嫌われる勇気から学ぶ「自由」とは。

自由とは、他者から嫌われることである。

皆さんどうもこんにちは。倫です。
(それっぽい挨拶スタイル笑)

質問です。
皆さん自由とはなんだと思いますか?
どうしたら自由になれると思いますか?

僕は現在、大学で心理学を学んでいます。

そんな僕が入学前に影響を受けた、心理学三大巨頭の一人であるアルフレッドアドラーの思想が書かれた

「嫌われる勇気」

という本を紹介しつつ、自由について語りたいと思います。

この本では一貫して、

「全ての悩みは対人関係の悩みである。」

ということを述べています。

そんなバカなことあるかーい!
というようなことを僕たちの気持ちを代弁して作中で登場する少年は言うのですが、段々と丸め込まれていきます。笑

悩みの元をたどり続けていくと、最終的には対人関係に行き着くのだそうです。

色々な悩みを考えてみましたが、これは自分も納得するところがありました。

例えば、
「顔にニキビができた。」
という悩みがあるとします。

この悩みも、もし仮に周りに誰もいなければ気にしなくていいはずということです。

これに対して僕は、

いや周りがどうこうとかじゃなくて、自分が嫌だったら嫌でしょ!
悩むでしょ!

と考えたのですが、周りに誰もいなければ肌がツルピカな人もいないし、周りの視線も気にならない。

第一、自分一人なら顔にひとつニキビができたところで気にかけることはあっても、それで悩むことはないのかなと思いました。

まあこの場合も然り、結局僕たちは

無意識のうちに他者と比較して生きている。
他人の目を気にして生きている。

ということなのでしょう。

自分の顔を気にしているのは自分だけなのにも関わらずに周りに意識を向けてしまう。

そうすることで段々と悩んでいってしまうということです。

そこでこの本では、自由になるためには

他者から嫌われなくてはならない。

と結論づけています。

もちろん故意に嫌われようとしろということではなく、嫌われないように振る舞うことをやめろということです。

そうすれば「自由」になれる。

と、この本ではそう書いてありました。

嫌われないように振る舞うことを辞めれば、周りの目は気にせずに生きていける。
その状態こそが「自由」だと、そうアドラーは言っています。

僕はこの本を読んで、周りの目を気にしないで生きている人はどのくらいいるのか単純に気になりました。

もちろん僕は気にしてしまいます。
気にしないようにしていても、完全に気にしないようにするのは相当難しいのではないかと考えます。

インスタグラムやTwitterなどのSNSが普及している現代では特に周りの目が気になりそうですよね。

でも、これから僕は頑張って周りの目を気にせずに生きてみようかなと思いました。

悩みがある方は一度、

自分のことを考えているのは自分だけ、気にしているのも自分だけ。

と考えてみれば、少し心が軽くなるのではないでしょうか?

最後に、この本を読んだことがない人はぜひ読んでみてくださいね。

それでは、世界から少しでも悩みがなくなりますように🙏
アーメン。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集