揺るがない価値観
『世界を救うmRNAワクチンの開発者カタリン・カリコ』
「パンデミックで自分が有名になることと、パンデミックが起こらずに自分が無名のままでいることと、どちらを選ぶかと聞かれたら、迷わず後者を選びます。」
この言葉に象徴されるように、自分が有名になることやお金を手に入れることよりも大好きな研究を真摯に愚直に続けることを優先し、mRNAの可能性をひたすら信じ、揺るがない価値観を持って生きるカリコさんの姿から研究者としての理想の心の持ちようを感じた。
カリコさんの直面した困難に比べれば、僕のぶち当たっている困難などちっぽけ中のちっぽけだと思えてくる。
世界を救う研究は達成されるべくして達成されたのだと思う。