読書紹介⑭「掃除道」
感想
掃除の具体的なやり方なども紹介されていますが、何よりも実際に掃除活動を続けることで、起きた変化がつづられた体験記と言うところに、エネルギーを感じました。
「頭」で考えて、よいことだから・・・ではなく、実際に掃除を続けることで、どう良くなっていったのか説得力がありました。
掃除をするだけで、どうして黒字になるのか?学校が変わるのか?ちょっと、話を聞くだけだと何だか「怪しい」話に聞こえます。
しかし、実際にそういう出来事が日本全国で報告された内容ですし、逆に言うと、やった人でない(体験しない)と分からないことだと思いました。
あの大谷翔平選手もゴミ拾いについてインタビューを受けた時にこう言っています。「誰かが捨てた運を拾っているんです」。
あれだけ活躍している大谷選手が運を上げる目標の為に(実際、高校時代に書いたマンダラチャートの運の項目に「ごみ拾い」とあります)、ごみ拾いを続けていることを考えても、何かしら掃除のパワーを感じます。
鍵山秀三郎さんは、掃除を続けることの良さとして次の内容をあげています。
特に何かを磨く掃除をすると、頭の中もだんだんとクリアになってきます。
実際「掃除は心磨き」と言われますし、お寺の修行の中で、掃除は大切な位置づけにもなっています。
掃除には不思議な(と言ってしまうと、あやしくなりますが)、その場や実践する人の心を変える大きな威力がありそうです。
掃除の力について、大谷選手のようにマンダラチャートでまとめてみました。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
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