海の生き物【タツノオトシゴ】の英単語・漢字・特徴の紹介
タツノオトシゴはなんとなく架空の生き物っぽいですが、意外な秘密があります。
そのことについて知りたくないですか。
この記事では、海の生き物タツノオトシゴの英単語、漢字、特徴を紹介していきます。
タツノオトシゴに関する情報
タツノオトシゴは、トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属に分類される魚になります。
タツノオトシゴが魚って言われると、
ちょっとシックリこないもんですが、
ちゃんと魚らしくエイやエラもあるんですよ。
タツノオトシゴは別名でウミウマ、ウマノカオ、リュウグウノコタマなどが知られていますよ。
どの名前も神秘的な感じを受けますね。
タツノオトシゴの由来
タツノオトシゴの由来としては次の通りです。
タツ:想像上の動物になる竜
オトシゴ:「落とし子」で、身分の高い人が正妻でない女性に産ませた子
つまり、竜に似ているが、その正式な子とは思えないという意味からできているんですよ。
タツノオトシゴの漢字
タツノオトシゴの漢字は名前の由来からではなく、
他の呼び方から来てますよ。
タツノオトシゴは「ウミウマ」って説明しましたよね。
これを漢字に変えた「海馬」が漢字になるんですよ。
漢字と由来が違うから不思議ですよね。
この漢字はタツノオトシゴが馬のような顔の形に似ているってことで、
「海馬」になったって言われているんですよ。
タツノオトシゴの英単語
タツノオトシゴの英単語は sea horse もしくは seahorse です。
日本語ぽく表すと「シーホース」で、そのままですね。
sea horse をそのまま訳すと「海の馬」になります。
つまり、漢字の由来と英語の由来は同じなんですね。
ネットの英英辞典では、sea horse は次のように表されます。
英英の中でも魚の種類って表されていますよ。
a small sea fish with a head and neck that look like those of a horse
「馬の頭、首のような見た目の小さい海の魚」
引用元:sea horse(ロングマン英英辞典)
世界で一番〇〇泳ぐ魚?タツノオトシゴ
タツノオトシゴって小さいから
なんとなく速く及びそうなイメージですよね。
そんなタツノオトシゴは世界で最も遅く泳ぐ海水魚と言われているんですよ。
そのスピードはなんと 1時間に1.5m!!!
時速1.5㎞でもないんですよ。
海の中でゆっくり動くとされている
スローライフのナマコでさえ5m/hrなんですよ。
わかりやすく、もう一回比較してみましょう。
● タツノオトシゴ:1.5m/hr
● ナマコ :5.0m/hr
ナマコのことを詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
竜でもいろんな捉え方がある!
● タツノオトシゴ
タツノオトシゴは「落とし子」と言われるくらいだから、
「子宝」のお守りのシンボルとされているんですよ。
● トンボ
一方、トンボには「竜」を表すdragon が入っていますが、
少し意味合いが違うんですよ。
dragon-(ドラゴン) はトンボの細長い様子から、
空高く飛ぶ竜を連想させたのだろうと思います。
それ以外でも、ドラゴンは西洋文化の中で
「不吉なもの」の象徴とされていました。
生き物によって「竜」の捉え方が違って、面白いもんです。
トンボの英単語のことを知りたい方は、
こちらの記事を読んでいただければ嬉しいです。
まとめ
タツノオトシゴは英語と漢字が一緒の意味から来ているけど、
トンボはまったく違うものってことで、英語と日本語の捉え方っていろいろあるように思ってしまいます。
海の中でゆっくり動く生き物ってのも関心がある内容でしたね。
次回も海の生き物の英単語を深堀した記事をアップしたいと思います。