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JW201 遷宮と無関係

【孝元天皇編】エピソード4 遷宮と無関係


紀元前214年、皇紀447年(孝元天皇元)1月14日、大日本根子彦国牽尊(おおやまとねこひこくにくる・のみこと)(以下、ニクル)が即位した。

第八代天皇、孝元天皇(こうげんてんのう)である。

そして、あっという間に、三年の月日が流れたのであった。

すなわち、紀元前211年、皇紀450年(孝元天皇4)3月11日。

この日、遷宮(せんぐう)がおこなわれたのであった。

ニクル「して、どこに遷(うつ)ったのじゃ?」

ニクルの問いかけに、大臣(おおおみ)の磯城大日彦(しき・の・おおひびこ)と物部出石心(もののべ・の・いずしごころ)(以下、いずっち)が答える。

系図(出石心と大日彦)

大日彦「軽境原宮(かるの・さかいはら・のみや)です。」

いずっち「奈良県橿原市(かしはらし)の大軽町(おおがるちょう)や見瀬町(みせちょう)の周辺と言われておりますなぁ。」

ニクル「はっきりとは分からぬのか?」

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