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自分の中にないものを相手から感じ取ることはできない。

 深い。凄く深い言葉だ。
 最近、そんな事を思ってた。
 職場の先輩が私に対して叱る時、「そんな事してると周りから○○だと思われるよ」みたいな、周囲からの視線や評価を気にしているような表現を使うので、恐らくこの人は他人の顔色を伺いながら生きてきたんだなぁと思った。
 また、どういう人を嫌っているかで、その人がどんなコンプレックスを持ってるかもわかる。
 芸能人に対して批判したり誹謗中傷している人は、劣等感が強かったり愛情が足りてない人なんだと思う。多分ね。
 心理学の言葉で『投影』というものがある。自分の感情を他人に投影するというもの。

「投影」について、具体的な例を挙げて説明しましょう。

Aさんの話です。会社の同僚にB君という人がいます。B君はいつもニコニコしており、優秀で、社内でも人気があります。
しかし・・・Aさんはこんな風に感じていました。
「他の人に比べて、B君は自分に冷たい気がする」
「B君は、自分よりほかの人の仕事を優先しがちだ」
そしてAさんは「自分はB君から嫌われている」という思いを持つようになりました。

さて・・・実際はそうではありませんでした。
実は、AさんがB君を嫌っていたのです。

つまり、Aさんは「私はB君のことを嫌いだ」という自分の抑圧された感情を、「相手の感情」としてみていました。
これが「投影」です。

苦手な人・嫌いな人は自分の「投影」かも
https://yotsuyagakuin-tsushin.com/b_psychology-blog/touei-kirainigate/

 その人の苦手・嫌悪に、その人のコンプレックスが潜んでいるというのは、正しいと言えるだろう。
 誰しも、自分が理解できる範囲の世界しか見えていない。同じ世界を見ているようで、見ていない。

 そんな話を書いた日記があるので読んでください。


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