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野菜【カブ】の英単語・漢字・特徴の紹介
野菜のカブの漢字もしくは英単語を知りたくないですか。カブの英単語の意味を知ると面白くなりますよ。
この記事では、野菜のカブに関する英単語、漢字、特徴などを紹介していきます。
カブに関する特徴
カブはアブラナ科アブラナ属の野菜になります。キャベツと同じ仲間なんですね。
野菜のカブの歴史は古く、紀元前からアフガニスタンあたりで栽培されていたとされます。
日本にカブが伝わった歴史は古く、今から2000年前の弥生時代頃に伝わったとされています。平安時代には「春の七草」の一つに含まれるなど、他の野菜と比べてもかなり早い時期から取り入れられていたんですよ。
一方でヨーロッパなどに広まったのは16世紀頃と言われています。ヨーロッパ経由で日本に伝えられた果物や野菜もあるから、逆転してますね。
カブと同じ仲間のキャベツについても知りたくないですか。意外と知られていないキャベツの漢字も紹介していますので、御覧いただけると嬉しいです。
カブの由来
カブの由来としてはいろいろな説があります。
●根を表す「株」
●カブラの女房言葉「オカブ」
●頭を表す「カブリ」
カブの漢字
そうなるとカブの漢字は「株」と思われるかもしれませんが、そうではないんですよ。
野菜のカブは漢字で「蕪」になります。
この漢字になったのはカブが雑草に生い茂り、覆い隠されてしまって何も見えないような様子から使われるようになりました。
そのようなことからカブが草に追われていて無いように見えるってことで成り立っているんですよ。
株はカブ(蕪)にあり
なお、「株」の漢字の由来としては、根の上が頭を出しているってことを表しています。
つまり、「株」は野菜のカブからできた漢字になるんですね。
カブの英単語
株は英語で turnip です。日本語ぽく読むと「ターニプ」です。
この単語に含まれる"turn-"という単語を見たことがないですか。これは"turn"つまり「回る」ってことを意味しています。
接尾辞”-ip”は正確な意味が捉えられなかったのですが、ウイグル語で「中止させる」ような意味があるそうです。ウイグル語はアフガニスタンでも使われているみたいなので、当てはまっているように思います。
turnipは「回っているものが止まっている」すなわち「回って作られた丸いもの」ってことを表すんですよ。
ネットの英英辞典では、turnipは次のように表されています。英英の中でも土の中で育つ丸い野菜ってことが説明されているんですよ。
a large round pale yellow vegetable that grows under the ground, or the plant that produces it
「土の中で成長する丸くて大きくて薄い黄色の野菜、もしくは作られる草」
引用元:turnip(ロングマン英英辞典)
”turn” と同じ意味を持つ ”tour”
この接頭辞”turn-”は”tour-”とも同じなんですよ。tourというのは「いろいろなところを観光して回る」ってことから、「旅行」を意味しています。
tourの場合にはあらかじめ目的地が何か所か決まっていて、目的地を巡りまわることになりますよね。
そのようなことから、tourには「いろいろなところを観光して回る旅行」って意味があるんですね。
”tour”、”turn” は接尾辞、つまり後ろに付くこともあります。
後ろについた単語のひとつとして detour があります。
この detour は「回り道、迂回」という意味があるので、この語源と合ってることになるんですね。
まとめ
味噌汁、漬物、サラダなどで使われるカブには食後の消化を促す酵素アミラーゼが入っているので、胃もたれなどを防ぐことができるので、カブを取り入れた食生活を取り入れたいところです。
次回も野菜の英単語を元に深堀した記事をアップしたいと思います。
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