学生が小説に触れる機会を創出する企画
小説をもっと世の中に広めるために、幅広いエンタメコンテンツにするために
小説に関連してサービス企画・販促企画をしてみようの第二弾。
10代の頃に読書を
普段、本を読まない人は47.3%。以前と比べて読書量が減っている人は67.3%。
一方で、人がもっとも読書をするべき年代は、10代だ。と答えた人は4割強。
これが、中年が若者に対する単なる説教的な回答なのか、自分を振り返っての後悔なのかはわからないが、本に触れることは決して悪いことではないはず。
学生と国語
学生が文章に触れる機会といえば間違いなく「国語」
ただ、教科書には古典や文学的な作品が多く、試験では良い点をとるためには先に設問を確認するのがセオリー。
せっかくの機会なのに、小説の面白さが全然伝わってない。
「問題」ではなく「作品」として
教科書や試験は、そういうものだとしても、たまには作品として触れて欲しい。
問題を解くために読むのではなく。
学習中でも、小説を読んで喜怒哀楽を感じてほしい。
そこで、具体案
「泣ける 国語」
特徴
・短編小説をそのまま掲載
短編小説、一話完結小説の作品をそのまま掲載
・総設問数は通常通り
1作品に対する設問数は多く設置し、トータルでの設問数は従来通りの数を維持する
・作品中に設問を挟まない
作品をぶつ切りにせず、完結した後に設問を掲載する
・読んだ感想を書く欄も
設問に移る前に、作品を読んだ感想を自由に記入する欄を設ける。あくまでも自由回答。
・回答用紙としてwebサイトを用意
正誤確認のほか、他の人の作品感想を眺めることができる。
シリーズ化と掲載作品
泣けるだけでなく、「恋する」「異世界」「ミステリー」などテーマごとにシリーズ化できる。
国語が苦手な学生にも楽しめる参考書を
参考
学習に関して、エンタメの目線で展開した過去事例として「もえたん」「うんこドリル」がある。
もえたんはシリーズ累計40万部、うんこドリルはシリーズ累計740万部といずれも大ヒット。可能性のある分野。
最後に
この企画はまだまだ構想段階です。興味を持っていただいた方、出版/教育関係などの方々、ぜひご連絡ください。
資料で紹介した作品
ツナグ / 辻村深月
その日のまえに / 重松清
恋のゴンドラ / 東野圭吾
ずっとあなたが好きでした / 歌野晶午
死神の精度 / 伊坂幸太郎
ジャッジメント / 小林由香
第三の時効 / 横山秀夫
許されようとは思いません / 芦沢央
#小説ソムリエ 始めました。 普段あんまり小説を読まない人でも、趣味・好きな映画などなどを伺って、あなたに合った小説をおすすめします。