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#67 特別支援教育で考える:教室での泣く子へのアプローチ
みなさんこんにちは!
特別支援教育シリーズ「泣いているよ対応編①」です。
教室で泣いている子がいたらどのように対応していますか?
担任として、まず確認すべきことは、怪我や体調不良などがないかです。
怪我や体調不良であれば、状況を確認した上で速やかに保健室に連れて行きましょう。
今回は、特別支援シリーズなので、怪我や体調不良によって泣いている場合を除いて考えていきます。
みなさんは、どんな時に泣きますか?
大人の場合、感動して泣く、嬉しくて泣くことがありますが、子どもの場合その真逆です。
悔しくて泣く、悲しくて泣く、体や心が痛くて泣くなど、ほとんどの場合、何か嫌なことがあっときや、つらいことがあったときに泣きます。
もう少し掘り下げていくと、うそ泣きやかまってほしいから泣くこともあるので理由は多岐にわたり、泣いている現象面だけで判断するのは難しいです。
つまり、子どもが泣いている場合には、何かあったのだなと思って対応していく必要があります。
今回は、教室に泣いている子がいたときの対応の仕方についてお話をしていきたいと思います。
勿論、泣いているのですから、原因があるはずです。
みなさんは、教室で泣いている子がいたらどのように対応しますか?
①とりあえず、泣いている子を慰める。
②何も対応しない。
③泣き止むまで待ち、その後、話を聞く。
④周囲の子に泣いている理由を知っているか聞く。
答えは
「誰が泣いているかによって対応が変わる」
です。
なぜか?
それは次回、事例を紹介しながら解説していきます。
最後に本の紹介です。
この本は、
主人公が、常に怒鳴られる日常から脱出し、
先生たちに向けて「自分の取り扱い説明書」を提案するという内容です。
通常のトリセツ本とは異なり、子どもたちが大人に向けて声をあげ、楽しさや笑いの重要性を訴える視点で描かれています。
この絵本は、学校の先生だけでなく子育て世代の親や人材育成関係者にもためになる本と言えます。
以上、特別支援教育シリーズ「泣いているよ対応編①」でした。
それではまた、明日。
お楽しみに!