写真と民俗【キリスト祭り】〜キリストの墓は青森にあった〜
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どうもメダカです初めましての方は初めまして。今回は青森県のキリスト祭りに行ってきました。
※あくまでジョークです、おおらかな気持ちで受け止めましょう
青森県新郷村・キリストの墓
青森県の新郷村という田舎町にキリストの墓があるってご存じですか?
実はゴルゴダの丘で磔刑になったはずの、キリストは密かに日本に来ていたんです!
新郷村HPより
突拍子もない仮説が、茨城県磯原町(現北茨城市)にある皇祖皇太神宮の竹内家に伝わる竹内古文書から出てきたのが昭和10年のことです。
竹内氏自らこの新郷村を訪れ、キリストの墓を発見しました。
1936年に考古学者の一団が「キリストの遺書」を発見したり、考古学・地質学者の山根キク氏の著書でとりあげられたりして、新郷村は神秘の村として人々の注目をあびるようになりました。
そうキリストは処刑されずに日本の青森に落ち延びていたのです!!!
って新郷村の人が言ってました・・・・
エビデンスはまだあります
新郷村の旧名は名戸来村(へらいむら)
へらい・へいらい・へべらい・へぶらい・・・
そう名戸来は「ヘブライ」がなまったものなんです。
って新郷村の人が言ってました・・・・
キリスト祭り
キリストの墓が事実である事が確定したので、もちろん御霊祭りもございます。
それではキリスト祭りを見て行きましょう。
祝詞と獅子舞の奉納
祭壇が作られ、神職より祝詞があげられ、獅子舞が奉納されます。
地元議員から月刊ムーまでいろいろな出席者が参列します。
ナニャドヤラ
祭事が終わった後はキリストの墓の周りでナニャドヤラが舞われます。
ナニャドヤラとは、青森県南部から岩手県北部にかけての地域及び秋田県鹿角地方の旧南部藩領内に伝わ盆踊りでの「はやし歌」の歌詞からとられた名称です。
ナニャドヤラの意味は柳田国男曰く
「何なりともせよかし、どうなりとなさるがよい」 と、
祭りという特別な日に、男に向かって呼びかけた恋の歌と言われています。
が!岩手県一戸町出身の神学博士・川守田英二が大正時代に唱えた説は違います。
川守説では「御前に聖名をほめ讃えん 御前に毛人を討伐して 御前に聖名をほめ讃えん」という意味だそうです・・・
(あくまでジョークです、本気にしないように)
ナニャドヤラの祭典
今回はキリスト祭りが記念すべき60回目という事もあり、ナニャドヤラの祭典が開かれました。
いろいろな保存会のナニャドヤラが披露され行きます。
踊りに厳格な決まりはなく、保存会によってそれぞれ踊りが違います。
生歌でナニャドヤラが歌われます
なんか変な人がいますね・・・
そうこの人こそがナニャドヤラの祭典の司会進行を務める
タレントで地元のスター十日市秀悦さん
ただの奇抜な格好のおっさんと思いきやこの人がすごい!
マジですごい!とにかく会場を盛り上げる、往年の萩本欽一並みに客も保存会の人もいじる。
とにかく客も巻き込んで盛り上げる、十日市さんのMCにより祭典の最後は客も踊り手も関係なく一体となって、みんな笑顔でナニャドヤラ
このサービス精神の塊を映像でぜひご覧ください
まとめ
こうして世界平和が達成されたかのような一体感を持って、
記念すべき第60回キリスト祭りは終わりを迎えます。
正直言って胡散臭さ過ぎて最初はちょっと馬鹿にしてるところもありましたが、完敗です。
もしかして人生で一番楽しい祭りだったかもしれません。
キリストの墓が本物か?とかもうどうでもいいくらい楽しい祭りでした。
来年も必ず行きたいキリスト祭りでした。
気になった方もぜひ行ってみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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おまけ
キリストの墓の近くにある【キリストっぷ】には必ず寄りましょう。
キリストのTシャツから切り干し大根までなんでも売ってる、まさに神のようなショップです。
レジスターが無いので地元のばあさん4人が、
商品を受け取る係・商品を読み上げる係・値段を計算する係・袋に詰める係と完璧な分業制でゆっくりと、会計してくれます。
自分の頭で暗算した方が早いので、ばあさんに値段を言われたらすぐお金を出せるよう準備しておきましょう。
遅いからって決してイライラしてはいけません。
気長に待ちましょう。
(行く前に営業日の確認だけするように)