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番組評∶古畑任三郎「ゲームの達人」(ゲスト∶草刈正雄)

録画していた古畑任三郎を見る。草刈正雄ゲストのエピソード(シーズン2、第3話)。若いなぁ、まさお。ギラギラしていますよ。まさおは母の好きな俳優だったわけですが、私も映画「復活の日」のまさおを見て好きになった。
三谷幸喜ファンというわけではないが、古畑任三郎と王様のレストランは好きなシリーズ。古畑任三郎はコロンボと同じく、犯人が先にわかってしまっているパターンだけど、どちらの番組を先に知ったかな。犯人が、コロンボや古畑任三郎にどうやって追い詰められていくかをドキドキしながら見るパターン。

殺される作家先生役は藤村俊二、おヒョイさん。好々爺のイメージしかないが、役柄では56歳。50代っていったらまだオジサンでないかい?どう見てもいいおじいさんだよ?ひと昔前のドラマとか映画とか小説とかで毎回驚くのが、50代60代でもう年寄り扱いされてること。まさおはといえばまだ40代。素敵。

ひと昔前といえば、衣装も時代を感じる。まさおのスーツの肩のデカさよ。どちらかと言えば80年代っぽい。あとは出てくるテクノロジー、ワープロ。若い世代は見たことないんじゃないだろうか。さらに「マイホームパパ」というフレーズ。でもまぁ、それらがあっても今現在見ても充分楽しめる。

にしても、まさおの魅了満載です。ダーツに興じていたまさおが、今泉くんの頭にリンゴをのせて、ウィリアム・テルばりにダーツの矢で狙う場面。

まさお「失敗したらごめんね(ニコッ)」

可愛い。まさお可愛い。言われてみたい。
そしてさすがモデル出身。カジュアルにビリヤード台によりかかる姿も様になっている。

セットは屋敷内に限定されているし、主要登場人物も6人、とだいぶクローズドな設定。一時間にきゅっと収めるにはぴったりなんだろうけど、もっと見ていたい。スマートな、古畑任三郎とまさおの応酬を2時間くらい見ていられるとは思うけど、そうしたら三谷幸喜の軽快な会話が生かされてこないんだろうな。

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