美肌からお通じ改善まで嬉しい効果!米ぬかを取り入れて劇的に変わった私の生活
基弘会編集部デスクの山本です。
以前も「天然塩」へのこだわりについてふれた記事も投稿しておりますが、我が基弘会では安心安全な「食」の提供にとてもこだわっています。
特にお米は、滋賀県東近江の農薬を使用せずに栽培されている農家さんと直接契約させていただき、玄米の状態でお米を仕入れています。
玄米は食べる直前に自分たちで精米をしています。
そんなお米は新鮮で艶々としていてとても美味しい!とご利用者様にも大好評なのです。
そのため、私たちは美味しいお米と同時に良質で新鮮な「米ぬか」も手にすることができるようになりました。
今回は、そんな米ぬかを生活にも取り入れた結果、良いことづくめだったのでぜひ紹介させていただきたいと思います。
米ぬかは栄養素の宝庫
私たちの主食であるお米は収穫された時点では4層構造で、一番上の籾殻(もみがら)を取り除くと玄米となり、玄米を精米し糠層と胚芽を除いたものが白米です。
玄米を削って精米すると出る粉(糠層や胚芽)が米ぬかです。
この米ぬかには栄養がたっぷり含まれています。
★ビタミンE
抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助けます。
・血液の流れをスムーズにする血行促進作用
・血中の悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑制する作用
・ホルモンバランスを整える作用
・抗酸化作用
★イノシトール
広義にビタミンB群の一種です。中性脂肪の燃焼を促進し、脂肪肝や動脈硬化などといった生活習慣病を防ぐ効果があります。イノシトールが不足すると、鬱病や不安障害等の神経症状になるなどの悪影響をもたらします。
★フェルラ酸
「お米のポリフェノール」と呼ばれ、紫外線吸収作用があり強力な抗酸化作用で肌のダメージを防いでくれます。
★フィチン酸(IP6)
抗酸化作用に優れ、肌が錆びる(酸化)原因となる余分なミネラルを体外へ排出する「キレート作用」があります。フィチン酸は穀物や豆類などの食物繊維の多い植物に豊富に含まれています。最近ではフィチン酸がガンの抑制に大いに寄与すると注目を集めています。
さらにお米の栄養の9割以上はこの米ぬかにあると言われているほどです。
そんな栄養たっぷりの米ぬか、活用しない手はないですよね!
しかし都会に住む若者にとって「米ぬか」が想像以上に身近なものではなく、「ええ?米ぬかなんてどうすれば良いのかわからない…お漬物をつけるくらいしか思いつかない」と、消極的な意見ばかりが聞こえてきます。
そんなわけで、たっぷりの良質な米ぬかが手に入った私は、みんなに米ぬかの良さを知ってもらいたいと、まずは我が家で色々と試してみることにしました。
米ぬか風呂でしっとり肌
まずは米ぬか風呂をしました。
私の実家では妹が重度のアトピー性皮膚炎だったこともあり、幼少期に母がよく米ぬか風呂をしてくれていました。
昔ながらの方法は、木綿の袋に米ぬかを入れるのですが、それだと後処理が手間なので、気軽にできる方法を考えてみました。
それは使い捨ての不織布排水口ネットを使うことです。
不織布製の排水口ネット100円均一ショップなどで購入できました。少し大きめの不織布のお茶パックでも良いと思います!
これにコップ1杯程度の米ぬかを入れ、口を縛って閉じるだけで完成です。
このままお風呂につけて揉み出すと、お風呂のお湯がお米のとぎ汁みたいに乳白色になっていきます。排水溝ネットはあまり揉みすぎると破れやすいので、子どもがいる我が家では万が一破れても大丈夫なように洗濯ネットに入れるようにしています。
米ぬか風呂をしたことが無い人からは、お風呂が米ぬか臭くならないの?と聞かれますが、逆にとてもリラックスできるような良い香りです!
使い終わったあとはゴミ箱にぽいと捨てるだけなのでとっても楽ちん。
入浴後はお肌がしっとりしているのがわかります!
米ぬかの栄養素には美容にも良いと言われる成分なので、肌に潤いを与えてくれるのです。特に乾燥や手荒れがひどい時は、湯船の中で米ぬか袋をポンポン当てています。
そんな米ぬか風呂を続けて2ヶ月ほどが経ちました。
粉をふく時もあるほど酷く乾燥していた私の手足は、かなり改善されました!
子どもたちも乾燥肌・アトピー体質なので改善に期待しています。子どもたちの肌も以前に比べて少し乾燥が改善されて来たかなと思います。
米ぬかを美味しく食べよう!
最近は精米したお米がスーパーで手軽に手に入るため、米ぬかは廃棄されるものというイメージが強く、「え、米ぬかって食べられるの?!」と驚く人も少なくありません。
米ぬかは、れっきとした食品です。
しかも、とても美味しく食べることができ、健康にも良いんです!
米ぬかは生鮮食品なので、精米後は必ず冷蔵もしくは冷凍して保管し、鮮度の良いうちに食べて欲しいです。ですが生のままでは少し食べにくい風味なので、おすすめは乾煎りすることです。
テフロン加工のフライパンで弱火〜中火で5分くらい乾煎りすると、ほんのり茶色が濃くなります。味はお煎餅のように香ばしく、食べやすくなります。
また適度に水分が飛ぶので長持ちするようになります。冷蔵庫に入れて2週間くらいで食べ切るようにして下さい。
現在もレシピを試行錯誤中ですが、美味しかった食べ方をご紹介します!
❶ほうれん草の胡麻和えならぬ米ぬかあえ
5センチ幅に切ったほうれん草を茹で、絞って水気を切る。
砂糖・醤油・煎り米ぬか・だし汁で和える。
❷キナコもちならぬ、米ぬかもち
焼いたお餅に砂糖・煎り米ぬか・お醤油を混ぜたものをつけて食べる。
❸米ぬかふりかけ
しらす・カツオ湖・乾燥小海老・煎り米ぬか・ごまなどをフライパンで炒め、砂糖・醤油・酒・みりんを入れ、水分が飛ぶまで炒める。
他にも、お好み焼きにカツオ節代わりに振りかけたり、お味噌汁に入れて飲んでもよし。ごまドレッシングに混ぜてサラダを食べるときに使ってみたりと、アレンジは無限大!
玄米の栄養のほとんどは米ぬかの部分にあるので、大さじ1杯の米ぬかを摂取すると、玄米ご飯を2膳食べたのと同じ栄養素を摂取することができます。食物繊維も豊富で、便秘にも効果的と言われています。
実際に私や子どものお通じがかなり改善されています!
特に子どもの便秘症が深刻で、3歳児ながら毎日便秘の薬を飲んで、それでも4日以上お通じがでないときには、浣腸などの強い薬を使わなければいけないような状況でした。
この便秘症のおかげで小児科の通院も欠かせません。
それが米ぬか生活を始めてから、浣腸を使わずに出せるようになっています!
週1回は必ず使わなければならなかった浣腸を、この2ヶ月間で1度も使用していません!2〜3日に1回は自然に便意を催すようになってきました。
まだ毎日飲むお薬を手放すことは出来ないのですが、子どもに負担をかける浣腸を手離せたことは、大きな変化でした!
食生活に米ぬかを取り入れたことで少しずつ腸内環境が整ってきているのかもしれません。
レッツ米ぬかライフ
米ぬかには体に良い栄養や成分をたくさん含んでいる反面、化学肥料や農薬を多用し栽培されたお米だと、残留農薬のほとんどは米ぬか部分に含まれています。
ですから、米ぬかは有機栽培、自然栽培で育てられたものを選ぶことが大切です。
最近ではネットなどで自然栽培の農家さんから直売されているケースも増えてきているようです!
とってもおすすめな、米ぬか健康生活。
これからも続けていきたいと思っています。
皆さんも、ぜひ参考にしてくださいね!
Text by 山本(基弘会編集部デスク)
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