徳川宗家は現在でも続いているのか?
徳川宗家は、江戸時代には徳川将軍家として征夷大将軍の位を世襲しました。
江戸幕府が滅亡した後に行われた戊辰戦争の最中に、
謹慎していた徳川慶喜に代わって徳川家達(幼名 田安亀之助)が徳川宗家を継ぎ、16代目当主になりました。
江戸幕府が滅び、
将軍という肩書はなくなりましたが、明治に入っても徳川宗家は続いていたのです。
ここで疑問に思われるかもしれませんが、
果たして2024年の現在でも徳川宗家は続いているのでしょうか?
歴史では家達以降の徳川家についての話は出てこないので、今でも続いているのか気になる人はいると思います。
結論からいうと2024年の現在でも徳川宗家は続いています。
現在の当主は、徳川家広さんという人です。
家広さんは徳川宗家の第19代目当主です。
家広さんが当主となったのは、2023年の1月1日なので当主になったのは比較的最近のことです。
色々なYouTubeチャンネルに出ているので、見たことがある人もいるかもしれません。
この方は北海道知事選挙にも出馬しようと考えていました。
最終的には不出馬を表明したので、実際に他の候補者と選挙で戦うといったことは起きませんでした。
多くの活動をされている家広さんは徳川でもどこの徳川家の出身なのだろうかと疑問に思い調べてみました。
いつも通り、ウィキペディアを参考にして系図にしてみたいと思います。
姓が連続して同じ場合には、姓は省略して書きます。
徳川家康
↓
頼房
↓
松平頼重(徳川光圀の兄)
↓
頼章(よりあき)
↓
頼豊
↓
徳川宗堯(むねたか)
↓
宗翰(むねもと)
↓
治保
↓
松平義和(よしなり)
↓
義建(よしたつ)
↓
容保(高須四兄弟のうちの一人)
↓
恒雄
↓
一郎
↓
徳川恒孝(つねなり)
↓
家広
系図を見ると、家広さんは家康の14代後の子孫です。
家広さんは頼房を祖とする水戸徳川家の子孫であることがわかります。
祖先には幕末に会津藩主であった松平容保もいるので会津松平家の子孫でもあります。
家広さんの祖先で将軍になったのは意外なことに初代将軍である家康しかいません。
まとめ
最後に話した内容をまとめたいと思います。
・徳川宗家は現在でも続いている
・現在の徳川宗家の当主は家広さんで第19代当主
・家広さんは水戸徳川家の子孫
・家広さんは会津松平家の子孫でもある
以上です。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた!