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三人集まれば。。。

 私は三姉妹の長女として、育ったのだろうか?と最近少し疑問に思い、たしかに生まれたのは私が一番最初だったに過ぎなく、時が経ってみると、三人集まれば、三人ともそれぞれ記憶も違っていることにも気づいたのでした。

最近というか、もう4年前になりますか。2017年の秋にマイケルの治療が終了したこともあり二人で訪れた日本と家族との思い出は今となっては、一生忘れない思い出になりそうですが、その年末に、私の父親の容態が悪いということで連絡を聞き、次女や三女の応対の良さに感謝してもいます。そして、父親も動けなくなった直前トイレに行った時にコカコーラのような色だったので真っ先に死を覚悟するような事態に気づき、というのも長年辞めなかった煙草とお酒をやめざるを得ない状況になったようです。

年末から大学病院に入院してから、しばらくは妹たちとの電話での対応でやり取りするうちに、“スイゾウガン”との診断が下りて、とにかく対症療法としては、黄疸症状が強いということで、ステントを入れるオペをするということで、すぐにそのオペは終わり、黄疸が引けば、オペの可能性も出てくるけれど、その前に抗がん剤が始まりますと説明を受けて、最初は抗がん剤に抵抗があった父は私の説得というか私の友人の例を出して、カナダから日本の抗がん剤の治療に飛行機で通う友人の話をしたりして恐怖感を取り除き、今の抗がん剤は昔とは違って副作用にも対応できるようだからと、本人も同意したようでした。

私は、年末からソワソワしていましたが、今やれることはと書類を揃えたり、調べ物をしたりしながら、日本に行くことを考えていました。

友人から日本行きのチケットの手配のオファーを受けて、早速2018年の春、日本に行くことにしました。

そして、日本に行って、
父親の介護も終わりを迎えた頃、
三姉妹と初めて次女の子供がアルバイトしていた焼き鳥屋さんに一緒に飲みに行きました。

 私は日本にいる時から居酒屋にも飲みに行った記憶がないくらい居酒屋経験もなく、

今でも普段から飲める方ではないのですが、妹二人は父親の血を受け継いでいるかのようにお酒に強いようでした。私は、妹の注文を真似するかのようにグレープフルーツ酎ハイから、赤玉パンチという名前に興味を示して、その赤玉パンチを飲み始めた頃から、目が周り、お腹を下して、トイレに駆け込みました。それからも、トイレに何度か駆け込み、ついにはトイレから出られないほど冷や汗が出てきて、妹たちも心配して帰ることにしましたが、タクシーを読んでくれたのですが、タクシーに乗る前に、道路に嘔吐してしまい,妹が姪っ子にバケツの水を借りて綺麗に洗い流してくれたようです。そしてその夜は、吐いた後は気分も良く結局歩いて帰ることになりました。三人姉妹で初めて飲んだ夜は、夜空の星たちが綺麗で、月を眺めながらゆっくり話ししながら帰ったのでした。

 帰宅すると、一目散にベッドに横たわり朝までグッスリ眠り込みました。

そんな感じで、子供の頃から妹たちに頼りっぱなしで、気づくと長女の役目をしてるのか不思議にもなりました。

 トロントでも、三人で集まることが多くて、
いろんな三人なのですが、

三人集まれば、『文殊の知恵』となるって、

よく聞きますが、本当に三人三陽の良いところというか良いアイディアが浮かぶこともあったり、それぞれの強みを生かす時も有れば、時には三陰がぶつかり合ってしまって、散る時もあるわけです。

三姉妹でも同じでした。何かあれば三人集まれば、両親のことやいろんな問題の解決に導くことも多くありましたが、ちょっとした諍いも言葉の反逆や態度で喧嘩することももちろんあったわけです。


そしてお互いのパートナーを見つけ、幸せになったりする中、次女は離婚も体験し大きく成人した二人の娘をシングルマザーとして育てと三女は年上のステキな人(義理の弟)にも恵まれて二人の幼い息子たちを育ててる育児最中、それぞれライフスタイルも住むところも違うわけで、今会うこともなかなかないけれど、


いつでも受け入れる態勢ではいるつもり、お互い気を使うくらいがちょうど良いのかなとも思ったりするような、

そんな三姉妹の連携もあり、ステージⅢ-bだった父も抗がん剤から解放されて治療もほぼ終了した状態で、ミラクルだと言われるように再び仕事場に戻って元気にしています。🤗

この時、真っ先に
恐怖感を除くこと
『食事』『エクササイズ』『メインテナンス』の大切さを感じた出来事でした。特に日本の食の発展には驚くばかりで病院の環境とドクターの優しさにも折触れて、医療の負担も国の保険制度が整っていることにも感謝しました。

食では抗がん剤で食欲が落ちてしまった患者に対して栄養ドリンク剤の味(父のお気に入りはグレープフルーツ味でした)が豊富に選べて、オペ回復を促す専用のタンパク質というかアミノ酸のドリンク剤のおかげで父の回復も早かったようです。(タンパク質を1日どれくらい食べてくださいと食事指導もシッカリしてくれて、結構食べる量にすると食べれない量ということもあり、補給で1ヶ月一万円くらいのオーダでしたが病院からの勧めもあり、目に見えて回復が早かったように感じています。)
あとドクターがとても親身で親切で、患者と家族の気持ちに寄り添うように、
「オペの副作用もいろいろありますが、情報だけ先に集めるよりも、すべて起きるとは限らないことを前もって心配するよりも、本人に起きたことから対応しても大丈夫ですよ!」とこういう症状にはこういう対応をしていきますと抗がん剤の時にも、補助して注射を打ってくれたりとしてくれたおかげなのか副作用も軽くて、父も治療を苦痛なく続けることができました。彼の一言ひとことの言葉のおかげで、不安が軽減して、心が本当にフワッと軽くなったのを思い出しました。

私もコンビニエンスストアに毎日お世話になりR-1というヨーグルトドリンク剤の一言元気が出る言葉に励まされながら、

リポビタンDとか、オロナミンC、チョコラBBとかいろいろあるのをみて驚きました。

そういえば、トロントでもナースの友人が日本のリポビタンDドリンクを大量にチャイニーズストアで手に入れたりしていてビックリしたのを思い出しました。友人曰く「50過ぎて、コレがないと夜勤の12時間労働はキツい❗️」と言っておりました。

とにかくは、大事ですね。それから父ののメンテナンスも、一緒に済ませてしまいました。この歯医者さんは私も小さい頃から通っていたファミリー歯科で昔ながらの丁寧に取り扱ってくれるようで、良かったです。

父親も運動はあまりしないのですが、やりすぎも体力的に良くないということもあり、散歩を8000歩くらいする日課となっているようです。

話が逸れてしまいましたが、

そんな中、トロントで仲良くさせて頂いてファーストハウスの鍵を渡されている友人が今回セカンドハウスを私が夢見ているオンタリオ州ではマストと言われていてなかなか予約が取れない場所から目と鼻の先に手を入れたんです。それも二つの家がくっついた感じで、とても広い家なのです。聞いた時すごく嬉しかったけれど、自分の中の悪魔が少し囁いてチョット羨ましいと思ってもしまいました。
プラス自分にダメ出しというか、ちょうどパンデミックの始まる前に彼女が「彼と上手くいかなくて悩んでるけれど、自分のセカンドハウスを自分で手に入れる!」と誓うように言っていたのが頭の脳裏に浮かんだのでした。と言うにも、彼女たちはすでに彼のファミリーセカンドハウスが他にもあるのに、彼のファミリーのと言うことと、もう一人の私たちの友人のことで彼女は「ハズバンドのお金目当てで結婚したみたいよ。」と言っていて、😲(コレって、大阪人の本人が直接彼女に言ったらしいんだけれど、カナダ人に大阪ジョーク通じないから、こういうこと英語で言わない方が良いよ!マジで映画の影響とかもあるから、こういうジョーク言わない方が良いかも!🤣日本人て言うだけで、私までとばっちりくるでしょ!😡😆)
そう言うふうに見られたくないから、自分で稼ぐっていうパワーが強くて、その会社で女性初のバイスプレジデントになったり、今では、自分が雇ったり解雇したりする立場で、本当に彼女ってスゴイんですよね。そして、彼との関係も修復したようで、可愛い幼い息子とも元気に三人一緒に暮らしているようです。


そんな彼女は、いつもキラキラ輝いていて、前向きで、頭脳明細で自己管理も優れていて、年下とは思えないくらいシッカリしていて可愛くて大好きなんだけれど、彼女の一言が私の胸にも刺さってしまって、ジェットコースターのように感情が揺さぶれたのも正直なところなのでありました。

もう一人の彼女とは、長い付き合いというか、私よりも年上で、いつもいろんな人たちと繋がっていて、彼女も自分の夢をしっかりと叶えていくタイプで、40になるまでに結婚すると決めて、マッチングアプリの先駆けのデーティングサイトで知り合った人と見事に結婚して、すぐに不妊治療して40過ぎて子供も授かり一人息子を育てています。

お相手はマイケルと同じユダヤ人で仲が良くなると思った割に、年齢も違うこともあるのか仲良くなれず、
もう一人の彼女のハズバンドとは違う宗教でもあり同じドイツ系(マイケルの父方祖母はポーリッシュユダヤ人なのですが,祖父はドイツ系ユダヤ人名前はジャーマン系なんですね。何処かでユダヤ人は宗教と言っていましたが,信仰してる方ももちろん多くいますが、人種として名前からユダヤ人とわかるそうです。)で私と知り合う前からのもう30年近くの長い付き合いの友人同士ということもあるのか、最近では一緒になることはなく、彼女のハズバンドはそのドイツ系の彼との方がお互い息子を持つ身ということもあるのか連絡も取りやすいようです。

以前の私も、彼女のようにガンガン働いて頑張るって😤💪いうタイプから、

今はなんか簡単に子供がいないということのせいにしてしまうけれど
実は自分だけで生きていけると頑張ってしまうよりも、今は恐怖感からは行動しないようにしています。

よくエマーソンの言葉にもある「恐れていることをしなさい!」と言いますが、

正直なところ気持ちが稼ぐ可動に乗っていないんですよね。😢人生折り返し地点なんて、考えたくもないことでしたが、若いこれからの未来ある人たちに山登りの道は譲って、穏やかに長ーく緩やかに山道を降りていく方法があってもいいのかなと思ってもいます。それとも家族という形態の違いからか、ライフスタイルの違いもあるのか、やはり「子育て」期間中って、お父さんやお母さんの職業は何❓と聞かれるように、仕事が中心でもあると思うんですよ


私は私❗️
彼女は彼女❗️
そしてもう一人の彼女も彼女のライフがあるってことでいいかと、
明日会いにいく友人にも気兼ねなしに、今のライフスタイル気に入ってるからいいということで,堂々と楽しもうと思っています。


私にとっての、
ライフとは、「自分で育てた家の庭で取れた花を摘んで、家に飾るルーティーンワークができ、自分で育てた野菜たちを食し、ゆっくりティータイムの時間と本を読むこと」
理想は、『自分の好きなことをして、それがいつの間にか家族や誰かのためになっている』ができればいいかなと思ってもいます。

コレが私らしいライフスタイルなんだと確認することができたようです。


三人集まれば、
また知恵の寄せ集めで、私の暮らしも変わるキッカケにもなりそうですし、
三陽三陰バランスよくコレから先をもっと楽しめるといいですね。😉


三人集まると、
少し欲も出てくるようで、
そんな欲というか次なる希望へと私たちの活性剤になっているのかもしれません。😉


続く

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