台所の換気扇掃除終了!~大掃除の工夫あれこれ
ここ、数日はようやく?11月らしい気温になり、少し寒さを感じるようになりましたが、比較的あたたかな日が続いています。
毎年、11月になると年末年始に向けての準備をスタートさせています。
その一つが「大掃除」。
大掃除というと、今までは、年末、それこそ、仕事も休みになっている27,28日以降に一気に、まとめて行うことが多かったです。そう、風呂場からトイレ、窓ふき・・・あちこちの場所すべてを一気に掃除しようとしていました。
しかし、掃除する場所がたくさんで、1日、2日ではやり切れませんでした。逆にやりきろうとしたら、それぞれの場所に時間をかけられず、「もう少しくもりをとりたい」「この裏側も掃除しておきたい」と思っても、中途半端に終わったり、いい加減になってしまったりで、あまりきれいになりませんでした。そして、気持ち的にもすっきりしませんでした。
一応、大掃除はしたものの、ピカピカになった、やり切った!という達成感がないまま、新年を迎えていました。
そんな大掃除が一転。
掃除の会に参加して、掃除の経験値が上がってきたことで、「大掃除」自体のやり方を変えるようになりました。
その一つが、
掃除場所を区分けして、年末の大掃除だけで掃除しないようにすることです。
電灯の掃除、冷蔵庫や棚の上のほこりとり、トイレや風呂場の換気扇、そして、大物の台所の換気扇等々。掃除場所をあげだすと、いくつも出てきます。普段の掃除では、なかなか手が回らないところです。そこで、何時も行う掃除にプラスして、大掃除で行っていた場所を1か所掃除するようにしました。
例えば、油が固まりにくい夏場か寒さが厳しくなる12月までに換気扇を掃除する。
例えば、北風が強くなる冬を避けて、11月初めの秋ごろに外の窓ふきをする。
例えば、防災グッズの点検、賞味期限切れの確認時に、倉庫の整理整頓を行う。
例えば、水が気持ちよく感じる夏場に風呂場などの換気扇を掃除する。
などなどです。
これだと、1日2日でやりきろうとする年末の大掃除と違い、ゆとりをも
って、掃除に集中できます。頑固な汚れで、その時に落としきれなければ、時間をかけたり、次の日、次週にもう一度チャレンジしたりもできます。そう、納得いくまで掃除して、達成感も味わえます。
この方法で、先週、台所の換気扇掃除を終えました。
昔は、12月末の寒い時に行い、寒さで固まった油汚れがなかなか落ちず、時間ばかりかかっていました。また、寒さもあって、お湯がすぐに冷めたり、冷たい水を触ったりで、掃除するには、身体にこたえる状態でした。今回は、2時間程度でさっと油も拭きとれましたし、まだ暖かい気候だったので、乾きも早かったです。
掃除の会のトイレ掃除も、場所によっては、3時間ほどの掃除時間ではきれいにしきれない時があります。そんな時は、1日で、1回で完全にきれいにしようとはせず、「今回は小便器だけ」「次回は、特に壁と床を」等と、区切って掃除をしました。
そこからヒントを経て、大掃除に生かしました。
さらに、掃除の会では、メンバーごとに「小便器」「大便器」「鏡」「手洗い場」・・・などと分担をします。そして、壁や床など広場所はみんなで一斉に磨いたりします。そこからもヒントを得て、家での掃除も「分担制」にしました。これは、良く行われている方法かと思いますが、
特に、大掃除で行う掃除場所を、まず、細かくリスト化しました。
例えば、お風呂掃除も「排水溝」「換気扇」「カビ落とし」「窓」「鏡」など、細かく分かれます。
例えば、窓掃除も「外窓」「シャッター」「内窓」「窓の桟」「カーテン」「カーテンレール」など結構あります。
一人で行おうとすると大変ですし、得意、不得意もあります。
また、昔よくあったのですが、リスト化していないと、自分(一人)だけ、大掃除を頑張っていて、家族はやってくれないという気持ちになったり、同じ場所を気づかずに掃除していて、2度手間だったり、あるいは、その人のやり方があって、邪魔する形になってしまったり・・・簡単に言うと、大掃除で喧嘩していました(笑)。
ですが、リスト化し、あらかじめ分担しておくと、自分がやるべき掃除内容に集中できますし、ここは後でやってもらえると見通しが持てて負担感も減ります。
また、大掃除で気づいたことや、新しく掃除しておいた方がいい場所を見つけたら、リストにメモしておくと、来年の掃除の時に役立ちます。工夫できますし、速めに動き出すことができたりもします。
大掃除と少し違うかもしれませんが、他に、掃除の会で学んで工夫していることがあります。
1つ目が、バケツを掃除の場所ごとにかえることです。
例えば、窓用と床用、洗車用など。
ワックスなどの薬剤を入れて使うと、バケツをしっかり洗ったつもりでも、次回使うとき、その洗い残しが別の掃除場所にうつってしまいます。なので、車に使った薬剤で窓ガラスがぎらぎら光ったり、逆に薄い膜みたいになってしまったりなんてことも起きます。それを防ぐために、掃除場所ごとに使うバケツを固定しています。
2つ目が、
道具を洗う時は、かたいものから、柔らかいものの順番にすることです。
ドライバ―やピンセット、スクレイパーなどの工具類を一番に洗い、たわしやタオルなどは最後の方で洗いました。
工具類にはほこりや汚れがそんなにつかないので、洗ってもバケツの水は汚れません。しかし、たわしやタオルは汚れがたくさんついているので、すぐに水が黒くなり、、変えなくてはいけなくなります。なので、汚れがあまりついていない硬い道具類から洗います。
家の普段の掃除でも、使った道具を洗う時に気を付けるようになりました。おかげで水の節約につながりました。
内容を見れば、「何だそんなことか」と大したことがないように思われるかもしれません。実際、自分も会に参加し始めた頃はそう思っていました。しかし、じゃあ、普段、行っているか・・・といったら、全然でした。そう、知っているのと行動(実践)にうつせるのとは別問題。身についていないことは、意識していないと、すぐに忘れたり、できなかったりします。
掃除と言う誰にでもできる簡単なことを、毎日、毎日続けていくことに大きな意味があるのだなあと改めて実感しています。
大掃除とは言いますが、普段の掃除の延長です。
気づいたら、気になったら、すぐにその場所をきれいにできるようにしていきたいなあとも思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです