noteはサードプレイスの入口なんじゃないか、とガチ考察してみた。
これは「私の場合は」のお話。
昨日の私の記事でサードプレイス(第三の場所)を作った方がいいということを書いたのだが、書きながら「あれ?」という考えがぷこぷこ浮いてきた。
(…え、待って)
「…noteってサードプレイスじゃね?」
【関連】昨日書いた記事は、コチラだ!
ということで今日は「noteサードプレイス論」について書いてみようと思う。
ゆっくりと焦らず読んでほしい。
まずはこの頭の中を追体験するために、
そもそもサードプレイス(第3の居場所)とは何なのか、その大枠をつかんでみよう。
【サードプレイス?】困ったときのWikipedia
第3の場所について、まずみなさんと共有しておきたいイメージはスターバックスである。
みんな大好きスターバックスは、
サードプレイスの代表格なのだ。
このイメージを共有した上で、じゃあ、どんな場所がサードプレイスと言えるのか? という定義を見てみる。
調べてみるとサードプレイスの提唱者である
米国の社会学者オルデンバーグさんは、ご丁寧にもサードプレイスを8つの項目で定義してくれている。
どんな場所が、自宅・職場・学校以外の、自分のサードプレイス(第三の場所)になるのか?
まずは、オルデンバーグさんの
サードプレイスの定義を見てみたい。
▶︎“サード・プレイス”の8つの特徴
[1]中立領域
[2]平等主義
[3]会話が主たる活動
[4]アクセスしやすさと設備
[5]常連・会員
[6]控えめな態度・姿勢
[7]機嫌がよくなる
[8]第2の家
▶︎noteサードプレイス論
なぜサードプレイスが欲しいのか
やっぱ、noteはサードプレイスに近い。
で、基本的なところに立ち返って思うわけ。
全員が全員ではないが、でも多くの人は、自分のサードプレイスが欲しいのではないか。
で、探してる。自分と同じレベル、もしくは自分を一段引き上げてくれるような場所を探してる。
今の自分よりも数段レベルの上の場所は少し怖い。だから探してる。ちょうどいいサードプレイスを探してる。自分を認めてくれる人がいる場所を探してる。そういう人が増えたとも言える。
いや、
ちがう。増えたわけじゃない。インターネットのおかげで見えるようになったのだ。そういう人も場所も太古からあったはず。テクノロジーの力でそれが可視化されただけだ。
noteは本当のサードプレイスか
さらに言えば、
noteはサードプレイスにはなり得ない。
会話がないからだ。
コメント欄ではたしかに交流が生まれこそするが、これは厳密に言えば会話ではない。ラリーが続かないからだ。これを排したいと思って始めた実験が「勝手にリレーエッセイ」である。
勇敢なヘラジカさんに感謝だ。
が、リレーエッセイすら会話とは言えない。
たしかに交流っぽい気はするし、やってる本人は楽しいのだが、これでも双方向のラリー式の会話は生まれていないからだ。
なら、この時代ならではの
サードプレイスはどこにあるのか。
音声配信にありそうだ。
自分が興味のある人がどんな口調なのか、どんなことを話すのか、どんな考え方をするのか、そのパーソナリティに私たちはとても興味がある。
できることなら、その人たちと話をしてみたい、交流してみたい。で、欲を言えばその様子を誰かに覗かれてみたい。自分の思考と言動を、他者に覗かれてみたい承認欲がある。なぜか。
人間だから。
だからこそ、リレーエッセイ期間中に
stand.fmでメンバーの皆さんと会話をするために、スピンオフ的にライブ配信をスタートした。
参加してくださっている方々、
お忙しい中、どうもありがとうございます。
先日のstand.fmでも話したが、誰だって自分の人生については語れる。誰もが自分の人生の中では自分の専門家で、自分だけが自分の良き理解者だ。
この人生を受け入れてくれる第3の場所を、
きっと心のどこかで探してる。
もちろん「その気持ちになる意味が分からない」という方のご意見も受け入れたい。しかし、少なくとも私は探してる。みんなの考えが聞きたい。
思うに、noteは完全なサードプレイスにはなり得ない。がしかし、サードプレイスの入口にはなれる。
今日、この記事は自分の脳内からひねり出した考えだけど、きっと過去に私よりもはるかに優秀な人が、鼻から宇宙を生み出す勢いで考えてくれている。そういう時代にもうなっている。
一部の言論の専門家の話を聞くのももっともだが、そんな賢い人は少数派なのだ。専門的なことに考えが及ばないが、でも毎日なにかを考えながら生きている人の方が多数派かもしれない。
自分だけのサードプレイス。
だけど、それが誰かにとっても居心地のいい場所になるならうれしい。noteさんとしては、こういうのをメンバーシップでやって欲しがってそうな気はするんだけど、果たしてどうかな。
なんか、いい参考書籍がないか、探してみよう。
いや、違う、答えはもう出てる。
【関連】毎日投稿1発目で同じこと言ってた