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患者が見た患者 — 心療内科の世界 —(続けられる通院方法)

自分の事ですが通院歴が長く

数えたらすでに200回を越えていました。

(私の通院方法)
予約はいつも週末金曜日、時間は夕方と決めています。3-4週に一度で金曜日を選択します。夕方を好んで選択するのは気分の変動も比較的落ち着いている事と仕事に出かける時にははあえて午後診察の一番を指定して、早めに帰宅しお得感があるようにすることですが混んでない事も理由です。
納得のいく予定で入れると通院も続きやすい1つのポイントかと思います。

これまで、通院途中で、病状の経過の見通しが立たずない事に途方に暮れた事も何度もあります。当時、色々試みて探っても、2歩進んで3歩下がるような日々が続きました。今も毎日が様子見し、多少なりとも怯えながら生活を続けています。

現在は、忘れる事なく通院出来ていますが、なんとかかんとか病院の先生やスタッフさんに支えられ今まで通院が続いています。通院初期から数年は体調が毎日山の天気のように変わる気持ちと体調の中で、は最初は遠方へ旅に出るかの如く一大イベントでした。

当初下記のような状態に相当悩まされました。
自分ではとても苦労した1つの事です。

①予定を覚えていないと行けない。書いたけどどこに書いたか忘れる。書いたメモがあっても字が乱筆でよく読めない。念の為スマホのカレンダーに入れた週がズレてる。

②時間に遅れないよう準備が出来るよう、気持ちを持っていかないと行けない。前日、寝るまで、寝られるまで気持ちが大丈夫かそればかり心配。

③準備するには身だしなみを最低限整えていかないといけない。着替えも前日からセットするけどそのセットに相当時間がかかる。当日朝起きれなくてどよんとして気づいたら時間だけ過ぎていく。

④病院に行くのにすら気が重すぎる。タクシーを呼ぶのに電話する、待つ、乗る、行き先を言う、到着したら支払って降りる。帰りも同じ内容をするのが考えただけで大変。

当時、「人とはいかに1つの事を行うにしても複雑に複数のことを考えて、実行をしていている偉大なものなんだろう。と。」


うつ病になるとそういった健康な時には思いもしない、行動や思考の分解が頭に浮かび、目に見えるように分かります。