30年以上前の出来事が、今になって理解できた(笑)
僕は野球を観るのが好き。
ピッチャーが投げた球が彼自身にとってはストライクだと思っていても、審判がボールと判定することで、イライラするピッチャーの様子を見ることがある。その時、解説者は「気持ちは分かりますが、腐らないことですね」とか「冷静でいることですね」といった言葉を口にする。
20代のころ、僕は「彼らの言っていることは分かるけど、でもね、ムカッときちゃうんだよね」と思っていた。頭では分かっているつもりでも、心ではなかなか理解できない。そんな感じだった。
しかし、あれから30年経った今、解説者が言っていたことが僕にも理解できるようになった。しっくりくるようになったんだ。
イライラしてしまうと自分に損害を与えることになる。肩に力が入ってしまい、良い球を投げられなくなる。悪い球だと相手の打者に打たれてしまう。イライラしても問題を解決することはできない。だからこそ「冷静さが必要」だ。
自己啓発の勉強を積んだことが影響しているのかもしれないけど、物事の本質を理解することは本当に奥深いことだなと感じた。
少しずつだけど、僕も成長できたのかな?(笑)
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このような格言や言葉は、自分が理解したつもりでも、実はそれは表面的な理解であり、本質的な理解はまだ足りなかったのかもしれない。本質を理解しようと積極的に意識しなければ、なかなか到達できないこともあるのだと感じた。
僕は5年前から真剣に自己啓発の勉強に取り組んできた。20代のころも一度取り組んだことがあったが、なかなかうまくいかずに挫折した。
自己啓発はすぐに身につくものではない。コツコツと取り組んで少しずつ成長していくもの。自分でいうのもなんだけど、僕自身も5年前と比べれば、かなり成長できたと思っている(笑)
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最後に、「冷静さ」について、もう少し書く。
「冷静さ」はあらゆる分野で必要。仕事でイライラしたとき、その状態で決断したり行動したりすると、思わぬミスや誤解が生じる可能性がある。人間関係でもイライラや感情の高ぶりは相手に圧を与えてしまう。日常生活においても、例えば、交通事故やトラブルに遭遇したときに冷静に対応できれば、良い解決策を見つけることができるし、自分の安全を守ることもできる。
「冷静さ」はスポーツの世界だけでなく、様々な場面で重要な要素。
「冷静さ」は大切なパートナー。
「冷静さ」を培いながら、より良い未来を切り拓いていきましょう。