写真と民俗【千葉の民間信仰】
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どうもメダカです
初めましての方は初めまして。
今回は千葉の民間信仰について取材してきました。
千葉県
千葉って知ってますか?
もちろん誰でも知ってますよね。
では千葉にどんなイメージを持っていますか?
ディズニーランドがある、埼玉と対立している、ピーナッツに醤油と海。
(別に馬鹿にしてるわけじゃないので怒らないでね)
東京の隣と言うこともあって中心部はけっこう都会ですが、調べてみると実は千葉のごく一部だけで受け継がれる、民間信仰なんかもあり結構面白いんです。
今日はそんなちょっとマニアックな千葉の民間信仰3件と、民間信仰に興味が無い人向けにインスタ映えの2か所を紹介していきます。
中里の道祖神
千葉県成田市中里にある楽満寺の程近く、なだらかな丘にそびえるタブの木のふもとにそれはあります。
丘を埋め尽くすおびただしい数の石祠(せきし)
小さな石祠には道祖神の文字が刻まれています。
この異様な光景を撮影していたら、偶然地元のおばさんが参拝に来てお話を聞くことが出来ました。
「この石祠は足の悪い人が健康を祈って道祖神に奉納してるんですよ」
道の辻や村の入り口に建てられる道祖神は村に入ってくる悪い物を追い払ってくれる道の神様です。
憶測ですが、道の神様が足にも良い神様と解釈されて生まれた民間信仰なのではないかと思います。
地元のおばちゃんも「私も足が悪かったけど、毎日ここに参拝するになってから足が良くなったの」といっていましたが、
片道1キロを毎日通って参拝してるらしいので、明らかに運動の効果ですよね・・・
よかったねおばちゃん(^^)
※石祠 (せきし) 家の守り神を祀った小さな祠
西音寺 四十九堂
香取市の西音寺のお堂。
赤いお堂に貼られた無数のお札・・・
さながらホラー映画のワンシーンですが、よく見ると紙には戒名が書いてありました。
実は千葉県北東部で行われる追善供養(ついぜんくよう)の風習らしいです。
※追善供養 (ついぜんくよう) 生きている人が亡くなった人の冥福を祈って行う供養
家族が亡くなった後に遺族は近所のお堂に札を貼って周りこれを【お堂巡り】と呼びます。
地域によってそれぞれルールが違うらしいですが、葬儀の翌日か初七日もしくは四十九日の間に近所のお堂に札を貼って回るしきたりがあります。
※お堂巡りは数か所に分けて戒名札を貼るらしいですが、面倒だったのか一か所に何枚もまとめて貼ってある戒名札もありました
本郷の大イチョウ
日本武尊(やまとたけるのみこと)・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)が祭られている三峯神社のお札が納められた祠と見上げんばかりの大イチョウ。
幹回りは約10メートル高さは約23メートルあるらしいです
岡本桟橋(おまけ)
ここはインスタ映えスポット
として結構有名ですね。
南房総市にある木製の桟橋とノスタルジックな雰囲気を漂わせる電柱。
この桟橋を美しい夕焼けと共に
撮影してみましょう。
江川海岸(おまけ)
木更津市にある干潟で3月中旬から8月上旬まで潮干狩りが出来ます。
ここも夕焼けをバックに撮影すればさながら金曜ロードショーのオープニング風景
(わかる人にはわかる金曜ロードショーのOP)
天気が悪くても干潟に写る雲を一緒に撮影すれば幻想的な風景が撮れます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
あまり観光地のイメージがない、千葉ですが調べてみると結構興味深いスポット沢山ありました。
今回は一泊だけだったので回れなかったスポットも数多くあるので、機会があればまた千葉を回っていろいろ紹介してきたいと思います。
また皆様の住んでいる地域でもこんな変わった風習や民間信仰があるよなんて方が居たらぜひコメント欄で教えてください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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