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#7【就職・転職日記⑤】コンサルの仕事
こんばんは。今日は前回の続きから。
第二新卒でコンサルタントとして働くことになった時の話です。
コンサルタント、って、どういうイメージでしょうか?
私は自分がコンサルとして働く前は、2つのことをイメージしてました。
1つは、なんかすごそう。
もう1つは、なんでもコンサルってつけてカッコ良さそうにしてる人達がいるよなぁという印象。
1つめのすごそうというのは、いろんな書籍でコンサル出身者やコンサルが書く本が良書だったりするので、この人たちって実在してるんだよなぁ、なんかすごいとこっぽいなぁという印象。
後者の方は、この時期、コンサルティング営業とか、ソリューションコンサルティングとか、なんでもコンサルってつけてれば良いみたいなのが流行ってたので、若干胡散臭いなぁという。
で、自分が入るのは前者の方だったので、
入社まではめちゃくちゃ緊張してましたが、いざ入ると研修も充実して努力して成長する喜びを噛み締めていた、という感じでした。
で、肝心のコンサルの仕事とは何してるか。
私が最初にアサインされたのは、お客さんの基幹業務システムの入替プロジェクト。
客先常駐して要件を詰めて設計書を書いて~という、一連の流れを経験しました。
別の企業からプロジェクトに入っているSEのおじさんとタッグということになり、私はコミュニケーション面でファシリテーション等自分の得意なところを、おじさんはゴリゴリのSEなのでシステム周りのことをという分担で日々お客さんの特定の業務領域のシステムを入れ替えるべく、現行のフローを可視化してあるべき姿を描き、それを実装できるようにしていくということをやっていました。
地方のお客さんだったので、ビジネスホテルで月~木曜まで泊まり、金曜夜に実家に戻り、また月曜に新幹線でお客さんのところへという感じの生活を2年ほど送ることに。
結婚する前だったのでそれはそれで苦にならなかったのですが、今考えるとぞっとします。良くやってたなぁと。。
と、まあなかなかハードな日々をやり過ごしていましたが、そこに残業や休日出勤が重なるようになり。でも、自分の体が悲鳴を上げていることに気がつかなかったんですね。
で、金曜に本社の東京に戻って仕事をしていた時に、視界の一部が真っ暗になり、なんか一部欠けてる感じがしてフラフラとしてきたので、病院に行くことにしたところ、血圧が180越えの状態で、即検査ということになりました。
検査の結果、高血圧症とのことで、どうも遺伝なのかなんなのか、精密検査でも原因がはっきりしなかったのですが、それでプロジェクトを離れることに。
で、そのあとはアベイラブルという、プロジェクトにアサインされていない状態で、本社で研修受けたり他プロジェクトの手伝いをしたりして過ごしました。
この頃、自分の体の状態もそうですが、
こんなハードな仕事続けていけないなぁと思い、転職を決意しました。
コンサルって、お客さんに高額請求して、お客さんのフィールドの仕事をより良くするわけだから、生半可な知識・努力じゃあかんわけで。
お前価値だしてるのかってずっと問われるんですね。システム周りのプロジェクトへのアサインが多い会社だったということもあり、当初のやりたかった領域とは違うこともあって、別の業界に移ることを決めました。
転職活動を始めると元コンサルは引く手あまたなんですね。で、人材の営業の仕事がすっと決まりました。転職者の斡旋をする仕事で法人側の営業職、年収は100万位ダウン。
それでも、その時は、自分の強みである要件詰めたり曖昧なことを言語化したりが、活かせると思ったんですよね。
でも、ここで思わぬ落とし穴が。
転職先の風土が全く合わないんですね。
更にとんでもないチームで働くことになるんです。。
コンサルの仕事から逃げるように転職してしまったことで、地に足をつけて身の丈にあった会社選びをしなかったんですよね。若干調子に乗ってた気もしますし。。
次回は、人材営業の仕事でいよいよ詰んでしまったお話をします。