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身近な応援の力:推し活から学ぶ
日本では、身近な人が新しい挑戦を始めても、それを応援する文化があまり根付いていないように感じます。一方で、スポーツ選手やアーティストなど、自分と直接関係のない人を応援することには熱心です。しかし、友人や知人が新しいことを始めたとき、多くの人は応援をためらいます。
このためらいの背景には、「こんなことやっても、どうせうまくいかないだろう」という悲観的な見方や、「何夢物語を言ってるの?」といった現実離れした目標に対する批判的な意見があります。これらの意見は、失敗を避けて安定を求める風潮に深く根ざしているものだと思います。
このような風潮は、挑戦者にとっては大きな心理的障壁となり得ます。自分の周囲から疑問を持たれることで、彼らの自信やモチベーションに影響を及ぼし、場合によっては夢を諦めてしまうかもしれません。僕たちがもっとオープンマインドになり、他人の挑戦を応援する環境をつくることができれば、より多くの人々が自分の可能性に挑戦し、新しいアイデアやプロジェクトを積極的に推進するようになるはずです。
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僕は、周囲の人々が新しいことに挑戦する際には、彼らに対して前向きな応援を送るようにしています。もちろん僕だって何かに挑戦するときは、他人から応援してもらいたいです。僕たちが「応援する」という単純な行動を通じて、お互いに励まし合うことで社会全体が活力のあるものに変わると思います。
「推し活」という言葉をよく聞きます。これは、特定の人やグループを熱心に応援する活動のことです。人を応援することは、その人にとって非常にプラスのエネルギーをもたらします。スポーツ選手や芸能人のような遠い存在を応援するのも素晴らしいことですが、その一部の力を身近な人の応援にも使いたいと思います。
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