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漬け込みフルーツを作ってみる
シュトーレンを焼きたい。
そう思ったのが12月に入ってからだった。
本場ドイツでは半年前にはフルーツを漬け込み、クリスマスの用意を始めるらしいけど
6月の時点で今年の冬、シュトーレンを焼きたいかどうかなんて分かんないわよ。
気分なんて30分単位で変わるし明日自分が何したいかも分からないのにさ。
と、いうわけで1週間~5日ぐらいのにわか漬け込みフルーツを作りました。
材料を揃える
材料は個人的に絶大な信頼を置いている無印良品、ライフ、大阪梅田はヨドバシカメラのお酒コーナーで揃えました。
スパイス類は近所のスパイス料理屋にシュトーレンの完成品を渡す条件で分けてもらいました。
大航海時代かよ。
いざ仕込み
まず保存容器を消毒。
ドライフルーツミックスを湯通ししてコーティングの油脂を洗い流す。
フルーツをザルにあげて水気を切っている間にしょうがとオレンジピールを切る。1cm角ぐらい。
保存ビンにすっかり水気を切ったドライフルーツとしょうが、お茶パックに詰めたスパイスを入れて上からお酒を注ぐ。
蓋をしたら冷蔵庫で5日~1週間ほど漬けたら完成。その間、1日1回混ぜる。
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漬かりました
今回はラム酒とブランデーで半量ずつ漬けてみました。
どうもシュトーレンはラムの漬け込みフルーツを使うのが一般的らしくて
理由は無色透明のホワイトラムの方がフルーツの色が綺麗に出るから、
らしい。
私はシナモンやらクローブやら茶色いスパイスも漬け込んだので両者に色の違いは無く。
個人的にブランデーの方が、シュトーレンを作った時に全体の味がまとまる感じがして好きでした。シュトーレンを焼いた話はまた別の日に書きます。
そしてこのフルーツとスパイスに生姜が浸かったお酒がたまらなくて。
熱々のリプトンのアップルティーで割って飲むともう、あかんうまさでした。
DEAN &DELUCAとかで売ってる冬のドリンク、アップルサイダーの味。
こんな美味しい飲み物があるんかと個人的に大感動したドリンクが飲めるなんて願ってもなかったよ。
このドリンクをまた飲みたくて、そして飲んでほしくて
ブランデーをたっぷり買い、例のスパイス料理屋に交渉をして
再びスパイスを手に入れました。
漬け込みフルーツ2発目、年内に漬けられたらいいな。
材料
ドライフルーツミックス・・・150g
ドライオレンジ(オレンジピールでも)・・・60g
生姜・・・50g
ラムかブランデー・・・200ml
八角・・・1個
グリーンカルダモン(ホール)・・・20粒
シナモン(ホール)・・・3本
クローブ・・・10粒
作り方まとめ
準備
・蓋のできる保存容器を消毒する。
(今回はアルコールに漬けるということ、冷蔵保存、どうせ焼くし、手軽に食品用アルコールで拭き上げました。煮沸消毒がより安全かと思います。)清潔なジップロック袋でもOK。
・ドライフルーツミックスは1cm角ほどに刻む。
・生姜は皮ごと細切りに
・カルダモンは少し切れ目を入れるか、包丁で潰す。
・スパイス類はお茶パックに入れておくと後で取り出しやすい。
1 ドライフルーツミックスがオイルコーティングされていればザルにあけ、熱湯をかけてコーティングを落とす。
*原材料に植物油脂の文言があればオイルコーティングされています。
(オイルコーティングが残っていると出来上がりの菓子が酸化しやすいなど
あまり良くないみたいです。)
2 1をキッチンペーパーで押さえて水気をある程度とる。
3 1と生姜を保存瓶に入れてスパイスを加える
4 上からお酒をそっと注ぐ。
5 冷蔵庫で5日〜1週間漬ける。その間1日1回混ぜて全体に酒が馴染むようにする。