評価されないからといって、あなたの価値が低いわけではない。
要するに、全科目が平均点よりも、何か一つ、100点を取れる科目があれば、社会においては評価されやすいという話なのですが、そのあたりの話をしていこうと思います。
あ、ちなみに、あなたはどちらのタイプですか?
私は後者です。
「好き嫌いがある」ほうが「好き嫌いがない」よりも、評価はされやすいです。
なぜなら、「好き」や「嫌い」は、個性とみなされるからです。
高等学校教育まで、「集団生活」をし「協調性」を重視していた環境から、いきなり尖った個性を求められるのが、現代社会のように感じます。
ねじれ…とまでは言いませんが、教育現場と社会環境では、求められているモノが違います。これってストレスになりそうなレベルだと思うのですが、今の若い方々は、どう感じているのでしょうか?
高等学校でも、すでに「個性の尊重」という名目で、個人の能力の差を容認しているのでしょうか?
だとしたら、他人より秀でた能力が無いと思い込んでいる方にとって、学校は生きづらい環境なのかもしれませんね(;´・ω・)。
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あなたの「個性」はちゃんとある。
学校や会社などでは、優劣のつけやすい「個性」を評価の対象とします。そのほうが成績がつけやすいし、評価基準になるから。
「定量的」と「定性的」という言葉を聞いたことがあると思いますが、「集団の中の個人」を計るモノとして、「定量的」な「個性」にフォーカスします。
「自分は無個性」と思っている方、違います。「定性的」な「個性」の持ち主なのです。
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「人に優しい」という個性があるとします。
これって、数値化できますか?できませんよね。これが「定性的な個性」です。
ただ、人は「定量化」したがるので、例えば、Aさんという方がいるとします。
Aさんは、過去に遭遇してきた人の中で、あなたの対応が、どれくらいの「優しさ」なのかを考えます。
そして、ランキング上位に位置することで、あなたのことを「この人は優しい」と判断します。
…ここ重要です(゚Д゚)ノ。
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新たに、Bさんに登場してもらいましょう。
Aさんは、あなたのことを優しい人だとは思わなかったようです。
ですが、Bさんにとって、あなたは誰よりも優しい人だと思っている…なんてことがあるのです。
自分の「個性」というモノは、案外、自分自身が一番わからなかったりします。
ですから、多くの人が行う「個性を磨く行為」というのは、実はあなたの最も輝いている「個性」とは違うモノに注力してしまっている可能性があります。
そもそも、磨く必要すらないかもしれません。
あなたの好きな人が、ちょっと痩せているくらいの体型が好みなのに、「男らしくなる‼」とか言って、ムキムキマッチョになってしまったら、叶うはずだったかもしれない恋も実らなくなってしまうかもしれません。
…例えが悪かったら、ゴメンナサイm(__)m。
ですが、無い話でもない気がしませんか?
あなたの「価値」は、誰が判断するかと言ったら、あなた以外だったりします。
今の職場で評価されていなくても、違う環境で評価される個性もあるでしょうし、もっと言えば、あなたのコンプレックスが、実は評価されるべき個性や価値だった…なんてこともあるわけです。
闇雲に、一時的に、何かに労力を費やした結果、自己効力感が下がってしまうくらいなら、今のままのあなたで勝負できる環境にシフトしたほうがいいことだって、あると思います。
頑張りすぎちゃう人って、「さらに価値を高めたい」というより「価値ある人になりたい」と思っている人の方が多い気がするのですが、どうなんでしょうか?
…話、ズレてきた(笑)。
評価って、頑張って上げることも大事かもしれませんが、「評価する相手」を変えるだけで、心が救われることもあるんじゃないだろうか?ということを伝えたかったのですが、脱線しました( ̄▽ ̄;)。
んー、最近空回ってる記事が増えてきている気がするので、いったん落ち着こう、私( 一一)。
ということで、今回の投稿は以上です。
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