降っても晴れてもというけれど
秋だというのに雨も降らずに相変わらず暑いサンパウロです。(言葉の引用の仕方に問題あり。。)
ヘッダー写真は昨日の公園で見かけた、公園デビューしたてと思われるコーギーの仔犬。この時はひたむきに歩いていましたが、そのうちにあちこちに愛想を振りまいて可愛がってもらい、その後は地面にペタンとなり、飼い主さんに抱っこ!をせがんでいました。暑かったし、たくさん歩いて疲れちゃったよね。可愛い♡
こんな日には喉を潤し、糖分、ミネラルを補給するにピッタリな飲み物がブラジルにはあります。それはÁgua de côco(ココナッツウォーター)です。
アクセントはくれぐれも最初のoの方でコッコヴェルジと発音してくださいね。次のoにつけると全く違った意味になりますので。汗
この公園内で物品の販売は禁止されているようですが、公園の出入り口付近のスタンドや、付近のちょっとしたお店で冷えたココナッツウォーターを購入、飲むことができます。
ココナッツウォーターはナタのような刃物でてっぺんをスパッと切ってもらってストローを挿して飲みます。(自宅ではキリで穴をあける感じでしょうか。。)飲み終われば実を何分割かにして、白い果肉をいただきます。新鮮な、生のココナッツです。
ココナッツの水も果肉も、愛犬とシェアすることは問題ないようで(与えすぎはもちろんいけないとは思いますが)、ワンコも美味しそうにその水を飲み、果肉を食べている姿をよく見かけます。
ほんのりと甘い水は、パックされたものとは全然違った味わいです。(パックのものは甘味が気になります。)この水は、子供たちが小さかった頃、体調不良時のイオン飲料のような役割も果たしてくれました。
椰子の木各種が街路樹で植えられているサンパウロですが、流石にこの手の実がなる品種は避けられているようです。万が一落下した実が頭を直撃しては怪我をしてしまいますので。玉暖簾のような実がなる品種が一般的です。
***
昨日はこんな夏の花がまだまだ元気でした。
イッペーの花はラッパ型(ジャカランダなどと同じ)で花弁がありませんが、この花は5枚の花弁から成り立っています。その大きさは掌大で大きめ。和名はトックリキワタ、ポルトガル語名はPaineira(パイネイラ)というそうです。これぞ生粋の南米原産の木、日本では沖縄に持ち込まれて見ることができるそうです。
花が終わるとこのような実(拳大)がなります。皮が弾けると種を包み込むような綿が出てくるのだとか。今まであまり意識したことはありませんでしたが、そう言われてみると地面に落ちた綿に「こんなところになぜ⁉︎」と思ったような記憶もあります。この先も注意深く観察してみようと思いました。
ピンクのイッペーの花はこちらになります。例年だと花の時期は7月頃ですが、公園の木はすでに花を落花させ始めています。これは去年撮影したものです。
先週、別々の日の同時刻に撮ったキッチンの窓からの夕刻の空です。人生まさに「降っても晴れても」で色々ありますが、こんな風に空を眺められるうちはまだまだ大丈夫。
日本の皆さんにとってはGW最終日ですね。引き続き良い一日でありますように♡
【お知らせ】
少々強引ではありますが。。ジャズピアニスト、大江千里さんのNYからの配信ライブのお知らせです。そのタイトルはジャズ スタンダード曲にもあるCome rain or come shine、まさに「降っても晴れても」です。笑
パンデミックの期間から始まったこのストリーミングライブも今年で3回目を迎え、すっかりお馴染みとなりました。
目玉は大江千里さんが皆さんからのリクエスト全てにお応え、演奏してくださること。今は絶賛練習中だそうです。配信日は5/18(土)ですが、リクエストは練習の都合上、5/11(土)までとなっています。
あなたの思い出のあの曲を、この機会に是非リクエストしてみてくださいね。お席はどなたにも平等な最前列の特等席となります。初の試みであるラッフル大会の賞品は、NY中を駆け巡って千里さんご自身が準備されているとのことなので、こちらの方もどうぞお楽しみに。
日本は新緑が目に眩く、ボッサノヴァが耳に心地良い季節となりましたね。
既にご紹介済みですが、GW最終日にこちらの曲をどうぞ♪
50週目で振り出しに戻ってやっとここまで来ました。いつもお読みいただいてありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?