本(自伝)を書くのは義務!?~森信三先生の言葉・生きた証・かかわった人への感謝
NOTEで毎日、投稿することを決めて、何とか書き続けています。
普段も手帳や日記、本のメモなど、「書くこと」は習慣にはなっていますが、「投稿」となると、「読んでもらう」ということも意識する分、日記などよりは気をつかったり、それなりの内容にしなくてはと思ったりとちょっと負荷がかかります。
負荷がかかりはしますが、「乗り越える楽しさ」を感じられる範囲なので、何とか続いています。
そして、ずっと書き続けてきて、ある思いが出てきました。
本を書く人は、すごいなあ。
ということです。そして、リスペクトする気持ちが改めて生まれました。
日々の投稿で、原稿用紙1~5枚分を書くだけでも、なかなかエネルギーを使いますが、本を書くとなると、さらにその何十倍ものエネルギーが必要だと思います。
ある人は、「魂を込めて本を1冊書く」と言っていましたが、大げさではなく、それぐらいの思いにならないと、書けないのだなあと、今さらながら気が付きました。
また、本の中には、その人が何か極めてきたエッセンスが凝縮されています。
あるいは、日々の出来事から感じたり発見したりした作者の「物語」が詰まっています。
さらに、小説などであれば、作者の構想をもとに、人間や社会の姿や理想などが描かれています。
そして、どんな本でも、不特定ではありますが、読んだ人に何かしらの学びや気づき、感動を与える可能性があり、影響力をもちます。読んでいる束の間でも現実を忘れさせてくれます。
「修身教授録」の森信三先生は
人間は何人も自伝を書くべきである。それは二度とないこの世の「生」を恵まれた以上、自分が生涯たどった歩みのあらましを、血を伝えた子孫に書き残す義務があるからである。
との言葉を遺しています。さらに、一生のうちでできれば3冊出すようにも言っています。それは、
これまでの人生で出逢ってきた様々な人への感謝を表すことになる。
との理由だそうです。
かたい頭の私は、例えば、作家になる(本を書く)と言えば、何かの選考会に作品を応募。そこで認められて、出版社から本を出して・・・というイメージしかありませんでした。
でも、ある人から、自分が作品を書いて、それが誰かに読まれれば(読者が一人でもいれば)、立派な作家だよと言われて、目からうろこが落ちる思いでした。実際、唯一の読者である奥さんの為だけに、毎日、作品を書き続けた方がいます。
このNOTEに書いている人も、自分で、デジタルの本を出版している方が大勢いらっしゃいます。
また、
「自費出版でも非常にお金がかかりそう」
「何百冊も注文しないと出版できないのでは」
という思いがありましたが、私の知人で、ネットを使って、非常に安価で、1冊からでも出版できる方法を試した人もいます。
「本を書く」「出版する」ハードルは、昔に比べれば格段に低くなりました。
いろんな内容の本がありますが、
「自伝」であれば、「書くネタ」はそろっています。また、「どう書くか」も、いろんな方法がありますが、基本は、自分に関わる家族や友人にあてて、メッセージを書き残すつもりで書いていけば、結構、筆が進むと思います。
独学を極める手段として、あるいは、自分が生きた証を残す記録として、本を書いてみたいなあと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです