呂の中でスマホをいじるのが当たり前になってしまっていました。
でもそれこそが脳が休まらない大きな原因、そして常に脳が疲れ続けるという悪循環になっていたなと思います。
そして現在の入浴時間は就寝まで2時間を切っている時間に入るのがルーティーンとして確立してきたこともあり(この辺もまた別の記事で詳しく書きたい、というか本当に書きたいものが多すぎて嬉しい悲鳴😂)思い切って入浴時にはもうスマホを浴室内に持ち込まないことにしました。
最初はすることがないと暇すぎて辛いのでは…と思っていましたが、確かにやることはないけど何も考えなくていいので頭の中がすごく楽になるな~と感じました。
ちなみに私が湯船に浸かる時間は大体20分。十分な休息時間だと思います。

●寝る前2時間を切った後のスマホとの付き合い方

人によってスマホを触るのをやめる推奨時間は眠る15分前だったり30分前だったりしますが、精神科医の樺沢紫苑先生は(できれば)2時間前を推奨していました。
いやいや樺沢先生そんなに長く使わないなんて無理ですって…と以前は良く思っていたものですが(これお菓子中毒の白澤先生のときにも思ってましたね😅)やはり慣れです。
2時間を切ったら基本的に使うのをやめて、その間にもし急ぎの連絡があれば返しますが寝る30分前にはもう機内モードにしてしまいます。ちなみに充電も布団から離したところで行います。
ちなみに脳をきちんと休ませるためには「布団の中=眠る場所」と認識させる必要もあるとのことなので、以前は気にせずやっていた、そして脳疲労の最大の原因だったであろう布団の中でのスマホ使用は一切やめ、スマホを使うなら椅子に座る、横にならないとスマホが使えないぐらい疲れているなら使うのはやめてそのまま寝てしまうことにしています。
ただ最近ルールを変えたばかりなので布団の上で座っている状態であればOK、どうしても横になって使いたいならうつ伏せで使えばギリギリセーフなど、ムリはしないもののとにかく寝るときと同じ姿勢で使わないように気を付けています。

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○脳疲労が落ち着いてきて出てきた変化

・五感が活性化されてきた
→実は「何を見てもあまり感動できない」「何かを食べても何となく美味しいぐらいにしか思えない」といった状態が長らく続いていて、それ故に強い刺激を求めがちな傾向があったのですがここ数日ようやく以前のように「これすごく可愛い!」「これこういう味がするところが美味しくて好き!」といったように視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚が活性化されたと言いますか、本来の敏感さを取り戻せてきたように感じます。
ちなみにこれは女性としてとても大事なことですし、『引き寄せの法則』にも通じてくる話でもあります。(これもまた別の機会に😂)

・意欲的に動けるようになってきた
→やっぱり疲れて動けない、というのは脳が疲れていてやる気が出ない(のに無理矢理動いていたためにどんどん悪化していた)というのが理由だったんだなぁと思いました。
勿論今までが今までですし、これ以上は無理と思ったらそこで一旦ストップしますし、疲れたと思ったら休みますが、以前のように『本当は何もしないでずっと休んで(寝て)いたい』と思うことはなく、義務感からではなく色々なこと(やりたいこと・やるべきこと)をやれているなと感じます。
そしてそれこそが本当にしたかった生活なので、ようやくムリなく理想の生活に近付けてきて嬉しいなと思います。

とはいえまだまだ始めたばかりなので、これからまた起こる変化もあると思います。
その際にはまた追記しますね。

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※今回の記事の中に登場した内容が記載されている本のご紹介

・樺沢紫苑先生の睡眠に関する話が記載されている書籍です。
(恐らくこの本以外でも記載されていたと思いますが、今回は一番に思いついてタイトル的にも合っているこちらを載せておきます💡)

・「布団の中を脳をきちんと休ませるための場所として認識させる」という話はこちらの本に記載がありました。
(※他の方の著書にもあったと思いますので思い出せたら追記しておきますね!)

・そしてこちらは一通り読んだものの購入したばかりで実践できていないところも多いので、今回の記事では触れていないことも多いのですが、まさに今回のテーマ通りの本なので載せておきます!

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