extreme幸福論💛

久しぶりに、モチベ系の記事を投稿します！

世の中には３大幸福論が存在する。

今回は、その３つの幸福論に関しての内容をお伝えしたいと思います。

幸福論は、物事の本質をポジティブに捉える思考法です。

その中でも、代表的な世界３大幸福論とされているのが、ヒルティ、アラン、ラッセルの幸福論です。

３人のはそれぞれ、特徴があり読む人や、その時の心情などによって、共感できるポイントが変わると思いますので、ぜひ、自分は誰の考えに共感できるのかという視点で、読み進めて頂けると、ありがたいです。

今回は、そんな３人の幸福論をざっと、ご紹介いたします。

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ヒルティ

カール・ヒルティ

（１８３３年２月２８日 - １９０９年１０月１２日）

スイス生まれ。ドイツのゲッティンゲン大学、ハイデルベルク大学で法律学を学んだ後、弁護士を開業。法律学者、政治家、陸軍法務官、歴史家としても活躍。著作に『眠られぬ夜のために』『書簡集』『読書と演説』『病める魂』などがある。

敬虔なキリスト教徒として、神、人間、生、死、愛、などの主題を用いて、現代の預言者とも評されるほどの思想書を書き残した。また、そのようなテーマに深く踏み込んでいながらも、彼の著作には、非現実的な、空想的要素は含まれないという特徴がある。

ヒルティの幸福論の特徴

ヒルティについて最もよく知られている業績は、『幸福論』、『眠られぬ夜のために』などに代表される宗教的倫理的著作である。

その他、法律家、政治家として著した著作も、すべて一貫したキリスト教信仰の精神に基づいている。ヒルティのキリスト教思想の特徴として、聖書の言葉を大変重んじていることが挙げられる。彼が最も愛読して感化を受けた書物は聖書であった。

彼の著作の中では、聖書の語句を大変頻繁に引用しており、それを通して、キリスト教信仰者としてのあり方や、神への揺るぎない信頼と愛による忍耐を自身の経験を通じて述べている。

ヒルティはキリスト教を信仰しており、そうした立場から幸福を説き、それは運を天に任せることにほかならないという視点で展開されている。

「信念を持つ事」

主な内容：

仕事を遊びととらえることで、幸福になれる。

孤独を愛する事で、人は本当に幸福を得ることが出来る。

万人を愛する事で、自分も幸福になれる。

弱肉強食の自然法則を克服し、世界の論理的秩序を確立することで、人は幸福になれる。

不幸に向き合うことで、幸福になれる。

虚栄や名誉にこだわらなければ、幸福になれる。

誠実でありさえすれば、すべてうまくいく。

苦しい時にこそ人の本質が明らかになる。

挨拶だけでも人の役に立つ。それは人を幸せにする。

実生活に役立つ教養を身に付けることで、幸福に生きていく事が出来る。

人生の階段は、平坦ではないが、だからこそ、幸福を感じることができる。

幸福には２つある。１つは世俗的な幸福、もう１つは神を信じる事で得られる精神的な幸福である。

信仰による幸福は最後の頼みの綱。

病気は不幸ではない。むしろそれは、幸福へのきっかけとなる。

好きなことを見つければ、幸福になれる。

聖書の言葉 ：「 １ 週に ６ 日は働かなければならない」「あなたは額に汗してパンを食べねばならぬ」、この成功の2つの前提を避ける者は、幸福を追求する人の中で最大の愚者だと指摘。

長時間労働の是正、劣悪な職場環境の改善はもちろん必要です。ただ、仕事の向き合い方については、ヒルティの言葉を参考にするとより良いものになるのかもしれない。

他の誰のためでもない、自分の幸福のために。

アラン

アラン（本名：エミール＝オーギュスト・シャルティエ）

（１８６８年３月３日 - １９５１年６月２日）

フランスの哲学者。高等師範学校を卒業後、フランス各地のリセ (高等中学校)で教鞭を執る。ルーアン滞在中に地元新聞に週１回、日々の出来 事についての考察(プロポ)を掲載。著書に『諸芸術の体系』『マルス 裁かれ た戦争』『定義集』『プロポ』などがある。

１９２５年に著された『幸福論 』で名高いが、哲学者や評論家としても活動し、アンリ・ベルクソンやポール・ヴァレリーと並び、合理的ヒューマニズムの思想は２０世紀前半フランスの思想に大きな影響を与えた。

体系化を嫌い、具体的な物を目の前にして語ろうとしたのがアランの手法で、理性主義の立場から芸術、道徳、教育などの様々な問題を論じた。フランス文学者の桑原武夫は「アランの一生は優れた「教師」の一生であったと言えよう」と評している。また、アランの弟子で同国出身の小説家、評論家であるアンドレ・モーロワは１９４９年にアランの伝記や教えをまとめた『アラン（Alain）』の中で、アランを「現代のソクラテス」と評している。

アランの幸福論の特徴

一番重要なことは「幸福になろう！」と思わなければ幸福にはなれないということ。

アランによると、人はみんな幸福になりたいと望んでいるが、たいていの場合、ただ座っているだけで、ボーッと幸福を待っていることが多いそうです。幸福になるには「そのために努力しなければならない」とアランは言います。

アランによると自分の愛する人にできる最善のことは、「自分が幸福になることである」と説いている。自分が幸福になることが第一です！

人がいらだち、不機嫌なのは、長く立ちっぱなしだったりすることが原因で、そんな人にはいすを差し出せばすむことだと言ってる。

「楽観的になること」

主な内容：

自分の価値基準をしっかり持つ。

悲しみは、いつか消える事を忘れてはいけない。

週末を終わりではなく、翌週を楽しみに待つ「週待つ」に変えよう。

いかなる運命も、良いものだと思って受け入れる事で、幸せになれる。

人の評価など気にせずに、大胆に生きた方が、幸福になれる。

現実の世界における幸福は、今を懸命に生きる事でしか得られない。

意志力が強くなければ、何事も成し遂げることはできない。

得たいものを得るには、欲しいという強い思いと、行動、そして正しい目的が必要。

遠くを見ることで思考が解放され、幸福になれる。

過去を忘れる、あるいは失敗して良かったと考えることで、幸福になれる。

決してくじけない楽観主義者になる事で、不安を乗り越え、幸福になることができる。

我々は、喜びを友達に確認する事で、幸福を得ることができる。

褒める事で、人は頑張るので、幸せになれる。

幸福は、自分の力で得られなくてはならない。そのような幸福のみが徳となる。

決して不平をいってはいけない。むしろ幸福は笑顔になる事で得られる。

幸福になると、周囲も幸福になるので、それは義務である。その変わり自分の努力によって、幸福になった人は称えられなければならない。

どんなこと、自分でやる。そこから楽しみを得る。
たとえ仕事を大量に抱えていても、やりたくもない頼まれごとをすることになっても、その瞬間を楽しもうとする姿勢でいること。それがきっと、幸せへの近道になるはず。

ラッセル

バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセル

（１８７２年５月１８日 －１９７０年２月２日）

イギリスの哲学者、論理学者、数学者であり、社会批評家、政治活動家。ラッセル伯爵家の貴族で、イギリスの首相を２度務めた初代ラッセル伯ジョン・ラッセルは祖父にあたる。名付け親は同じくイギリスの哲学者ジョン・スチュアート・ミル。ミルはラッセル誕生の翌年に死去したが、その著作はラッセルの生涯に大きな影響を与えた。生涯に４度結婚し、最後の結婚は８０歳のときであった。１９５０年にノーベル文学賞を受賞している。

現代イギリスを代表する思想家で、２０世紀最高の知性の１人。厳密な数理哲学者、理性の情熱的な提唱者、独断的・情緒的な思想の批判者、活動的な平和主義者として活躍した。著書に『ライプニッツの哲学』『数学原理』 『結婚と道徳』『教育論』などがある。

ラッセルの幸福論の特徴

数学者・論理学者として出発し、哲学者としてヘーゲリアンから経験論者に転向、以後その主張はかなりぶれがあったものの基本的にはモノ的対象を基礎とした現象主義もしくは随伴主義的唯物論をとる。そののち、教育学者・教育者・政治運動家としても活動する。

ラッセル自身、幸福になれた理由三点

①「自分がいちばん望んでいるものが何であるかを発見して、徐々にこれらのものを数多く獲得したこと」。

②「望んでいるもののいくつかを、本質的に獲得不可能なものとして上手に捨ててしまったこと」。

③「自分の欠点に無関心になることを学び」、「だんだん注意を外界の事物に集中するようになった」こと。

「興味を持つ事」

主な内容：

自分自身にとらわれていると幸福になれない。外に目を向けよ。

幸福は良いものだと思わないと、いつまでたっても幸福にはなれない。

競争を止めて、本当に楽しいと思う事を追求すれば、幸せになれる。

刺激によって、幸福を得るには限界がある。だから平凡な生活を送るべき。

思考をコントロールできる人だけが、幸福になれる。

心配事を相対化する事で、疲れが解消し、幸福になれる。

無意識なレベルまで納得していないと、真の意味で幸福にはなれない。

ねたんで、相手に勝とうとしても幸福にはなれない。むしろ負けて褒める事が必要。

人や物に友好的になることで、幸福が増す。

なんでも熱くなることで、はじめて、幸福への扉が開かれる。

愛情を受けることで自信が湧き、幸福になれる。

仕事を楽しむことができれば、幸福になれる。

趣味をたくさん持つことで、人は幸福になれるし、不幸を和らげることができる。

幸福は努力によって得るもの。ダメな時も諦めるのではなく、希望を持てばよい。

外の世界に興味を持ち、また外の世界からも受け入れられることで、はじめて幸福になれる。

ラッセルは、他にも、関心を寄せる対象が多いほど、幸福になるチャンスが多くなること、また安心感を抱いて人生に立ち向かう人は、不安感を抱いて立ち向かう人よりも幸福であることを説いている。

自分の不幸の原因を考え続けている限り、依然として自己中心的で、この悪循環から逃れることはできない。悪循環から逃れたいのであれば、自ずと興味が湧き上がってくるような対象を見つけることだ。これは難しいことだが、あなたが自己に没頭することをやめたならば、本物の客観的な興味が芽生えてくるだろう。すなわち、必要なのは、興味を外へ向けることなのである。

あなたが辛い時、あるいは幸せになりたいと思った時には、自分ではなく周囲にこそ優しさ・思いやりを示してみてください。遠回りのようでいて、それがいつかのあなたの幸せにつながっていく。

以上が世界３大幸福論の主な内容でした。

３賢人の幸福論はそれぞれ

ヒルティは「信念を持つ事」

アランは「楽観的になる事」

ラッセルは「興味を持つ事」

それをまとめると、、、

３大幸福論とは：「生そのものを喜ぶ」

となる。

それぞれの、幸福論は、特徴があるので、自身の今に響く内容をうまく抽出し、人生の指針などにしてもいいのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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