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就学相談で参考にした3つの教え

前回、就学相談の相談会が私の想像とは違い進路の悩みが解決されなかった話をしました。
そこで今回は、
その後、『小学校の普通クラスで、子どもがやっていけるか』という問に一番響いた教えを共有したいと思います。
もちろん、色んな人の意見や家族の意見など聞いて沢山考えました。
何かの参考になれば。


1つめ。SOSが出せる。

幼稚園の年中から言われてきたことですが、これは学校に限らず家庭でもできるようになると成長を感じます。
とにかく、小学校は人数が多くて先生が一人一人把握できない!個別対応できない!と言われてしまいます。
なので、してほしいことを自ら言えることは大事なことです。
最低限で大丈夫です。
生理的なトイレに行きたい!
これをどんな方法(ジェスチャー、筆談、口頭、誰かに言ってもらう)でも伝えられることがまず第一歩です。
 日常生活動作(排泄、食事、移動、身支度など)が出来ないのであれば、より支援が手厚いところを選択する方がいいと思います。


我が子の場合、
困ったことが分からないからどうにか自力で頑張る、
聞き逃したからもう一度言ってもらいたいが、周りを見て動く、
集団に入れないから集団行動が取れない時もあるが、幼稚園が嫌いではない。
などありましが、
年長の時には成長が見られてずいぶん困ってることを言えるようになりました!
また、集団の前で発言できる、
小集団の中で先生にトイレに行きたいことを伝えることができるなどの場面を見たので大丈夫かと判断しました。

まぁ、小学校に行ってから集団に入れないとか、困って止まってるなどあります。
 
周りの子も声を上げれずトイレを我慢したとか、トイレの順番を待ってたら間に合わなかった、
など声を挙げられない例もあります。
(お漏らしは結構あるあるなので下着は持ち歩いたほうがいいです。余談)
1年生の1学期は緊張もあるし、人間関係も形成されてないこともあり出来ないこともあるのかなと思います。

①SOSが出せる

2つめ。自傷他害がない。


パニックや癇癪が起こることはあるかもしれない。それだけなら許容されるかな?と思うのですが、
暴力を振るうや、自分を傷つけるなどがある場合は、サポートが手厚い方がいいと思います。
そもそもパニックや癇癪が起こらないように配慮もほしいところですが、
ストレスなく集団生活を送れるなら悩むこともないです。普通クラスに入れます。
パニックや癇癪が起こらないように配慮がいるなら、欲しいなら支援級の方が心穏やかに日々勉強できると思います。


我が子の場合、パニックや癇癪はほぼ幼稚園で起きなかったと記憶してます。
悲しくてシクシク泣くタイプ。家ではパニックで大声出したり、突然崩れ落ちて叫ぶとかありますが。
人の迷惑にならない、静かすぎて困りごとを見過ごされる、どんどん遅れていく、置いていかれるタイプです😅
なので、この点で支援級がいいかなと悩むことはなかったです。

ただ、以前書きましたが、通級(つくしの教室)で意見の食い違いで相手を泣かせてしまったことがありました。
本人は相手にちょっかい出した程度だったけど、相手からすれば大事な物を壊されたようだったと。ケンカではないけれど、相手が泣いてしまい、先生の仲介で相手の気持ちを考えるきっかけをもらったことがありました。
相手に対して無言で手を出してしまったけど声掛けをしたほうが良かったこと、
相手も嫌だと思ったら泣き叫ぶではなく、嫌だと言葉にすれば良かったこと、
2人とも言葉足らずだったことを振り返れました。
言葉で伝えるとトラブルにならずにすみます。
態度ではなく言葉で表現することを学習できているとトラブルは起きづらいと思います。

学校に入ってから
嫌なことがあったと言ったことがありました。
我が子はまだ表出表現が下手なので、
何が原因で、誰と誰がどうなって、自分がどうして悲しい気持ちになったかを聞き出すことは大変でした😵
あとで先生と連携して相手の子とも話してもらい解決しました。
聞き出した内容の殆どが見当違いの話になってましたが、
それでもちゃんと嫌だった気持ちを伝えてくれたことが良かったと思いました。

2.自傷他害がない

3つ目。友だちの意見を聞き入れられる。


これは、友だちがいる、
友達と一緒に遊べるというのとほぼ同じ気がしてます。
先生の話を聞き逃しても、友だちが「コッチだよー!」とか、「こうしたらいいんじゃない?」とか言うことに耳を傾けて行動できるなら集団行動やっていけるみたいです。お友達がいると日々楽しめますよね😄

我が子の場合、人に興味が薄いので友人と呼べる人間関係はちょっと無理だったかな?😣
声をかけてくれる子や大人が間にいると一緒に行動できるけど、
注意されたことと怒られたことの区別が付かなくて友だちが嫌いになったりして困ってたこともあります。

でも年長の通級(つくしの教室)のときに、
以前はこだわりが強くて手出しが出来なかったことが、アイデアを受け入れて協力してレールを作ることができたと聞きました。
また、手出しされたくない時は「先生は見てて」と自分の意見を言ってきたというエピソードもあって安心しました。

人間関係を作ること、友達がいない。この点だけ心配でした。
でも多くの小学生が学校に入ったらお友達と離れたり、友だち作りをしないといけなくなることになります。もしかしたら1人が好きなのかもしれない、と思ったり😅
どうにかなるとも思いました。

入学した今でもお友達はいないようです😵
幼稚園にいたので同じ園だった子がいるだけで少し心強いかな?
周りを見て動くことは出来るからゆっくりだけどマイペースについていっているようです。
先生の話が聞こえてないときは、先生に個別対応をお願いしてます。

3.友達がいるなら大丈夫!

まとめ

学校側は親の意見を尊重してどっちがいいなんていいません。逆に目が届かないと強調されます😵
心配なら支援学校もあります、なんてこと言われたり、
支援学級の先生なのに、支援学校相当の子がいっぱいいて手が回らないとか相談者の親に言ってくる先生もいるとか😵

そんなときは、幼稚園の先生の判断や療育先の管理者さんの意見が親身になってくれてる感じがありました。
就学相談の判定もやはり後押ししてくれます。

実際の入学後の感想としては、
支援級は手厚いです。殆ど普通クラスに交流で行ってる子も多いです。
逆に普通クラスにいて問題行動が目立って他の生徒や親が不安になることも。子どもは支援もなく怒られてばかりの日々なのかな?と思うと子どもの心が苦しくなってないか心配になります。

ただ、支援級は半分が自立支援の授業になります!授業スピードが落ちる場合もあります!
サポートがある分、出来ないことがあることを忘れてはいけません。

卒業は出来ますし、本人が笑顔で6年間通えることが授業より大事なことなのでどう思うかかなと思ってます。
6年間の固定の居場所を考える訳ではないので、
どこで勉強するのに本人に合うか、通いながら考えてもいいと思います。そういう意味で結論は先延ばしでも大丈夫だと思います。
普通クラスに行ってますが、1年生はやっぱりゆっくり進んでいる印象です。
宿題も親が教えられる範囲だし、ひらがなも算数も今急いで覚えなくても人生何度も見かけるから覚えられるだろうって気持ちにもなります。

療育先で、
3年生までは学習のつまずきもなく進めるかなと思います。言葉はお友達ができれば飛躍的に改善します。と言われました。
それもあって我が家は普通級にいます。
本人のやる気もあるし、放課後等デイサービスでもフォローしていこうと思ったのでやれる気がしました。

我が子も普通クラスで色々気になることはありますが、担任と相談しながら担任の支援を貰って過ごしてます。
どの選択も間違いはないですし、年度で変更はできます。
どんな判断をしても、
入学後は子どもをよく見てフォローする必要があります。まして悩んで選んだなら尚更です。

 ママ友や担任、療育先、学校のカウンセラーなどサポートしてくれる人などと繋がりがあると親子ともに心強いと思います。

(療育については他の投稿や市役所や明石市で検索してみてください。学校機関と別ですので。)

本人の不安と親の不安が入学までに少しでも軽くなるように願ってます。
個人的には、本人が小学校頑張る!楽しみ!っていうのを信じてもいいかなって思います😺
辛くなったらそのときに考えるから教えてねってしっかり伝えておくのも大事かなと思います😊
逆に不安に思ってるなら不安が小さくなるように、小学校を見たり小学校の先生と話したり、
サポート体制を考えたり出来ること何でもして、支援手厚く考えるといいかなと思います😊
親同士で意見が割れたら、専門家に両親で話を聞きに行って、双方の意見を出し合って話すといいかなと思います。
不確定要素(担任が頼りになるか、校風が障害者に理解があるか、友人に恵まれるか、本人が新天地でどんな反応を示すかなど)
も大きいので、『どうにかなるさ』という達観も必要かなと思ってます。
明石市は多様性も謳ってますし、周りがどうとか気にする必要はないです。

色々書きましたが、いち個人の意見です。
悩む時期だと思いますが、学校が全てではないので、子どもの今も楽しんでください😊


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