交流がある人の言葉だからこそ響く ~ 身近な人の名言、ハッとさせられた一言
毎月、「一人新聞」を発行しています。
内容や形式はいろいろと変遷しましたが、10年近く続いています。
以前、そんな一人新聞の良さや自分にとってプラスだったことなどを記事にまとめました。
一人新聞を通じて、遠い場所に住んでいる人と新聞やはがきを通じた交流も増えてきました。そして、毎月、20人ぐらいの人から返信やその方の「一人新聞(葉書)が届きます。普段は行けない、遠くの県の方との交流も楽しみの一つです。
また、その方ならではの経験や、その方が見つけた言葉の紹介を読ませてもらって、さらに私もインスパイアされます。学びが深まります。
それは、「市井の人」の言葉として、その人ならではの生活から出てくる味わい深いものが多いからです。
ここ最近、頂いたはがきなどから、私がピンときた言葉をいくつか紹介します。
・リーダーの役割の一つは決断する事。
決断の無いリーダーの元では、業務は膨らむばかり
・具体策を講じずに、「早く帰りなさい」と言うのは、「時間短縮ハラスメント」と言うらしい。
・「夜空ノムコウには、すでに明日の仕事が待っている」
「働き方改革」と言われるようになって、かなりの年数がたちました。
必要な事とは思いつつも、やり方によっては、むしろ、よけいなストレスや働く意欲を奪う方向に行くのではないかと感じます。
あるいは、「時間」の短縮だけを目指すと、仕事量(業務量)は減らないのに、残業をするなという二重のストレスも生まれます。
そこで必要になるのは、「決断力」。思い切って、仕事をなくすこと、削る事、変革する事。
そこは、個人だけの努力では限界があったり、方向がバラバラになったりするので、「リーダー」による決断、意思統一が必要になってきます。ずるずると先延ばしはできません。仕事は待ってくれないからです。先送りするだけでは、「明日の仕事」も加わって、よけいに「帰れなくなります」。
学習に関して、こんな言葉もありました。
・学習とは固定観念の更新である。
最終学歴より、最新学歴を。
昔は、「生涯学習」という言葉がキーワードでした。現在は「学び直し」「リスキリング」と言う言葉を頻繁に見聞きするようになってきました。
社会人になってからの学び直しは、仕事に直結するような「資格取得」「外国語マスター」等をイメージしていました。そして、自分にはあまり関係ないかなとすら思っていました。
しかし、さらに学ぶこと、学習することを掘り下げて考えると、何も資格を取ることが学びではないことがよく伝わってきました。
学ぶことで、新しい見方や考え方を得られます。そして、それらによって、自分の中で常識と思っていたことに別の光を当てられます。凝り固まった固定観念を壊していけます。それを成長と言うのかもしれません。
次の言葉も、とても印象に残りました。
・未来の時分からの要望で、今の試練がある
ネガティブな出来事、修羅場を経験することもあります。
その渦中にいる時は辛いし、大変だしと気持ちもくじけそうになります。しかし、ひょっとしたら、今経験していることは、自分にとってって必要な事、未来の自分につながる事だと受け止められるとより前向きになれます。
そして、そんな気持ちにさせてくれる言葉でした。
本や有名人の名言以上に、胸に響く言葉が多くありました。
自分がよく知る「あの人」の言葉だからです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
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