新大久保のソウル市場で買える、魔法の赤い粉で作るもやしナムル #おつまみレシピ
もやしナムルが好きだ。豆もやしでつくった、赤くて辛いもやしナムル。ニンニクとごま油の香りで、もやしの青臭さなんてもはや気にならないもやしナムル。
ニンニクが美味しいのか、辛味が美味しいのか、韓国料理が好きだ。週に1〜2回のペースで新大久保に通っていたことがある。
新大久保の街並みは都内でも少し異質な気がする。大通りはそんなだけど、脇道に入り少し歩いていると、マンションの玄関に急にG-DRAGONの看板が出てきたりする。会社員だった時、この辺りに住んでいた先輩が、家が燃えたとかで早退したのを覚えている。アンダーグラウンドといえばそうだとは思うが、ここから世界に繋がっているとも思う。
化粧品なんかも安かったり、アイドルグッズがあったりするけれど、私はやはり韓国料理が好きだ。サムギョプサルもチーズタッカルビも、最近だとUFOチキンなんかもあるけれど、やっぱりわたしは、もっぱら冷麺が好きだ。
お店で食べるのも好きだけれど、新大久保駅を出て、右に黙々と進むと、ソウル市場という食料品を売っているお店がある。韓国料理が好きで、料理も好きなら、ぜひ一度行ってみて欲しい。私はこのお店で売っている、このお店でしか売っていない、謎の赤い調味料「万能の素」のとりこだ。
1袋1000円前後と、かなり高級。けど、最近通販もしているみたいで(Amazonだと半量の50gで500円ですね)レビューを見てもらうとわかるけど、これ一つでお店の味になる。本当に美味しい。なんなら韓国料理店はみんなこの万能の素を使っているんじゃないだろうか。
お店に入ると、入口に大きな特設コーナーがつくられている。韓国オモニの味!累計販売数過去最高突破!これひとつでスンドゥブが作れる!などなど最高!最高!を謳う文言がたくさん並んでいて、おまけにパッケージも怪しい。怪しいだらけなのに、この味を超える辛旨の調味料に私はであえていない。
ソウル市場の謎の真っ赤な調味料で作るピリ辛もやしナムル作り方
材料
豆もやし 1袋
万能の素 小さじ2
->万能の素が用意できない場合は、味覇orダシダ+豆板醤を1:1で混ぜる
ごま油 小さじ1
※ちなみに重い荷物持つの得意だったら、ソウル市場に豆もやしが1kgだか2kgだかで売っています。私は買ったことがないです。
作り方
①ビニール袋に新大久保の赤い粉を入れておく
②沸騰直前のたっぷりのお湯に、豆もやしを入れる
③沸騰して30秒経ったらお湯からもやしを出して、ザルの上で冷ます
④袋にぶち込んで振る
豆もやしを無限に食べられる状態に仕上げるポイントは、カルキ臭みたいなのは抜きつつ、食感は残す加熱具合かなあと思います。私は沸騰直前お湯に入れて、沸騰して30秒待って、その後ザルに開けて、冷ましながら湯気と共に匂いを飛ばす感じ。なので冷ます時はできるだけ豆もやしが重ならないように広げている。
今回1袋で作り方紹介したけれど、普段は3袋一気に作ります。それでまあ、一気に食べ切ることも少なくはないです。基本的にこれだけで食べるかも。それくらい完成度が高い。
この万能の素、鶏ガラスープとか味覇とか味の素みたいにもっとメジャーになるべきアイテムだと思っている。私は季節に1回4袋買ってるので16袋だけど、もっと買っている人もいそう。もし新大久保に行くことがあったら、また、気になったらぜひお取り寄せしてみてください。