クリスマスが近づいてくると、街は賑やかになり、子どもたちはサンタクロースの訪れを待ち望みますよね。
そんなクリスマスの雰囲気を盛り上げるのにぴったりな絵本を、今回は大人も子供も楽しめるものを15冊厳選しました。家族で過ごす温かいひとときに、ぜひ手に取ってみてください。
「ねないこだれだ」や「いやだいやだ」などの絵本でも大人気のせなけいこさんのクリスマス絵本です。
一度見たら忘れられないインパクトのある、かわいいイラストと、ほっこりと心が温まるストーリー。親子で優しい気持ちになれそうです。
『ぐりとぐらのおきゃくさま』なかがわ りえこ (著), やまわき ゆりこ (イラスト)
「ぐりとぐらのおきゃくさま」はぐりとぐらシリーズの中でも人気の1冊。クリスマスの雪の日に森で見つけた大きな足跡を追いかけるお話です。ドキドキしながら足跡を追うぐりとぐら。
最後に出会うお客さまの正体とは?大きなケーキが登場するシーンもあり、クリスマスの楽しさが存分に描かれています。
ビル・コッターさんの『ぜったいに〇〇しちゃだめ』シリーズの3冊目。小さい子どもがワクワクしながら次のページをめくれる絵本です。特にクリスマスの前に読むのがおすすめの1冊。
サンタさんにも日常があって、個性も豊か!サンタクロースのことをもっと知りたくなる、かわいい絵本です。サンタさんの数を数えてみたり、ほかにどんな役割があるのか考えてみたり。いろいろな楽しみ方が見つかりそうです。
『100にんのサンタクロース』の作者である谷口智則さんの『おおきいサンタとちいさいサンタ』。おおきいサンタさんだからできること、ちいさいサンタさんだからできること、そういうことがたくさんあるということ。子供にもわかりやすく伝えることができますね。
「いろいろクリスマツリー」では、おおでゆかこさんが描く様々なツリーが登場します。個性的でかわいらしいクリスマスツリーが次々と現れます。ページをめくるごとに異なる世界が広がり、子どもたちの想像力がかき立てられます。
『まほうのよるに』マット・タバレス (著), 前沢 明枝 (翻訳)
サンタさんのそりをひくトナカイたちには名前がついています。そのうちの一頭がダッシャー。トナカイがそりをひきはじめたお話にうっとり!絵画のような美しいイラストは大人の心もじんわりと癒してくれますよ。
中央ヨーロッパのスロヴァキアに暮らす作者の降矢ななさん。本場のクリスマスマーケットの雰囲気を私たちにもわかりやすく届けてくれます。
クロがなーちゃんにスノゥを届けられるのか、小さな子供もワクワクどきどき!キュートなイラストにほっこり気分も高まります。
『クリスマスのまえのよる』クレメント・C・ムーア (著), ロジャー・デュボアザン (イラスト), こみやゆう (翻訳)
クリスマスの前の夜、パパはサンタさんを目撃して…。縦長の絵本に描かれるポップでカラフルな色彩のイラストがとても素敵です。
オーソドックスなサンタクロースのお話ですが、だからこそ今読んでおきたい1冊です。複雑なところが一切ないので、小さい子供にもわかりやすいですよ。
『さんかくサンタ』tupera tupera
さまざまなアート作品を手掛けることでも人気のユニット、tupera tuperaさんの作品です。三角や丸、四角などの形もテーマのひとつで、形と色を覚えるのにも役立ちますね。
『さむがりやのサンタ』レイモンド・ブリッグズ (著), さむがりやのサンタ (イラスト), すがはら ひろくに (翻訳)
漫画のようなコマ割りで描かれるサンタさんの1日の物語。1年で一番忙しい日の朝から夜までの様子が描かれます。人間味あふれるサンタさんの行動に、思わす笑みがこぼれますよ。
『コールテンくんのクリスマス』B.G.ヘネシー (著), ジョディー・ウィーラー (イラスト), ドン・フリーマン原案 (その他)
「コールテンくんのクリスマス」は、人気のコールテンくんシリーズのクリスマス特別編です。『くまのコールテンくん』を読んだことがある人は必読の1冊。ラストが『くまのコールテンくん』の冒頭シーンに繋がっているんです!2冊セットでプレゼントにするのもおすすめ。
『パディントンのクリスマス』マイケル・ボンド (著), R.W.アリー (イラスト), 木坂涼 (翻訳)
せっかくイベントに出かけたのに、デパートがすこし廃れたようになっていてがっかりしたパディントン。でも、パディントンたちのおかげでデパートがにぎわいを取り戻すことになって…。
映画でも人気のくまのパディントンシリーズ。絵本もたくさん刊行されているので、子供が気に入ったらほかの絵本も読んでみるといいですね。
『サンタさんのおとしもの』では、サンタクロースが落としたプレゼントを巡る楽しい冒険が繰り広げられます。
シンプルなストーリーとフォルムの美しさが際立つイラストに、大人も魅了されますよ。
『サンタさんのてがみ』ジョセフィン コリンズ (著), ゲイル イェリル (イラスト), ゆり よう子 (翻訳)
封筒に入った大事な手紙があちこちから見つかるというしかけ絵本。封筒から手紙を取り出すという動作も、子供には新鮮ですよね。
幼稚園生くらいになると手紙の意味も分かるようになり、より楽しめます。ラストのポップアップもわーっと歓声があがりそう。親子でわいわい遊べる1冊です。
ひさかたチャイルドの絵本を楽しめるアドベントカレンダーです。毎日ひとつずつ、扉を開いて、お話を読むという体験は子供にとってとても特別なもの。
お菓子やおもちゃのアドベントカレンダーが多くある中、こういう本のアドベントカレンダーのプレゼントを選ぶのも素敵ですよね。
まとめ 大人も子供も楽しめる!思い出に残るクリスマス絵本おすすめ15選
クリスマスにおすすめの絵本15選をご紹介しました。どの絵本もクリスマスの特別な雰囲気を感じさせてくれる心温まる作品です。「100にんのサンタクロース」や「ぐりとぐらのおきゃくさま」など、親子で楽しめる人気の絵本は、読み聞かせにもぴったりです。
今年のクリスマスは、ぜひご家族でお気に入りの絵本を手に取って、楽しい時間を過ごしてみてください。