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うつわとして生きる

『「利他」とは何か』

利他とは「うつわ」のようなものではないか…相手のために何かをしているときであっても、自分の計画に固執せず、常に相手が入り込めるような余白を持っていること。それは同時に、自分が変わる可能性としての余白でもある

相手のためにやってあげようと、相手を助けてあげようと考えて行う利他は相手を支配することにつながる。

自分の行為の結果はコントロールできないと考え、その不確実性を認識しながら、相手が「いる」ことを肯定し、聞くことで他者を発見し、その行為から自分にも変化が起こる。
うつわとして生きることで、そこに利他が生まれる。


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