【#204】テキストコミュニケーションの威力
こんばんは。明日から10月ですね。もう今年もあと3ヶ月、本当に月日が経つのはあっという間ですね。残り3ヶ月も走り切っていきたいなぁと思います。
さて、今回は「テキストコミュニケーションの威力」について。
最近自分の周りで起きた事を題材に、これからの時代の必須スキルとも言えるテキストコミュニケーションの重要性について書いていきます。
最近、別の組織の教員の方と打ち合わせを行う機会がありました。系列校の先生なので、民間でいうところの子会社の方とお話をする感覚ですね。
その先生の学校は中高一貫校で本職は先生なので、言語化して複数関係者の認識を合わせて事業を進めるという経験があまり無いのだろうなと想像できました。現に、口頭だけだと少し認識のずれが出ていたなんてことも、これまで多少なりありました。
そんな状況で1時間ほど、1年かけて作り上げたとある歌の浸透を図る企画の検討のために、意見出しを行う趣旨で打ち合わせを行いました。
打ち合わせは順調、非常に多くの意見が出ました。系列校といえど中高一貫校と大学の違いもあり、時間割も生徒や学生の動き方も全く違うわけです、当然ですが現場で働いてる方のリアルは企画を具体化して行く上では必須です。
で、ここで何をやったかというと、何をいつまでにやって、どちら(先生あるいは私)が何するというのを箇条書きで書いて、ラップアップでメールで送ったんですね。会議の後に。
ただそれだけです。
これが先生からすると非常に助かったということで、話しまくったことが簡潔に整理されて、自分の頭もむしろ整理された!と喜んでお返事をいただきました。
ありがたいことに、そのメモ(タスクごとに通し番号を振ってました)に沿って、この番号のタスクはこんな感じだよ、みたいな事を書いて返信してくださったんですね。
プロジェクトを回す立場の私としては、動きがはっきり見える事はこれ以上なくありがたい事で、テキストコミュニケーションが円滑な推進をつないでくれている事例だなぁと思います。
立場の違う人との景色合わせはテキストで未来志向で簡潔にメモを共有する。
議事をとれば良いんでしょ?という話とは違って、あくまで未来へのアクションについて具体化と認識齟齬の有無を確認するための武器として言語を使うという事です。
最近は在宅勤務を挟んでチャットでのテキストコミュニケーションの機会も増えていると思いますが、対面で行う仕事であっても、テキストコミュニケーションは大きな武器になります。
怖がらずに言語化する。
日々訓練してこそ発散した事を収斂させて書くとか、複雑な事を簡易な言葉で書く、とかができるようになると思います。
これからもこの力にはより磨きをかけていきたいなぁと思った経験でした。それでは!