写真と民俗【鳥羽の火祭り】
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どうもメダカです
初めましての方は初めまして。
2月に愛知県西尾市の鳥羽神明社にて行われる火祭りを撮影してきました。
※今回は写真多めで文字少な目なので読みやすいです。
鳥羽明神社
鳥羽神明社は三河湾に面した愛知県西尾市にある神社。
第51代平城天皇の大同年間(806~809年)の創建と言われています。
鳥羽の火祭りとは?
鳥羽神明社で行われる鳥羽の火祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定され奇祭として知られています。
竹と茅で作った高さ5m重さ2トンの「すずみ」と呼ばれる巨大な松明に火を点火し、
「すずみ」に掛けられた梯子を駆け上って激しく揺すると、火は次第に増し闇夜を焦がす巨大な火柱となります。
「西の福地」と「東の乾地」の東西に地区に分かれた、古い幟(のぼり)で作った衣装で身を包んだ奉仕者(通称「ネコ」)たちが、燃え上がる炎の中に勇敢に飛び込み、
すずみの中に収められた「神木」と「十二縄」を、どちらのすずみから早く取り出されるかによってその年の勝敗が決まります。
「すずみ」の燃え具合と「福地」「乾地」の勝敗によって、その年の天候・豊凶を占います。
燃え残った竹で箸を作り、食事をすると歯の病気にかからないといわれ、燃え残りを持ち帰ることもできます。
写真で観る鳥羽の火祭り
それでは実際に写真で鳥羽の火祭りを見て行きましょう。
15:00~ 身を清める禊
まずは神事に参加する神男達が鳥羽海岸で禊落とし。
2月の寒空の下、まわし一つで2㎞程歩き鳥羽海岸まで歩きます。
16時ごろ禊が終わって、本番は20時からなので4時間待機です・・・・
駐車場も遠いのでひたすら現場で待機です。
つらい・・・
20:00~ すずみに点火
4時間ひたすら虚無に耐えいよいよ本番です。
神職がまずすずみに向かってお祓いをします。
火が入れば後はひたすら、すずみをぶっ壊してご神木を取り出します。
ものすごい熱なので男たちには、がんがん水をぶっかけられます。
それでは(物理的に)熱い神事をご覧ください。
神事が終わった男たちは煤だらけで、頭から湯気が出るくらいの熱量でした。
まとめ
いかがだったでしょうか?
コンプライアンスのうるせえ世の中ですが、やはりこういった危険な祭りは必要ですよね。
これぞ戦士の文化ですよ。
あぶねえ祭りで勇気を見せた神男達の顔はかっこいいんですよね。
やはり人間たまには危険な体験をしないとダメですよね。
危ない思いをするとアドレナリン出まくりで生きてる実感が強まります。
皆様もたまには危険なことして生きてる実感を得てみてください。
(個人の感想です)
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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通信欄
短期ですが、とある民俗学講座通う事にしました。
月一回半年程度の講座ですが、ちゃんと民俗学の講義を受けた事が無いので楽しです。