出会い〜縁〜について
こんばんは!ガクです。
ご縁や出会いの機会が歳を取るにつれ少なくなっていませんか?
僕はインドアなので、1年で全く新しい方にお会いする機会は数回程度でした。
それも会社の仕事でお会いする方ばかりでしたので、出会いというよりも
お客様という認識でした。
学生の頃は嫌でも友達の友達と一緒にお酒を飲んだり、サッカーで友達ができたりする機会がありました。
ですが大人になり特に会社員だと1週間で同じ人と顔を合わすことがほとんど。
知らない方からの連絡は大抵クレームの連絡です。
会社員人生ももう5年が経過しようとしているので、新しく出会おうとも思わなくなってきて既存の友達と仲良くしていればいいやと思うようになるし、新しい出会いを求めることがそもそも面倒だと感じるようになっていました。
新しいことを始めたり、新しい人間関係を構築することはエネルギーを使います。
コンフォートゾーンを抜け、初対面の独特の緊張感が漂いお互い伺いながら会話をする。
人によってはこれほど苦痛なことはないでしょう。
ですが同じ環境に居続けると、その環境の当たり前が自分の当たり前となり
他の考え方を受け入れられなくなったり、自分の考え方だけが正しいと思うようになることがあります。
僕もそうなりかけていました。
これは非常にマズイことです。自分の人生が面白くなくなる予兆です。
27歳になり、コーチングを習うようになり色々な新しい出会いがありました。助けて頂く機会も多くなり、今まで関わったことがないような高齢の方とお話する機会も増えました。
たくさんの人が集まる場所も紹介で伺う機会もありました。
そうなると、昔自分が理想としていた生き方をしている方がたくさんいることに気が付きました。
理想としていたというよりは一つの環境に身を置いていたことで忘れてしまっていたのです。
無意識のうちに楽な方に逃げたり、安全な方を選択したり、理想は理想だと半ば諦めるように暗示したりするようになっていたのですね。
もう少し新しい出会いが遅ければ、自分の理想を自分自身で無理だと諦める人間になっていたかもしれないと思うとゾッとします。
この感覚を表現することは難しいですが、強いて言うとすれば千と千尋の神隠しで千尋が湯婆婆に名前を奪われ千になり、ハクにおにぎりを貰い本当の名前を思い出すシーンのような感覚に近いと思います。
人は簡単に少し前のことを忘れます。
それを思い出すきっかけはなかなか現れないものです。
そのきっかけの一つに出会いや縁があると思いました。
今、仕事や子育てに必死で理想なんて思い出す暇もない方はたくさんいることだろうと思います。
今に必死で毎日生きることもままならない方も多くいることでしょう。
そんな時に新しい出会いを求めることは大変難しいことかもしれませんが
一度でいいです。
一度自分の今の環境とは違う環境の方と触れ合う機会を持たれてみて下さい。
違う環境の人にどうやって会えばいいんだ。と思われたあなた。
なんでもいいです。バーや花屋さん、雑貨屋さんなど普段自分では絶対に行かないだろうと思う場所に行ってみて下さい。
場所は問いません。
そこにいる人とお話して下さい。
この世は本当にたくさんの人がいて、不思議なことをお話する方もたくさんいます。
そこで出会う人のお話を聞いてみて下さい。自分とは違うからこの人は違うと思うのではなく、素直に聞いてみて下さい。
価値観を感じて下さい。
いいきっかけになることを願っています。