食品【クロワッサン】の英単語・歴史を紹介します
食用のパンとして有名な
クロワッサン🥐ですが、
クロワッサンの歴史を
知りたくないですか。
クロワッサンの英単語の
由来を知りたくないですか。
この記事では
食品(パン)のクロワッサンに関する
英単語・歴史について解説していきます。
「クロワッサンよりも
パンのことを深く知りたい」
「パン全体のことを知ってから
クロワッサンのことを知りたい」
って方は
先にこちらの記事をご覧くださいね。
クロワッサンの歴史
クロワッサンの由来はいろいろあります。
その中で有力なのが次のような内容です。
「オーストリアがオスマン帝国(トルコ軍)を
倒した際の記念説」
この説について
説明していきますね。
まず、
クロワッサンの起源と言われる
キプフェルと言われるパンは
13世紀以降に作られていたと
されています。
当時のキプフェルは
今のクロワッサンの形に近かったようです。
しかし、風味などの細かい情報は
今でもあまりはっきりしていません。
それから
400年経過することで状況が変わります。
17世紀(今から300~400年前)に入ってから
オーストリアとオスマン帝国での
争いがあったんですね。
そのときに
オーストリアのウィーンのパン屋さんが
トルコ軍の侵入に気づいたことで
トルコ軍を撃退できたってことから
由来しています。
「それだけだとよくわからない」
そうですね。
これだけだと由来には
なっていないですね。
ウィーンのパン屋さんが見つけたってことで
撃退を記念したお祝いとして
パンを食べることになったと
言われています。
そのお祝い用のパンが
三日月の形をしていたことから
由来していたとされているんですよ。
このパンは
「キッフェルン」って
言われていたんですよ。
クロワッサンの由来
「そのことだけだと
由来がわかりにくい」
「キッフェルンと
何か関係があるの?」
そうかもしれませんね。
当時のトルコの国旗には
三日月が描かれていたんですね。
もちろん、
今でもトルコの国旗に
三日月が描かれているんですよ。
≪トルコの国旗≫
このときに
トルコの国旗が
三日月の形をしていることから
三日月の国トルコを撃退したってことで、
「三日月(トルコの国)を食べる」ってことに
なったんですね。
つまり、
オーストリアとしては
トルコに勝利したってことを
アピールしたかったわけです。
このときに食べられたキッフェルンが
18世紀にフランスに広がることに
なったんですね。
そのときに
フランスのパン職人が
キッフェルンを作ったってことで
フランス語で
三日月を意味する”Croissant”が
広まったってことになりました。
フランス語では
三日月のことを
”Croissant de lune”って
呼ばれるんですね。
やがて、
フランス語が英語として
定着するようになったんですね。
なお、
日本でのクロワッサンの歴史や由来は
僕のリサーチでは把握できませんでした。
どなたか知っている方がいたら、
コメントいただけたら嬉しいです。
クロワッサンの英単語
「それだと
クロワッサンはそのまま
英単語に含まれるようになったのか?」
英単語としては
”croissant”で使うことができます。
ただし、
英語では発音の仕方が
ちょっと違うんですよ。
croissantを
日本語ぽく表すと
「クレソーン」
もしくは
「クレソーント」となります。
太字のところに
アクセントが置かれます。
参考として
weblioの英和辞典で
発音を聞いてみてもよいでしょう。
ここからは
英語の三日月を含めて
発音について補足的に説明しますね。
【英語での三日月は?】
さっき、
クロワッサンは
三日月形のことって
説明しましたよね。
英語では
三日月もしくは三日月形を
”crescent”で表します。
日本語ぽく表すと
「クレスント」ってなります。
weblioの英和辞書にも
「トルコの月旗」って書かれていますね。
英語のcrescentから
Croissantの発音をイメージしやすいかも
しれません。
【croissantの英英の意味】
ネットの英英辞典では、
croissantは次のように表されています。
三日月形とは書かれていないですが、
クロワッサンの特徴をよくとらえていますね。
a type of sweet bread, shaped in a curve and usually eaten for breakfast
「甘いパンの種類で、形としては曲がっていて、朝食用としてよく食べられる」
引用元:croissant(ロングマン英英辞典)
クロワッサンの漢字
「クロワッサンに漢字があるのか」
このように
疑問を持った方がいるかもしれませんね。
残念ながら
クロワッサンの漢字はありません。
パン単体のような漢字も
ないんですよ。
あえて漢字で表すとしたら
「三日月パン」でしょうか。
あくまで正しくない漢字なので、
参考程度にしてくださいね。
クロワッサンの英語での数え方
前のパンの記事では
パンは数えられない名詞、
つまり不可算名詞ってことを
解説しましたよね。
忘れてしまったって方は
パンの記事で確認してくださいね。
【クロワッサンの数え方】
クロワッサンの場合には
ある形のした1つのパンになりますよね。
ちょっとややこしいところですが、
クロワッサンとして形が崩れると
クロワッサンではなくなるわけです。
なので、
croissant自体は数えられる名詞
つまり、可算名詞ってことになります。
クロワッサン自体の形を伝えたいときには
次のような英文でも使えますよ。
なお、複数形にすることで
クロワッサンそのものの特徴を表すこともできるんですよ。
他の可算名詞でも同じですよ。
Croissants are crescent-shaped bread.
「クロワッサンは三日月の形をしたパンです」
しかし、
パンそのもの自体の特徴が変わらないって
捉えることもできますよね。
そんなときには
”a piece of"もしくは”pieces of"を使った方が
伝えやすいかもしれません。
I have a piece of croissant.
「1つのクロワッサンを持っています」
I have two pieces of croissant.
「2つのクロワッサンを持っています」
ここまで紹介してきた表現は
クロワッサン以外だと
次のようなものでも同じように使えますよ。
● マフィン(Muffin)
● ドーナッツ(doughnut)
● カレーパン(curry doughnut)
● サンドウィッチ(sandwich)
まとめ
クロワッサンは
日本の歴史の中でははっきりしていないですが、
それほど歴史は深くなさそうです。
それでも
クロワッサン専門店があるくらいなんですね。
そんなことからも、
日本でのクロワッサンの人気が伺えますね。
次回からは
再び英文法の記事について
書いていきます。
そのうち
英単語の記事を書こうと
思ってますよ。
次回の英単語の記事まで
楽しみにお待ちくださいね。