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黄色い帽子のおじさんとアンガーマネジメント


黄色い帽子のおじさんをご存知ですか?
おさるのジョージはどうでしょうか?

ジョージの顔を見ればあ、このおさるのことか!
とピンとくる人も多い気がします。
ちなみに↓

おさるのジョージとは?

ジョージは、アメリカの絵本作家レイ夫妻によって1941年に刊行された絵本「Curious George」に登場するキャラクターとして生み出されました。

日本ではその絵本が「ひとまねこざる」シリーズとして1954年に出版されて以来、身の周りのあらゆることに対し好奇心をもち、愛らしい騒動や冒険を巻き起こすジョージは、多くの人々に愛されてきました。

2008年にNHK EテレでTVアニメーションシリーズがスタートし、アニメ版のジョージもさらに多くの子どもたちから支持を得るようになります。

https://cocreco.kodansha.co.jp/genki/news/genki-news/ZxmGU

日本のこどもたちにも人気があり、洋服やおもちゃなど色々な商品も目にします。

さて今回は、おさるのジョージと生活を共にする、黄色い帽子のおじさんの魅力ついて語りたいと思います。ちなみに子育てSNS界隈でも話題になっているようで、「黄おじ」の愛称で親しまれている模様。笑


その魅力はなんといっても

⚪︎怒らない
⚪︎否定しない
⚪︎事情を聞いて一緒に考える

であると思います。

好奇心旺盛かつおっちょこちょいなジョージが色々やらかしても、一貫して決して否定しない姿勢なのです。


例えば、ドーナツ事件。

おじさんから「0」という数字について教えてもらったジョージ。おつかいで頼まれた1ダースのドーナツを買う時、出来心で注文用紙にたくさんの「0」を書きこんでしまいます。そして用意されたのは100ダース(1200個)のドーナツ。
家に帰ってとんでもない量のドーナツを見たあなたなら何と声をかけますか?

私なら「ええーーーーー!!!何よこのドーナツ!!!もうどうするのよーーーーー!?」
ですかね。笑


黄色い帽子のおじさんは一味違います。
流石に戸惑いながらも第一声は

「なぜだジョージ?」

と問いかけます。決して頭ごなしに怒りはせず、本人から理由を聞き出そうとします。
そして、ジョージが0をふたつ付け足したことを説明すると、

「はー、ならお前ちゃんと勉強してたわけだ。」

とジョージが0の意味を理解していたことに注目して、認めてあげるのです。神対応。
そして、その後流石に食べきれない量のドーナツをどうするのかをきちんとジョージに考えさせます。(ちなみに大量のドーナツは街中の消防士さんに食べてもらっていました。)

子育てをし始めてから自分のキレやすさに驚き、反省し、アンガーマネジメントの本も読み漁った私には神様のように見える対応です。


ジョージはその後もそれはもう数々のやらかしをするのですが(笑)そこから色々なことを学んでいきます。
きっと、おじさんの怒らず本人を認めるという姿勢が、失敗を恐れず何でもやってみるという力につながっているのでしょう。


子どもにとっても、この挑戦する力は何より大切ですよね。
自分なりに考えてやったことを認めてもらえるというのは、きっと自己肯定感につながっていくはずです。


もうーーーーー!

が第一声に出てしまいがちな私ですが、いつも黄おじを心に住まわせておきたい所存です。


ちなみに、実際にアンガーマネジメントの本をいろいろ読んでみた私ですが、、、

アンガーマネジメント入門   安藤俊介

は非常にわかりやすかったです。

具体的な方法を一つ紹介すると
6秒待つ
怒りが生まれてから6秒あれば理性が働くと考えられています。そのため、怒りの感情を認識したら6秒数えることを習慣にしましょう。6秒間をやり過ごす方法として、頭の中で100から3ずつ引き算する、といったことも有効です。

↑これは私も一時期実際に使っていた方法です。

アンガーマネジメントについてはこれからも学んで実践して身につけていきたいと思います。
とっておきの方法があればぜひご教示ください✨

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