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【ぼっち旅行記】福井歴史探訪@織田一族発祥地を訪ねる

妻が実家に帰ったので、1人で福井をぶらぶらしています。

今記事が「福井歴史探訪」ラスト記事になります。

さらば敦賀

宿泊地敦賀から、日本海に沿って少し北上。道の駅を2か所寄りながら、今日の目的地を目指します。

道の駅 河野
道の駅 越前

国道8号から離れ越前海岸を走ります。暑いけど、潮風を感じたいので窓全開。

こういうの どこにでもあるな
海水浴…したい

釣り好きの父は、よくこのあたりまでイカ釣りに来るらしい。遠いところまでご苦労なことで。

道の駅越前を過ぎたあたりで、山の方面に向かって右折、かなり急勾配なワインディングロードを抜けた先に、今回のメイン目的地はありました。

▷旅の目的地は「越前町 織田」


Ota

越前町 織田おた地区(旧 丹生郡織田にゅうぐんおた町)。
「おだ」ではなく「おた」である。

かの戦国武将「織田信長」をはじめとする織田一族のルーツとされている地にやってきました。

昨日は一乗谷朝倉氏遺跡にいましたが、どちらかというと今回の旅行のメイン目的地はこっち。

「光る君へ」関連ではないです…すみません。

▷越前国二ノ宮 つるぎ神社


国幣小社 劔神社
結構でかめに書いてあるのね

織田信長は言わずと知れた歴史上の超有名人。出生地は尾張国(現愛知県)ですが、織田信長の祖先が元々いたのは、ここ福井県の片田舎の小さな村だったと言います。

謎顔ハメパネル
デザイン家康寄りじゃ?

越前国守護・斯波氏の家臣であった織田氏(当時は藤原氏?)。斯波氏が越前国と尾張国の守護を兼任するにあたって尾張に移り住み、故郷の地名である「織田」を名乗ったのが、尾張織田氏の祖。信長よりも何代も前の話ですね。

その後、尾張織田氏の主家や他家を討ち滅ぼし、尾張国の支配を固めたのが、支流でしかなかった尾張弾正忠家の織田信秀と、その息子信長。

拝殿

その織田信長が氏神として信仰したのが、こちらの劔神社です。

かっこいい馬
御由緒

今回私が、どうしてもここに来たかったのは、戦国ファンで織田信長好きだから、というわけではなく、趣味で先祖調査をする中で、ここが自分のルーツでもあるのではないかと、思ったから。

私の場合は、支流のそのまた支流で縁遠いですけど、縁通くてもここが父祖の地であろうことは間違いありません。

寄進者は津田家のご子孫

さて、織田木瓜の家紋が並んだ拝殿に向かってお参り。気持ち多めにお賽銭を入れました。

ん?
プレハブの社務所

お参りの後は、こちら劔神社さんの御朱印帳が欲しかったので、社務所を訪ねます。

実は、令和3年のお正月前に火事で社務所が全焼してしまったそうで……

令和10年に御鎮座1800年の節目を迎えられ、社務所を新築されるとのことで、奉賛金を募っておられましたので、少ないですが寄付をさせていただきました。(地元の方々の寄付額からしたら微々たる金額で申し訳ない…)

▷【福井カフェめぐり】ギフト&カフェ 和麗 AERA


昼ごはんは、越前海岸の道の駅で食べてもよかったのですが、せっかくならば織田地区のお店に入ろうと思い我慢していたのでした。

今日は道の駅で買い食いをしていないので、割とハラペコ。さらには炎天下で喉がカラカラ。

神社の森の影に何やら看板

いろいろ街を歩いて店を探そうと思っていたけど、あまりに暑いので、看板が出てる店に適当に入ってみます。

和麗 AERA

お土産屋さん券カフェのような感じ。

越前町は、蕎麦とか豆腐(厚揚げ)が有名らしいけど、メニューになかったのでオムライスに。

オムライスセット

田舎の家庭の味ですね。

食後のコーヒー

アイスコーヒーを頼みたかったけど、ホットで用意しちゃいましたと言われたので、そのままいただく。暑い。

▷織田文化歴史館


立派な建物

劔神社の北側にある博物館にやってきました。

立派な和風の建物なので、建物全体が博物館なのかと思いきや、図書館が入った公民館の一部に展示室があるパターンでした。入館料は100円。

展示室内は撮影禁止。展示の目玉は劔神社所蔵の国宝の梵鐘。古文書類は複製が多め。

なぞ自販機
コーラ買いました
さっきもあったイラスト

▷織田の街をあるく


冷房がきいた資料館から出たくない〜けど、せっかくなら町探検もしたいので、日傘をさしコーラ片手に歩くことにします。

おそらくメインストリート
カフェでもらった

カフェのレジ横にあったものを貰いました。
ガイドブックになる予定のページらしい。

暑過ぎて足を突っ込みたくなる

商店街?があるのでこちらがメインストリート?
観光マップを見ると「駅前通り」とあります。
昔は駅があったのでしょうか?

織田郵便局
織田川

後で調べてみると、福井鉄道鯖浦せいほ線が、鯖江から織田まで通っていたようです。1973年に廃線。

鯖織線ではないのは、当初は越前海岸の四ヶ浦まで鉄道を敷設する構想があったかららしい。急峻すぎて辞めたんでしょうか。

織田バスターミナル

織田駅があった場所は、バスターミナルに。
バスターミナルも元々は観光物産館だったらしいですけど、物産展時は潰れたらしいです。さ、さびれてる…

信長像

岐阜駅前の金ピカのインパクトが強すぎるんですね。ここのは少し地味ですけど、長崎の平和記念像と同じ作者のものだとか。

▷妻を迎えに米原へ


さらば織田

14時頃、織田の街を後にしました。劔神社の社務所が再建された頃にまた来たいです。

さて、広島から帰ってくる妻を新幹線駅でピックアップしなければならないのですが、18時ごろに岐阜羽島駅に到着するとのこと。

別に岐阜羽島じゃなくて米原でいいじゃん。ということで米原で合流することに。時間がまだ山ほどあるので、道の駅に寄りつつ、どこかで温泉に入って時間を潰します。

道の駅 パークイン丹生ヶ丘
道の駅 西山公園

鯖江ICから高速に乗ります。

道の駅 えちぜん山海里

高速SA直結の新しい道の駅。実は昨日も寄ったけど、お土産を買うためにまた立ち寄りました。

木之元で高速を降りて「北近江の湯」というスーパー銭湯へ。料金は時間制。

風呂上がりのコーヒー牛乳

風呂上がりに、ロビーでダラゴロしたかったけど、なんか館内空調が壊れてるとかで暑かったのと、他の客がうるさかったので、コーヒー牛乳を飲み干しすぐ帰ることに。時間料金返して…

道が混んでいて米原駅に着くのが、ちょい遅れたけど無事、カープグッズを抱えた奥様を回収。
(新井パペットは何に使うんだ…)

腹が減ったそうなので、養老SAで夕食。昨日ソースカツ丼食べたんだけどな。カツカレー食べたいそうなので、釣られて自分もカツカレーのボタンを押してしまった。

養老SAのカツカレー

19時過ぎに自宅に到着。
2人して明日から仕事なことに嘆きながら眠りについたのでした。

【ぼっち旅行記】福井歴史探訪 おわり

▷おまけ


自己主張激しめ

劔神社の御朱印帳はこんな感じ。
この御朱印帳の御朱印は織田氏ゆかりの寺社限定にしようかと思います。

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