ヨガレッスンの因数分解~実践と学習~
こんにちは
ヨガトレーナーのKIMです。
今回はタイトルの通り、
ヨガレッスンの構成要素を分解して説明します。
これを理解することは、
皆さんにとって非常に価値があると思います。
では、考察していきましょう。
皆さんは、ふだん当たり前のようにヨガのレッスンを受けていると思います。
お気に入りのプログラムや、相性の良いトレーナーのクラス
色々と選択の理由はあると思います。
それじゃあ、
実際に受けているレッスンで何をしているのかを思い返してみましょう。
一つは、
ご自身が身体を動かして“実践”していますよね。
もう一つは、
トレーナーの誘導やアドバイスを理解して“学習”しています。
そう、レッスンは主に
“実践と学習”
という2つの要素で構成されています。
言われてみれば確かに、と感じてくれたと思います。
で、この2つの関係でとても大事な事があって、それは、
「レッスン中のアドバイスでは、理解を深められる学習の範囲はかなり限定される」ということ。
ちょっと想像してみましょう。
自分が身体を動かすことに集中をしてポーズをとっています。
当然、自分自身の体の動きに集中しているので、
トレーナーから
普段使わない難しい言葉だったり、色々と沢山のことを言われても理解できません。
それが一般的な人間の標準的な反応です。
もちろん、僕だってそうです。
僕はレッスンでは基本的に、
できるだけ簡単な言葉で、簡単な動作だけを伝えるように心がけています。
つまり、実践しながらだと理解できる範囲が少ない、ということを多くのレッスンを担当する中で自分でも学んだからです。自分の実践の中で理解したからです。
常にレッスンができるだけご自身の実践に集中する時間であって欲しい。
同時に二つのことを、高い精度で行うことが難しい
という人間の集中力を前提に考えたときに、
ヨガのレッスンは
“実践が主体になっていることが望ましい”
と僕は個人的に考えています。
当たり前に受けているヨガのレッスンも
ちょっと考えてみると、重要な発見があります。
次回は実践の精度を上げるための学習について書きます。
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ヨガトレーナーとして、先生や生徒さんが”ポーズをとること”を目的にし、怪我をしてしまうことにショックを受けてきました。健康、人生の助けになるべきヨガにあってはならないことです。ヨガを実践する皆さまの力になるよう、僕が伝えられることを真摯に発信していきます。ありがとうございます。