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疑問に食い下がっていたら、メンタルに想定外のことが起きて救われた話。
昼にパスタ大盛り。2時半に早くも強い空腹感。あんなに腹いっぱい食べたのに。
なんで?
長い間ずーっと疑問でした。
答えはカンタンでして、これは今では知られた「血糖値スパイク」現象。高血糖から一気に低血糖になるというメカニズム。これが恐い糖尿病を誘発する。合併症がとにかく恐ろしい。失明・脚切断は有名だが、最近では認知症も。
この「糖」の悪の権化ぶり、なんでも摂り過ぎは良くない、ではすまないレベルの、トテツもない破壊力を感じる。
まあ人間、ワケがわかると快感。これを知ってから栄養学へのぼくの追っかけ道が始まったのですが、疑問の嵐の連続。
中学で習った「三大栄養素」炭水化物(=糖質+繊維)・タンパク質(=アミノ酸)・脂質。
あらためてひっかかったのは、「必須アミノ酸」「必須脂肪酸」という呼び名はあるが、「必須糖質」ってのが出てこないこと。
タンパク質も脂質も、摂らないと生命に関わるが、糖質は摂らなくても死ぬわけではないことになる。
だのに栄養学では糖質は三大栄養素の中の筆頭として君臨。糖質・タンパク質・脂肪の良いとされるカロリーバランスは6:2:2。糖は他の3倍、6割もの重きが置かれている。
なんで?
それに、糖質摂取の目的はエネルギー源としてのみ。でも、脂質もエネルギー源だと書いてある。目的が無意味に重なっている。
なんで?
次々と疑問が湧くもんだから、ない頭でソーサ範囲を栄養学以外にも広げてみれば、糖質の持つ「ほんまでっか?」的実像に目ウロコの連続。
・「糖新生」という体内反応により、人体はタンパク質や脂肪から必要な糖を作ることができる。
・脳を動かすのは唯一、糖質だとされてきたが、脳は脂肪を元とするケトン体だけでも動くハイブリッド。
・糖を作り出すホルモンはいくつも備わっているのに、糖を分解するホルモンはインシュリンしかなく、妙にアンバランス。
云々…。
これらは現代生理学の教科書に載っていること。
人体ってこんなにも糖摂取を必要としていない。それどころか、敵視しているようにさえ見える。だのに栄養学では糖質を6割摂れという。
なんで?
これもあとで驚愕する事実がわかって「ほんまでっか?」的に刺さりまくるんですが、とにかく、食えば食うほど腹が減るパスタ問題の犯人は糖質であって、恐い糖尿病につながることを知ったからにはどうするか。
カロリーは変えず、タンパク・脂肪主体の食生活へという人体実験に突入することにした。食事から小麦関係や米、甘いものなどの糖質を追放したのです。これが八年前。
すると何十年来悩んできた体重問題は半年でなんなく解決して、標準体重へ。健診数値もすべて正常に。これを今もフツーに継続できている。
でも、もっとコレはー!と思う変化が二つあった。
一つは、食欲がずーっとマイルドになったこと。
糖をやめてからは、一日を穏やかに、そして集中力を持って過ごせる。酒や煙草と同様に糖も強力な依存物質だというが、まさにそれを体感。
今では食欲が人生時間を邪魔しない。
もう一つ、まったく想定していなかったことが、「強メンタル」。
クヨクヨ・メソメソ、つまり、あいつのせい的「豆腐メンタル」がどっかいっちゃって、初めから負けてる「死ぬ気で」マインドだったのが、勝つ気満々の「殺す気で」の強マインドにいつの間にか変わっている(気が大いにする)。
人間、想定外の良いことが起こると、シアワセ感が何倍にもなる。
パスタどっかり食うほど腹が盛大に減る。なんで?
この疑問を忘れなかったおかげで、目指す「90歳現役」が見えてきました。
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