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糖尿病の自覚症状について2(自身に起こったこと)

糖尿病の自覚症状について、前回、記事にしました。

実体験を記載した方がわかりやすいかなと思いましたので、自分の体に起こったことをまとめてみます。


のどの渇き

もともとたくさん水分を取りたいタイプだったので、使用しているコップは750mlのマグカップ です。

目覚めたら1杯。(500ml~750ml)
朝食時から出社までに1~2杯。(750ml~1500ml)
出社時に500mlのペットボトル飲料(水かお茶)を1本購入。
夕食時に1杯(500ml~750ml)
寝る前に1杯(500ml~750ml)
大体2.5L〜3Lほどの水分を摂取していました。

普通の人より多いと思いますが、体型的に ほかの人よりもたくさん飲まないと体に水分がいきわたらない と思っていました。

思い返してみれば、500mlのペットボトルを一気に飲み干す ことが多くなりました。
飲まないと満足しない。
飲んでも飲んでも少し時間が経つとまた飲みたくなる のです。
毎日、朝1本、昼に1本購入していた500mlの飲料がその本数では足りなくなり2本→3本→4本と本数が増えていきました。

多尿症

まず、トイレに行く回数が増えました。
会社員時代、座って行う仕事だったので、出社前にトイレに行くと帰宅前まで行かないことも少なくありませんでした。
ですが、今年に入ってから午前中に1回・午後2回は必ず行くようになりました。

また、尿量の増加の例として、
教育入院時の検査の折(尿量の検査)、500mlのプラスティックカップを渡されました。
このカップに1回ずつ尿をいれ、大きな容器に貯め、一日の尿量を計測する検査です。
ですが、一度の尿量が500mlのカップでは足りず、あふれてしまうことがありました。

1回の尿量は検査でもしなければどのくらい出ているかなんて、わからないと思います。
音姫という排尿時に音を消してくれる装置 がありますが、音姫の1回の長さではトイレが終わらず、追加で押して音を鳴らす こともあったように思います。
いつもより排尿が長時間だな と思うことがあったら検査をしてみることをお勧めします。

私は、愚かにも、水分を取っているのだから、「排尿回数が多いのも量が多いのも当たり前」と思っていたので、特に気にしていませんでした。
一度に飲む水の量が多いからたくさん出るんだな と軽く考えていました。

尿からの甘いにおい

尿から甘いにおいがするようになりました。
例えていうなら、睡眠の質を上げる乳酸菌飲料の匂いです。

ちょうど、友達に勧められて、飲み始めたこともあり、きっとそのせいだと思い込んでいました。
ですが、飲むのを止めてもにおいは変わらず感じるようになっていました。

母がよく、糖尿病の人は尿から特有のにおいがする
と言っていたのを思い出し、ドキリとしたことを覚えています。

体のだるさ

いくら寝ても疲れが取れない。
なんだか体が重く感じる。
熱はないけどなんだかだるい。
もともと、会社は繁忙期、深夜残業、休日出勤を行っていたので、休めていないので体がだるいのだ と思っていました。

深夜まで会社にいるので、自炊は全くしておらず、
コンビニ もしくは 〇ーバーイーツ などを利用していた為、人生史上MAXの体重 を記録しており、少し動いただけでも息切れがする 状況。
それでも 太っているからだと のんき に考えていたのでした。

お休みの日はほぼベッドで過ごし、
それでも疲れが取れないのは歳のせいなんだな
老化 と 過労 のせいなのだと思っていました。

体重の減少

普段通りの生活をしているにもかかわらず、
体重がどんどん減っていきます。
今残っている体重の記録は

2023/10/29 146.6kg
2024/01/30 139.4kg
2024/04/06 129.0kg

2023/10/29はそろそろ健康診断に向けてダイエットを開始しなければ と思い、久しぶりに体重計に乗りました。
史上MAX体重になっていました。
お相撲さんレベルの体重です…。
さすがに慌てましたが、運動を始めるでもなく、忙しいから仕方がないと、あまり生活を変えてはいませんでした。

健康診断を行ったのが2024/01/29
この時点で7kg減っていました。
お正月もあり、そんなにダイエットをした記憶もなく、すでに体重減少が始まっていたものと思われます。

健康診断の結果は2月初旬に届き、2月中旬から食事内容を見直ししました。
あすけんアプリを使ってカロリーコントロール
お昼のおにぎりを2個→1個
サラダは必ず食べる
等 本当に少しだけ です。

2か月で10kg体重が減っています。
ダイエットに成功している。
これなら病院に行っても
「健康診断の数値よりもよくなっているはず」
と勝手に喜んでいました。

ですが、「ダイエットが成功した」のではなく糖尿病の症状として体重が減少しただけ だったのです。
むしろもう少し体重落としてから病院に行こうか 
なんて安易に思っていた時期でした。

デリケートゾーンのかゆみ

もともとアトピーもあり、皮膚科で処方してもらった薬や、ベビークリームなどを塗ってしのいでいましたが、これは本当に耐えられない辛さがありました。

太っているので、肌と肌が密着している部分 が ほかのひとより大きい状態です。
例えて言うなら、お風呂に長時間入っていたら、肌がふやける と思います。
それと同じで、肌が重なっているデリケートゾーンは体温で常に温かく、また湿っていて、お肌がふやけている状態です。
ふやけて柔らかくなっているところ を、かく と思いのほか 肌を傷つけてしまい出血 したりします。
出血が収まっても、傷口を守るため か ばい菌を殺すため か 体液が出ている状態 なので、パッドをしていても衣服や椅子を汚す ことがありました。

傷が治りにくい

手湿疹があり、たまに指がかぶれます。

薬を処方していただいていて、薬を塗れば2〜3日程度で治る湿疹 が、1週間ほど薬を塗り続けてもまだジクジクする。
という状態でした。

手にするパッドはなかったので、にじんでくる体液をティッシュで拭いて 薬を塗る→また体液が出る の繰り返しでした。

手湿疹ももう20年ほどお付き合いしている病気 だったので、これが自覚症状だなんて全く思わず、体が薬に慣れてしまったのだな と安易に考えていたのでした。

目のかすみ

物がかすんで見えない という印象はありませんでした。
ですが、夏に作ったばかりの眼鏡 が 冬には見えづらくなったな と感じました。
老眼もあったので、近くを見るめがね と 遠くを見るめがね 二種類作りました。
ですが、どちらも、見えにくいと感じました。

手足のしびれ

右太ももがしびれる ということがよくありました。
何をしたわけでもないのですが、足がしびれている感覚。
マッサージガンを使ってマッサージ してみたり、整体に通ったりしても 一時的に解消される ことはあっても、繰り返し起こる症状でした。
歩けないというのではなく、そこだけ血が通っていないのではないかというような違和感がありました。


2月初旬に健康診断の結果を受け取ってから、
炭酸は特保の0カロリーにする、お茶も特保のお茶にする。
食事内容もサラダをまず食べるように変更する。
等 少しだけ食事に気を遣うようにしていました。

そうしていれば、急になったものだから、
病院に行くまでに数値が下がるだろうと安易に考えてもいました。

ところが、その考えこそ間違いであった と、
かかりつけ医に 即入院 を言い渡されるまで、全く気づいていなかったのでした。


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