カーニバルにはブラジルのプジン(プリン)作りを〜Bolo pudim de leite condensado 〜
あれは3ヶ月ほど前のことだったでしょうか。日本の友人何人かから
「コンビニでブラジルのプジン(プリン)を買ってみたよ〜、美味しかった!」
というメッセージをいただきました。(地球の反対側の国のことなのに、皆さん気にかけてくださって嬉しかった〜泣)ブラジルのプジンといえば、家庭でよく作られる、コンデンスミルクを入れる甘〜いあれのこと?
送っていただいた写真、及び検索して見た画像は、私が認識しているプジンとはちょっと違いました。プジンと言われながらも、台となるスポンジケーキとで二層になっていて、随分とオシャレな見かけ。これは一体どうしたことなのでしょう。
良く調べてみたら、Pudim de leite condensado
(コンデンスミルク入りのプリン)といえば私がよく知っているあのプジン、二層になっているものは特に”
Bolo pudim de leite condensado
“というそうです。Boloはポルトガル語でケーキ、leiteは牛乳という意味です。
プジンとスポンジケーキのマリアージュってどんな感じなのかな。お店で売っていないのならこの際作っちゃう?
折りしもこちらはカーニバルの休暇中。デートの散歩、昼食後に娘のBFくんが我が家に遊びに来るというではありませんか!このふたりにプジン作りをお願いしたところ、快く引き受けてくれました。嬉しい♪夜には息子カップルも合流する予定なので、夕食のデザートと致しましょう。
レシピは千里友さんが教えてくださったオレンジページさんに掲載されたこちらを参考にしています。(在日本ブラジル大使館のレシピだそうです。)
Bolo Pudim de Leite Condensado
出来上がりはこんな感じになりました。ケーキの部分が何故かあまり膨らまず、きれいな二層にならなかったのは残念でした。それぞれの生地の状態、型の高さがあまりなかったことも影響しているのかも。でも、初めてにしてはまずまずの出来だったと思います。
ちょうど良い頃合いで息子とGFちゃんも到着。プジンを冷蔵庫で冷やしている間に、夕飯はデリバリーで簡単に済ませました。片付けは若者たちが手分けをしてやってくれて楽チン。さぁ、いざデザートタイムへ。
手間暇かけて作られたプジンは、外でいただくのと同じように「ムッチリ」な食感。これぞブラジルのプジンです。コンデンスミルクもそれなりに入って、甘味はどうかな、と思っていましたが、想像していたより控えめ。なめらかな舌触りでとてもで美味しかったです。皆大満足のお味でめでたし、めでたし。
若者たちはその後、リオのカーニバルのTV中継をBGMにカード遊びなどして、カーニバル2日目の夜が更けて行きました。
【オマケ】
娘のBFくんは中華系なので、カーニバル前日の春節のお祝いに娘をご招待して下さいました。あちらの親戚一同様とご対面。娘はそれなりに緊張して伺いましたが、穏やかな会食だったようです。
その翌日のカーニバル第一日目。我が家の通りで行われた、街角カーニバルの行進の様子です。場所によっては治安が心配なカーニバル。こちらはファミリー型で平和な雰囲気です。小さなお子さんたちの可愛らしい仮装姿も見られました。
明後日の灰の水曜日が終わると、イースターまでカウントダウン(日曜日を除いて40日後)となります。その間にサンパウロの秋がゆっくりと深まって行きます。
【追記】
後日ケーキ生地の分量を増やして再チャレンジしてみました。
カラメルが温かいうちに型から外して、やりやすかったです。二層構造になって、少し見栄えが良くなったかな。
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